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女性を突き飛ばすゴルフCMが大炎上、CEOら幹部辞任・スポンサーも撤退

  • 2026.9.15

アメリカの人気ゴルフブランド「キャロウェイ」が人気クリエイター集団と制作した共同広告が大炎上し、幹部が辞任する騒動に発展している。トッププロも愛用するゴルフ用品大手が世間の反応を読み違えた広告の内容はどのようなものだったのだろうか。広告は8月20日ごろに公開され、キャロウェイは8月27日(現地時間)にグッド・グッドとの提携解消を発表。9月2日(現地時間)には、グッド・グッドのCEOと社長の辞任も明らかになった。

新CMで女性を突き飛ばし波紋を呼ぶ

キャロウェイと人気YouTubeチャンネルから発展したデジタルメディア企業「グッド・グッド・ゴルフ」が共同制作した新ドライバーの広告動画が発端だった。動画では、グッド・グッドの共同創設者であるギャレット・クラークが自身のバッグにある新ドライバーに手を伸ばした女性を激しく突き飛ばす。仰向けに倒れた女性に対し、「俺の新しいドライバーに触るな」と語るシーンが描かれていた。

米スポーツメディア『ESPN』によると、この場面について「女性に対する暴力を軽視している」「性差別的だ」といった批判が殺到し、動画は大炎上した。事態を重く見たキャロウェイは、動画が不適切だったことを認め、グッド・グッドとの3年間に及ぶパートナーシップを解消。動画が削除されても影響はとどまらず、スポーツ用品店からの商品撤去に加え、共演を予定していたテレビ番組も制作中止に追い込まれた。そして、グッド・グッドはPGAツアーのスポンサーを辞退した。

幹部辞任の裏でキャロウェイへの不満が噴出

画像: 幹部辞任の裏でキャロウェイへの不満が噴出

動画の制作過程についてグッド・グッド側は、この演出はホラー映画「オブセッション」のパロディだったと釈明したが、視聴者にその意図は全く伝わらなかった。キャロウェイは「女性に対する暴力は決して容認できず、娯楽として扱われてはならない」とし、DV防止や被害者支援団体へ100万ドル(約1.5億円)の寄付を行うと発表した。

米メディア『CBS』によると、グッド・グッドのマット・ケンドリックCEOとジョー・フラナリー社長が引責辞任。ケンドリック氏は辞任前にSNSで「キャロウェイは我々に責任を押し付け、メディアを使って切り捨てた」と不満を投稿。一方で、同社の最高財務責任者(CFO)が全社員に宛てたメールの内容によると、動画で突き飛ばす役を演じたクラークについては「今後も社に留まり、素晴らしいコンテンツ制作を続ける」という方針を伝えている。

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