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公立施設が無料に! 9月12日は「とっとり県民の日」。鳥取県は一度“消滅”していた

  • 2026.9.12
9月12日は、鳥取県が誕生した日にちなんだ「とっとり県民の日」です。県が一度消滅していたという意外な歴史から、この日ならではのお得な情報まで詳しく紹介します。
9月12日は、鳥取県が誕生した日にちなんだ「とっとり県民の日」です。県が一度消滅していたという意外な歴史から、この日ならではのお得な情報まで詳しく紹介します。

都道府県は昔からずっと同じ形で存在していた。そう思っている人は少なくないかもしれません。ところが実際には、地図から一度消えてしまった県があります。しかも、それほど遠い昔の話ではありません。

All About ニュース編集部が、その日ならではの記念日と楽しみ方を紹介していきます。今回取り上げるのは、9月12日の「とっとり県民の日」。県の歴史にまつわる意外な事実と、この日に合わせて動くお得な企画を紹介します。

※内容は2026年9月時点の公表情報です

9月12日は鳥取県の誕生日。一度消えた県が、5年ぶりに復活した日

「とっとり県民の日」は、鳥取県が現在の形で誕生した日にちなむ記念日です。制定は平成10年(1998年)で、鳥取県が条例によって定めました。

ここで意外なのが、その「誕生」の中身です。鳥取県は明治4年(1871年)の廃藩置県によって成立しましたが、明治9年(1876年)に島根県へ合併され、一度姿を消しています。地図の上から鳥取県という名前がなくなってしまったわけです。

そして明治14年(1881年)9月12日、島根県から分立する形で鳥取県が再び設置されました。これが現在の鳥取県の誕生日とされています。つまり9月12日は、単なる県の成立記念日ではなく、一度消滅した県が復活した日というわけです。

この日を定めた「とっとり県民の日条例」では、9月12日を「県民が、ふるさとについての理解と関心を深めるとともに、ふるさとを愛する心を育て、もって自信と誇りの持てる鳥取県を力を合わせて築き上げることを期する日」としています。県も、この日を鳥取県や地域のことを考えるきっかけにしてほしいと呼びかけています。

なお県では、県民の日に関連して「ふるさと『とっとり』講師派遣事業」も実施。県内の小・中・高等学校や特別支援学校、県・市町村立図書館、公民館を対象に、鳥取県の歴史や郷土の魅力を伝える講師を無料で派遣しています。鳥取県再置運動の歴史紹介にも対応しているとのことです。

公立施設の無料開放も。2026年の「とっとり県民の日」で動くこと

そしてこの記念日には、実際に足を運びたくなる企画が用意されています。

まず注目したいのが、公立施設の無料開放や利用料の割引です。郷土について考えるきっかけづくりとして毎年実施されており、鳥取県公式サイトには「令和8年度 無料開放・利用料割引等を行う施設一覧」がPDFで掲載されています。対象施設や実施内容は施設ごとに異なるため、お出かけ前にこの一覧を確認するのが確実です。

2026年の9月12日は土曜日。家族でまとまった時間を取りやすい曜日にあたるので、例年より足を運びやすい年といえそうです。

さらに、商業施設と連携した企画も動きます。県は「とっとり県民の日」を記念し、鳥取県の食や魅力を再発見するきっかけとなるイベントを、イオンモール鳥取北およびイオンモール日吉津で開催するとしています。

加えて、県内スーパーマーケットの協力店では、9月12日の前後に「とっとり県民の日フェア」を実施。県産物の特設コーナーの設置などを通じて、地元食材による鳥取県の“味力”を発信するという内容です。令和8年度の協力事業者は、イオン、エスマート、サンマート、JA鳥取中央、スーパーマルワ、天満屋ハピーズ郡家店、マックスバリュ、まるごう、丸由百貨店の9社(五十音順)。ただし実施内容は店舗によって異なります。

このほか、県内各地では「とっとり県民の日」関連事業としてさまざまな催しが開催されます。詳細は各主催者への問い合わせが必要ですが、こちらも県公式サイトに令和8年度の一覧が掲載されています。

一度消えた県が復活した日を、無料で施設をめぐりながら過ごす。9月12日は、そんな一日にしてみてはいかがでしょうか。

文:All About ニュース編集部

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