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構えたら「即打つ」が成功のカギ!明日から実践できるパット上達法

  • 2026.10.10

パットが上手と下手の違いは技術力の差もあるが、結構な割合を占めるのが「脳波」だといわれている。

脳波を計るフォーカスバンドを使用してプロのパット上達にも貢献している佐々木信也氏とその理論を実践・指導している橋本真和コーチは「ショットもそうですが、パットのうまいゴルファーは右脳を活発に働かせています」という。

そこで、右脳を使う方法をレクチャーしよう。

決断するまではしっかりと思考を働かせよう

構えたら「即打つ」が成功のカギ!明日から実践できるパット上達法
1ラインを読む、2ボールに近づく、3フェースをセット、4アドレスが完成、5ストロークをする

佐々木 ゴルフは耳と耳の間のスポーツといわれるほど考える時間が長い。でもボールを打つときまで思考を働かせすぎるのはよくありません。

橋本 こうしなきゃ、ああしようなどと考えたところで体が緊張してしまうだけ。打つ段階になっていろいろな脳指令を出しても、体はそのとおりには動きませんよね。

佐々木 β波がダメということではない。グリーンの傾斜読みやラインの判断などは、思考や分析が伴うから左脳にβ波が働きますし、これがないと注意散漫になりやすい。しかし、そのままストロークに入ってはいけません。

橋本 「よし行くぞ!」と決断を下すまでは左脳をしっかり働かせて、その作業を終えてからすぐにイメージ主体に切り替えることが大事ですよね。フェースをセットし、アドレスへと移る段階で右脳へとスイッチするのがベスト!

佐々木 脳波的にいって右脳にα波が優位な状態をいかにつくり出すかが決め手となる。α波を出そうということではなく、イメージを高めて頭の中をα波で満たしましょうということです。

ラインを読むときはまだ左脳とβ波が働く

グリーンの傾斜を読んだり、ラインはこんな感じかなと思考が働いたりしているうちは左脳とβ波が活動している

構えたらすぐにテークバックを開始

構えてからモジモジしているとさまざまな思考や不安が生じてしまう。イメージが消えないうちに打ち終えることが大切

ラインのイメージは人それぞれ

構えたら「即打つ」が成功のカギ!明日から実践できるパット上達法
仮想カップへのストレートライン(黄色線)、傾斜に沿って曲がるライン(白線)

傾斜を読んでカップに向かって曲がっていくラインをイメージするタイプと、曲がり幅に合わせて仮想カップを想定し、そこを真っすぐ狙うタイプがいる。感覚的にマッチしているやり方を選ぶといい

距離感は手で転がすイメージ

構えたら「即打つ」が成功のカギ!明日から実践できるパット上達法
目で見た感覚に任せて転がす

距離感は目で見た情報から感知するもので、思考に委ねてはいけない。ボールを右手に持ったら、カップを見たまま転がす感覚が有効

構えたら「即打つ」が成功のカギ!明日から実践できるパット上達法
アドレスを作り始める段階からα波への切り替えを習慣づけましょう

いかがでしたか? α波の切り替えに意識しましょう。

指導=佐々木信也
●ささき・しんや/1975年生まれ。東京大学卒業後、コンサルティング、ベンチャー企業経営を経てエンジョイゴルフ&スポーツジャパンを設立。脳、運動学習、メンタルの観点からパッティング解明、研究を行っている。

実演=橋本真和
●はしもと・まさかず/1984年生まれ。エンジョイゴルフ&スポーツジャパンのスタッフ。ゴルフテクノロジーに精通し、CAPTOパッティング解析、弾道解析、3Dコーチとして多くのプロ、アマチュアのサポートをしている。

構成=三代崇
写真=相田克己
協力=千葉カントリークラブ梅郷コース

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