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次女家族との食事会に喜びつつ、長女との落差を憂慮する【お父さんの娘は私だけ】

  • 2026.9.9

最期の時が近づいた夫幹久さんの病室で「お父さんの娘は私だけ、だから遺産だって私とお母さんだけのもの」とこれまで抱えていた不満を口にし始めた亜美さん。弱り切った幹久さんの前で言い争う娘たちを見た純子さんは、まだ2人が仲の良かった幼い頃を思い返します。菜美さんは、駆け落ち同然で家を飛び出した純子さんの姉の娘。母親を亡くしてひとり残された菜美さんを、純子さんと幹久さんは引き取り、亜美さんと分け隔てなく愛情を注いで育てました。その甲斐もあり、菜美さんが本当の家族になるまでに時間はかかりませんでした。その後、勉強が苦手な亜美さんは併願校の女子高へ進学します。菜美さんは進学校を経て有名大学へ進学し、卒業後は誰もが知る大手企業に就職。近所でも噂されるほど華々しい道を歩んでいきました。その一方で亜美さんは地元企業に就職。仕事に励みながらも菜美さんと自分を比べ、モヤモヤした気持ちを抱えていました。そんな亜美さんも、輝明さんと出会ったことで、少しずつ前向きに変わっていきます。数年後、亜美さんと輝明さんの結婚が決まりました。結婚式当日、幸せそうな亜美さんを見て純子さんは思わず涙をこぼします。結婚後、純子さん達は亜美さん達の新居へ招かれました。新居の豪邸っぷりに驚くと亜美さんが「輝明が好きに建てていいって」と嬉しそうに教えてくれます。その後の食事の席でも、亜美さん達は仲が良さそうに、ハワイへ社員旅行に行くことを教えてくれます。輝明さんとの結婚が亜美さんに自信をもたらしてくれたようでした。菜美さんも職場で出会った直人さんと結婚し、それぞれ幸せな家庭をつくっていましたが、そのうち輝明さんの会社の経営が厳しくなっていきます。孫の習い事代の援助をする純子さんに礼を言いつつ、亜美さんは「菜美は頭がいいからこんな風にはならない」と皮肉げに笑いました。

次女夫婦に負い目を感じて避けているのかも

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数年後、菜美も職場で出会った直人さんと結婚。姉妹はそれぞれ、幸せな家庭をつくっていましたが、次第に輝明さんの会社の経営が厳しくなっていきます。孫のレンの習い事代を援助している私に、亜美が青い顔でお礼を言いつつ「菜美は頭がいいからこんな風にはならない」と皮肉げに笑います。そんな亜美に、孫がのびのびサッカーできる環境のことだけ考えなさい、と諭しました。

今日は菜美と直人さんが、日頃の感謝を込めてセッティングしてくれた食事会の日です。「ママ、いつもありがとう」と言う菜美に続いて、孫のヒナが「ばぁば、はい」とカーネーションの花束を差し出します。私は嬉しい気持ちいっぱいで「ありがとう」と花束を受け取りました。

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幹久さんが「こんな素敵なレストランに招待してもらっちゃって・・・」と恐縮すると、直人さんが「いえいえ、お二人にはいつも本当に感謝しています」と穏やかに言います。菜美も笑顔で「パパ、ママ。いつもありがとう」と言ってくれました。

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「こちらこそ、素敵な娘に育ってくれて、可愛い孫娘にも会わせてくれて、感謝しかないよ」と言う幹久さんに私も頷きます。菜美は「今日はお姉ちゃんたちも誘ったんだけど、レン君の試合があるみたいで断られちゃったんだよね」と少し残念そうに言いました。

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私は「・・・レンは、本当にサッカーが好きだものね。また、お正月にでもうちに集まりましょう」と言います。亜美は、こういう集まりにだんだん顔を出さなくなっていました。うちには来るのですが、菜美と顔を合わせる機会を、少し避けているようにも感じました。

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自身も夫も、有名な企業に勤める菜美。一方、経営が厳しくなってしまった輝明さんの会社・・・。亜美にだけは私が少し援助をしているため、負い目を持っているのかもしれません。

素適なレストランで食事会をセッティングしてくれる菜美さんと、会社の経営が厳しく実家から援助も受けている亜美さんでは、負い目に感じてしまうのも、仕方ないのかもしれません。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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