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「生活費は自分の貯金から出せよ」妊娠中の妻に言い放った夫、通帳を閉じた妻の問い返しに黙り込んだ

  • 2026.9.25
「生活費は自分の貯金から出せよ」妊娠中の妻に言い放った夫、通帳を閉じた妻の問い返しに黙り込んだ

減っていくのは、私の貯金でした

二人目の妊娠中、私は減っていく貯金を確かめます。

二人目を妊娠していた頃のことです。私は産休を取れず、仕事を辞めました。それからは夫の収入だけで足りない生活費を、独身時代からの貯金で補っていました。

通帳を開くたびに、残高が減っていきます。食材や日用品など、暮らしに必要なものを買った結果でした。好きなものを買うために使っているわけではありません。

貯金がなくなりそうだと話すと、夫は突き放します。

これ以上、一人で抱えていても解決しません。上の子が寝た後、私は食卓に通帳と支払い明細を並べ、夫に、もう貯金がなくなりそうだと伝えました。

夫は残高へちらりと目を落としました。ところが、何にいくら必要なのかを聞くでもなく、私の顔を見て言ったのです。

「生活費は自分の貯金から出せよ」

仕事を辞めたんだから当たり前だろ、と夫は続けました。まるで、私が自分だけの都合で休み、自分だけの生活費を頼んでいるような言い方でした。

私は通帳を閉じて、夫へ問い返す言葉を選びます。

私は通帳の端を握り、言葉を選びました。働いていないことは事実です。でも、仕事を辞めることになった事情も、今、お腹にいる子のことも、夫は知っていました。

私の貯金から払っているのは、家族の暮らしに必要なお金です。なくなったら困るのは私だけではありません。夫に伝えたかったのは、その前に二人で考えたい、ということでした。

私はいったん通帳を閉じて、夫を見ました。

家族の暮らしを、二人で考える

私の問いかけを聞いた夫は、返す言葉を失います。

「生まれてくる子も、私だけの家族なの?」

夫は口を開きかけ、そのまま黙りました。私は声を荒らげず、上の子も含めて家族で生活していること、私の貯金がなくなれば終わりという話にはできないことを伝えました。

夫は視線を落としました。私が通帳を差し出した時には見ようとしなかった、食卓の支払い明細を手元へ寄せました。そこでようやく、何にお金がかかっているのかを聞いたのです。

夫も自分の通帳を持ち寄り、食卓で開き始めます。

私は食費や日用品代について説明しました。夫の収入が急に増えるわけではないことも、わかっています。それでも、足りない分を私の貯金から出せと言い続けるだけでは、何も変わりません。

「あなたの分も、一緒に確認しよう」

私が言うと、夫は自分の通帳を取りに立ちました。戻ってきた夫は椅子に座り直し、私の通帳の隣で、自分の通帳を開きました。

夫は明細を確かめながら、家計をノートに書きます。

その夜は二人で、毎月入るお金と出ていくお金を確認しました。夫も明細をめくり、今まで自分が把握していなかった支払いをノートに書き出していきます。

私の貯金が戻ったわけでも、不安が全部消えたわけでもありません。それでも、私一人の問題として押し返されていた通帳が、ようやく二人の前に並びました。

仕事を辞めたからといって、家族の暮らしまで一人で背負うつもりはありません。私はノートを夫との間へ置き直しました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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