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更年期でニオイも変わる!?【40代・50代女性】体臭を整える方法とは

  • 2026.9.11

香水も柔軟剤も変えていないのに「最近、匂いが変わった」と指摘されると「なんでだろう」「周りの人もそう思っているのかな」と不安になりますよね。汗の匂いは、汗の量や皮脂の分泌、食生活やストレス、睡眠不足など気候や生活の変化によって変化するものです。そのため、年齢を重ねることでも匂いは変化していくものです。しかし一方で、体臭や口臭の変化が糖尿病や腎機能の低下などに伴ってあらわれるケースもあります。前編では、体臭と病気の関係についてお届けしました。本記事では、匂いが気になるときに整えたい生活習慣について、医師の木村先生にアドバイスしていただきます。

 

 

匂いが気になるときに変えたい生活習慣

Photo:O-DAN

体臭が気になると、制汗スプレーや香水でごまかしてしまいがち。しかし、まずは汗や皮脂が残りにくい対策と生活習慣が必要になります。

 

香りで隠すより「汗を残さない」

香水や香りの強い柔軟剤で体臭をごまかそうとすると、汗の匂いと混ざりかえって不快な匂いになる恐れがあります。汗をかいた場合は、制汗スプレーを使うよりも濡れたタオルや汗拭きシートでやさしく拭き取りましょう。可能であれば、下着やインナーを着替えるのもおすすめです。体を洗うときは、ゴシゴシこすりすぎないように注意。からだに必要な皮脂まで落としかねないので、たっぷりの泡で汗がたまりやすい脇や足の指の間などを洗ってくださいね。

 

ダイエット方法を見直す

極端な糖質制限や食事を抜くようなダイエットは、ケトン体による甘い匂いの原因になりかねません。そういったダイエットをしている人は、一度見直してみましょう。

おすすめは、主食を一切食べないのではなく、間食や甘い飲み物を減らすこと。1食の摂取カロリーを減らすのではなく、1日の摂取カロリーをコントロールしてくださいね。

 

体臭だけではなく体調もチェック

匂いが気になった日は、匂いの特徴だけではなく食事内容や睡眠時間、汗の量やストレス、生理周期、動悸や疲れなども記録しましょう。自分でも気付いていない、体調と体臭の相関関係が見つかるかもしれません。

また、医療機関に相談するときも記録をもとに「このような生活習慣のときに匂いが強くなる気がする」と伝えられますよ。

 

 

匂い+汗やほてりも気になる人へ

Photo:O-DAN

検査を受けても大きな異常がなく、体臭以外にもほてりや生理周期の変化、不眠やイライラなどがみられる場合、更年期に伴う心身の変化が体臭に影響している可能性があります。こまめな着替えや睡眠時間の確保は大切ですが、忙しい毎日だと続けるのは難しいですよね。そのような人は、生活習慣の見直しだけではなく内側から整える漢方薬によるサポートもおすすめです。

 

<おすすめの漢方薬>

  1. 加味逍遙散(かみしょうようさん)
    エネルギーや栄養の循環をよくして、ほてり、冷えのぼせを改善する漢方薬です。疲れやすく、精神不安や不眠、イライラなどの精神神経症状のある人におすすめです。
  2. 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
    血行を改善して熱の偏りをなくし、下半身の冷えや冷えのぼせを改善します。月経不順や月経痛、頭重が気になる方におすすめです。

漢方薬は「汗やほてりが気になる」「生理周期がズレやすい」のような同じ悩みでも、胃腸の強さなどの体質によって適した処方が異なります。自己判断で選ぶのではなく、医師や薬剤師に相談しましょう。

 

 

匂いは体調のバロメーター!からだの変化を確認しよう

Photo:O-DAN

体臭の変化は、汗や皮脂の量の変化、睡眠やストレスの状態、更年期症状、病気などのさまざまな原因で引き起こされます。周りに指摘されたときは「からだの調子を見直すチャンス」と考えて、生活習慣の見直しや医療機関に相談をしてくださいね。

 

 

<この記事の監修者>

医師
木村 眞樹子(きむらまきこ)

都内大学病院、KDDIビルクリニックで循環器内科および内科に在勤。総合内科専門医・循環器内科専門医・日本睡眠学会専門医。産業医として企業の健康経営にも携わる。

自身の妊娠・出産、産業医の経験を経て、予防医学・未病の重要さと東洋医学に着目し、臨床の場でも西洋薬のメリットを生かしながら漢方の処方を行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行う。

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