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「本当に辛かった」2部ザンクト・パウリの救世主になった藤田譲瑠チマ、精神的スランプだったと告白

  • 2026.9.14

藤田譲瑠チマ、安藤智哉、原大智の日本人3人が所属するザンクト・パウリは、昨季のブンデスリーガで最下位になり、2部降格となってしまった。

24歳の藤田は卓越したパスセンスを持つMF。20歳の若さで日本代表デビューを果たしたほどの逸材だが、ワールドカップメンバーからは無念の落選となった。

藤田はこの夏の移籍を希望していたものの、実現せず。その影響からザンクト・パウリでも控えに降格してしまったが、12日のヴォルフスブルク戦で先発に復帰すると、終了間際に劇的な決勝ゴールを叩き出した。

そうしたなか、地元紙『MOPO』は、「『本当に辛かった』、ザンクト・パウリの救世主・藤田が明かす精神的なスランプ」という記事を報じていた。

藤田は移籍が実現しなかったことの影響を認めたそう。

「この数週間はつらかった。自分の状況がはっきりしなかった。難しい時期だった。その後に考え方を変えた。

最初の数日はつらかったけど、今は大丈夫。チームメイトや監督が本当に助けてくれた。

自分の状況はもう明確になった。今はこのクラブに集中している」

同紙によれば、藤田は魅力的で具体的なオファーを待ち続けたものの、それは叶わなかったという。

DFのエリック・スミスとアンドレアス・ボルネマンSDは、藤田についてこう語っていた。

「彼がつらかったのはみんなが分かっている。

最近はあまり出番がなかったけれど、彼は信じられないほどのメンタリティの持ち主。彼がこのチームにいることは本当に誇らしいし嬉しい。

彼と話はしたけれど、どう対処するかは本人次第だった。

今日、彼のマインドセットは正しいものだったし、プレーするにふさわしかった。素晴らしいパフォーマンスだったしね。困難な時にどう対処するかの完璧なお手本だ」

「(移籍をめぐる)章はもう終わった。譲瑠はチームにとって重要な一員。実際、譲瑠は勝利をもたらしてくれた。素晴らしい物語だ」

困難な時期を最高の形で乗り越えた藤田は「2部でゲームチェンジャーとなる存在」と期待を寄せられている。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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