1. トップ
  2. エピソード
  3. 夫婦喧嘩の翌日に必ず届く義母の「ごはん食べにおいで」→4回目、夫に聞いてみると

夫婦喧嘩の翌日に必ず届く義母の「ごはん食べにおいで」→4回目、夫に聞いてみると

  • 2026.10.6
ハウコレ

「いちいち報告しなきゃいけないの?」と言い残して寝室へ入った夫。その翌日、同じ誘いを受け取った私は、休憩に入ってすぐ、夫へ短い質問を送りました。

出勤の電車の中で、スマホが短く鳴りました。義母から届いたメッセージは、今回もたった一言だけ。夫と言い合いになった次の日にこの通知が届くのは、数えてみると4回目です。

義母の誘いは、いつも喧嘩の翌日

夫とは結婚して2年。この2か月ほど、小さなことで言い合いになる日が続いていました。

喧嘩の翌日は、自分のためだけに料理をする気になれません。帰りにコンビニのおにぎりを買って済ませるのが、いつもの流れでした。

そんな日に限って、義母からメッセージが届きます。

「ごはん食べにおいで」

夫には「お義母さんに呼ばれたから、ごはん食べてくる」とだけ送り、仕事帰りに電車で2駅の義母の家へ。大根の煮物が湯気を立てる食卓で義母と箸を動かすうちに、前の日のことが少しずつ遠くなっていきました。帰宅すると夫は「おかえり」と言い、翌日にはいつもの会話に戻っていました。

3回目のあと、チャットをさかのぼって

3回目の誘いのあと、義母とのチャットを上へたどってみました。並んでいたのは、同じ「ごはん食べにおいで」が3つ。日付は、どれも夫と言い合いになった翌日でした。

偶然にしては、そろいすぎている。

義母の家から、私たちの様子が見えるわけではありません。それなのに呼ばれるのは決まって、コンビニに寄ろうとしていた日でした。

食卓での義母の様子も気になりました。「あの子も悪気はないのよ」とも「あなたも謝ったら?」とも、一度も口にしていません。話題は、ご近所から野菜をもらった話ばかり。喧嘩のことなど知らない顔に見えました。

「いちいち報告しなきゃいけないの?」の翌日

4回目のきっかけは、夫が相談もなく、友人と週末の予定を決めていたことでした。「先に言ってほしかった」と伝えると、夫は「いちいち報告しなきゃいけないの?」と言い残し、寝室へ入ってしまいました。

こうして届いたのが、4回目の「ごはん食べにおいで」です。

会社の休憩に入ってすぐ、夫にメッセージを送りました。

「お義母さんに、喧嘩したこと話してる?」

既読はすぐについたのに、返信が来たのは30分以上たってからでした。

「喧嘩した日は、母さんに連絡してた」

報告なんてしないと言った人が、母親には毎回伝えていた。「昨日、いちいち報告しなきゃいけないのって言ってたよね」と打ちかけて、全部消しました。代わりに送ったのは「帰ったら聞かせて」だけ。夫からは「わかった。今日は早く帰る」と返ってきました。

義母には「お義母さん、ありがとうございます。今日はふたりで話してみます」と送信。すぐに「うん、またいつでもおいで」と届きました。

そして...

その日、夫はいつもより早く帰ってきました。玄関で靴を脱ぐなり、「昨日は言い過ぎた。ごめん」と頭を下げます。喧嘩のあと、夫がはっきり謝ったのはこれが初めてでした。

「母さんに送ってたのは、真由の悪口じゃないから」

それ以上は話したがらない夫を前に、聞きたいことはむしろ増えました。なぜ毎回、母親に伝えていたのか。義母はそれを知りながら、どうして喧嘩の話を一度もしなかったのか。

その日はコンビニに寄らず、冷蔵庫に残っていた卵と玉ねぎで、ふたり分の親子丼を作りました。

(30代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ