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なんだか胃もたれ、考えすぎ…夏の疲れが出る秋に試したい「お腹ケアオイル」

  • 2026.10.7

なんだか胃もたれ、考えすぎ…夏の疲れが出る秋に試したい「お腹ケアオイル」

季節の変わり目は、体もゆらぎやすいもの。東洋医学では「土用」を、消化器を整え、次の季節に向けて体の土台をつくる時期と考えます。芳香療法家・菊池友来(ゆき)さんの新刊『蒸留ではじめるハーブのある暮らし』(世界文化社)からお届けする第4回は、夏の疲れが出る時期におすすめの、お腹ケアオイル。

秋の【土用】にケアを取り入れる

暦の上で、季節が切り替わる前に訪れる約18日間の期間を「土用」といいます。一年に四回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前に巡ってきます。土用は、季節が切り替わる直前の「調整期間」とされ、昔から体調や環境がゆらぎやすい時期と考えられてきました。

春の土用(立夏の前)4月中旬~5月初旬頃
自律神経のゆらぎ・だるさ・胃腸の不調など、冬から春の疲れが出やすい時期。

夏の土用(立秋の前)7月中旬~8月初旬頃
「土用の丑の日」で有名。暑さによる消耗、食欲低下、睡眠の質の低下に注意。

秋の土用(立冬の前)10月中旬~11月初旬頃
夏の疲れが表面化。乾燥・呼吸器のトラブル・メンタルの落ち込みが起こりやすい。


冬の土用(立春の前)1月中旬~2月初旬頃
冬の冷えがピークに。腎の弱り、巡りの滞りに注意。新しい年を迎える前の内省の時期。

それぞれ約18日間前後。毎年少しずつ日付は変わります。

土用期間は、季節が移り変わるタイミングの気圧や温度の影響を体が重だるく感じたり、むくみや胃もたれ、気分の停滞を感じやすい時期です。東洋医学では、この時期は「消化器」を整えることが大切だとされ、次の季節へ向かう前の“土台づくり”の期間とも考えられています。

土壌が豊かであれば、生物はそのものの生命力に従い、自然に陽へ向かって育っていくように、私たちもまずは内側の土台を整えることが大切なのです。だからこそ、この時期には内臓を温め、巡らせるケアを意識して取り入れてみてください。

消化器を整えるお腹ケアオイル

土用の時期には、まずお腹の様子を見るようにしています。なんとなく食欲が落ちたり、逆に甘いものばかり欲しくなったり。頭もぼんやりして、考えても仕方ないことを延々と考えてしまうこともあります。東洋医学では、土用は消化器をつかさどる「脾(ひ)」を整える大切な時期。

このお腹ケアオイルをブレンドして、夜お風呂上がりに手のひらで少し温め、おへその周りを時計回りにゆっくりマッサージすると、最初は固かったお腹が少しずつやわらかくなっていきます。

セサミオイルは、体を内側から温める力に優れたオイル。そこへ、気持ちを明るくしてくれるスイートオレンジ、お腹をじんわり温めるジンジャー、消化を助け、停滞した巡りを動かしてくれるカルダモンを加えています。

私は昔から、お腹と頭はつながっていると感じています。お腹が固い時は、考え方まで固くなっていることが多いから。頑張る代わりに、今日もお疲れさま、と自分のお腹に触れてみる。そんな小さな習慣で、次の季節を軽やかに迎えることができるはずです。

お腹の巡りケアオイル

[材料]1回分

スイートオレンジ精油 … 2滴
ジンジャー精油 … 1滴
カルダモン精油 … 1滴
セサミオイル(精製) … 10ml

[使い方]

オイルは湯煎して温めても◎。夜のリラックスタイムに行いましょう。胃腸の巡りをサポートし、この時期特有の「考えすぎ」もゆるめるブレンドです。

※この記事は『蒸留ではじめるハーブのある暮らし』菊池友来著(世界文化社刊)の内容を、ウェブ記事用に再構成したものです。

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