1. トップ
  2. エピソード
  3. 義姉の「暇でしょ?」を断れない私の代わりに、夫がグループチャットへ送った一言

義姉の「暇でしょ?」を断れない私の代わりに、夫がグループチャットへ送った一言

  • 2026.9.28
ハウコレ

洗濯物をたたむ手を止めて、通知の続く画面を確かめました。夫の実家のグループチャットに並んでいたのは、義姉からの子守の頼みです。今月に入って3度目でしたが、私は返信の文を打っては消していました。

いつも「暇でしょ?」で始まる頼み

義姉からのメッセージは、いつも「暇でしょ?あさって、うちの子また頼める?」で始まります。義父母も入っているグループに書くのも毎回のことです。2年前、義実家の集まりで「家で仕事をしているので、困ったときは声をかけてください」と言ったのは私で、義姉はそれを言葉どおりに使ってきました。前の2回は締切を前倒しして引き受けましたが、今回は明日が月次の締切です。「今回は締切が」まで打ったところで、次の通知が重なりました。

「既読ついてるよね?家にいるんだし、いいでしょ」

姪の顔が浮かびます。仕事を理由に断る文面が書けず、送ったのは「大丈夫ですよ」の一言でした。

仕事中の夫の名前が、グループに並んだ

数分して、また通知が鳴りました。差出人は外回りのはずの夫でした。

「姉ちゃん、あいつ暇じゃないよ。仕事中。次は俺に聞いて」

夫が家族のグループで姉に何か言うのを、結婚してから見たことがありません。義姉の返事はすぐでした。

「在宅でしょ?前も平気だったじゃない」

夫が続けます。「前は締切ずらして預かってた。姉ちゃんが知らないだけ」。少し間があって、「わかった。ごめん」と届きました。

「姉ちゃんには別で話しておいた」

帰宅した夫は、玄関で靴を脱ぎながら「姉ちゃんには別で話しておいた」とだけ言いました。私は、姪と過ごす時間を楽しみにしていること、だから余計に断れないことを伝えました。夫は「知ってる。だから俺が言った」と返しました。

翌日、義姉から個人のメッセージが届きました。「この前はごめんなさい。次からは、先に予定を聞きます」。私は今度は消さずに打ちました。「明日は、締切のあとなので本当に大丈夫です。その代わり、次は先に聞いてください」。返事より先に、姪の描いた絵の写真が届きました。

そして...

冷蔵庫の姪の絵の隣に、月次の締切を赤で書き込んだカレンダーを掛けました。自分が先に言えるようになるためです。この間届いた頼みは、「いつなら空いてる?」から始まっていました。

(30代女性・経理)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ