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美容医療ではなくスキンケアで叶う【たるみケア】最新美容液で深層にある筋肉へアプローチ

  • 2026.9.10

美容ライター

楢﨑裕美さん

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深層にある筋肉の攻略がカギ。たるみケア、新時代が幕開け!

肌だけでは、たるみは改善できない。角層、表皮、真皮の老化に加えて、脂肪の変化、筋肉の衰え、骨の萎縮などが影響し合って、顔のフォルムが変わっていく。そのため、美容医療ではすでに脂肪層やその下の筋膜にまで働きかけており、さらにEMFACEなど、もっと深層の表情筋へアプローチする次世代の“切らないリフト”施術も登場。一方コスメでは、筋肉への直接的な働きかけは限界があるのが現実。だからこそ、美容医療とは異なる独自のルートで、筋肉へのアプローチ法を開発。今期、豊作なたるみケアの中でも注目だ!

MRIを用いた研究で資生堂が新たに導き出したのは、表情筋のひとつ、大頬骨筋の衰えがたるみの悪化につながるという事実。そこで着目したのが、表情筋に栄養を供給するライフライン、深部血管の血流だ。この血流も、例外なく加齢の影響を受け、低下し、表情筋の衰えを加速させる。しかも、深部にあるが故に、肌表面近くに存在する毛細血管と違い、炭酸などで働きかけるのが難しく、マッサージでも届きにくい。そこで資生堂は、交感神経のコンディションを整えて血流を改善し、表情筋の強化をサポート。さらに表情筋と真皮を繋ぎ止めているコラーゲン構造がゆるんでもたるむことから、新たなコラーゲンケアも盛り込んでいる。

ポーラのターゲットは、目の下の皮膚がたるんで前にせり出した目袋だ。美容医療では“切る”という選択肢が一番手に挙がるだけに、スキンケアでどうにかしたいというニーズも多い。そこでポーラが着目したのが、眼輪筋の筋肉が分泌する因子、イリシン。脂肪燃焼を促進する効果があるため、目袋の中身である眼窩脂肪の縮小が期待できる。さらに、皮下組織にあり、奥からグイッと肌を持ち上げて支える繊維構造(RC)が、加齢とともに密度が低下し、細くなり、下向きになるのを確認。イリシンは、このRCも強化するため、分泌量を増やす成分を見出し、塗るだけで目袋ケアを叶える。

デジテルデバイス全盛でストレスも盛りだくさんな今、30代でもたるみリスクは十分あり。それだけに、全顔対策には筋トレバックアップ系の資生堂、目袋には筋肉からの恩恵シェア系のポーラというのは、現時点でベストな布陣のひとつであるのは間違いない。

【左】バイタルパーフェクション インテンシブ S ディファイン セラム 【右】B.A アイゾーンクリーム
【左】バイタルパーフェクション インテンシブ S ディファイン セラム

〈医薬部外品〉 40ml ¥24750(編集部調べ)/SHISEIDO

資生堂独自のD-アミノ酸GLや紅花REDなどによる複合成分を開発し、化粧品の限界に挑んだ一本。リッチな感触で深くまで浸透し、オリジナルメソッドと合わせることで表情筋をケア。

【右】B.A アイゾーンクリーム

26g ¥19800(10/1発売)/ポーラ

眼輪筋や眼窩脂肪へのアプローチに加えて目袋に着目した処方を搭載。塗ったそばからピンとしたハリをもたらし、使い続けることで目元全体を数年前のフォルムへ。

撮影/藤本康介

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