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輝かしい道を進む妹に劣等感を抱いていた姉。恋人との出会いで笑顔を取り戻す【お父さんの娘は私だけ】

  • 2026.9.5

最期の時が近づいた夫幹久さんの病室で「お父さんの娘は私だけ、だから遺産だって私とお母さんだけのもの」とこれまで抱えていた不満を口にし始めた亜美さん。それを聞いた菜美さんは「私は遺産なんていらない」と言いますが、亜美さんはそれが気に入らなかったようで「あんたはいつもいい子ぶる」と怒りをあらわにしました。弱り切った幹久さんの前で言い争う娘たちを見た純子さんは、まだ2人が仲の良かった幼い頃を思い返します。菜美さんは、駆け落ち同然で家を飛び出した純子さんの姉の娘でした。母親を亡くし、ひとり残された菜美さんを、純子さんと幹久さんは引き取ることに。そして亜美さんと分け隔てなく、本当の娘と同じように愛情を注いで育てたのでした。それから月日は流れ、2人は小学生に。いじめっ子から菜美さんを守ってくれたり、学校行事では先頭に立って活躍したりする亜美さんは、引っ込み思案な菜美さんにとっていつしか憧れのお姉ちゃんになっていきました。やがて2人は中学生になり、あっという間に高校受験の時期に。勉強が苦手な亜美さんは併願校の女子高へ進学。一方、菜美さんは進学校への入学を果たします。それから3年後、進学校に通った菜美さんは有名大学へ進学し、卒業後は誰もが知る大手企業に就職。近所でも噂されるほど、華々しい道を歩んでいきました。一方の亜美さんは地元企業に就職。毎日仕事を頑張っているものの、何かにつけて菜美さんと自分を比べてしまい、心の中にはモヤモヤした気持ちが募っていくのでした。

姉に春がやってきた

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地元のトップ校から有名大学、そして誰もが知る大手企業と、華々しい道を歩んだ菜美。そんな妹を自慢に思いながらも、姉の亜美はやりきれない思いを抱えているようでした。私は亜美を優しく抱きしめると「あなたはいいお姉ちゃんで、私たちの自慢の娘よ」と伝えました。

それから数年後のこと、亜美にも春がやってきたようです。「行ってきます!今日は遅くなるね」笑顔でそう話す亜美を、私も笑顔で見送ります。きっと、今日は輝明さんとデートね。

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笑顔で家を出ていく亜美を見て「亜美ちゃん最近キレイになったし、生き生きしてるよね」と嬉しそうにする菜美。私はそんな菜美に「そうね、いい恋をしているみたいね」と返します。

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誰もが知る有名企業に就職した菜美と、地元企業に就職した自分とを比較して、少し気にしていた時期もあった亜美。だけど、会社の先輩である輝明さんとお付き合いを始めてから、前よりも表情が明るくなった気がします。

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「輝明さん・・・跡取り息子なんだよね?亜美ちゃん社長夫人になるのかな?」菜美は、亜美と輝明さんが結婚することをすっかり前提にして、花を飛ばしながら嬉しそうに言います。でも、本当にそうなったら亜美はきっと幸せね。私もまんざらでもない気持ちで「まだ、そんな先のことは分からないわよ」と言いました。

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しかし、ただひとり幹久さんだけは「そうだぞ、嫁になんてまだ、そんな・・・」と納得のいかない顔をしています。「いいな、私も素敵な恋がしたい!」菜美がそう追い打ちをかけると「な、菜美まで!」と慌てた表情を浮かべました。

エリート街道を歩む菜美さんと自分を比べ、少し卑屈になっていた亜美さん。ですが、会社の先輩である輝明さんと出会い、これまで抱えていたモヤモヤはどこかへ飛んでいったようですね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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