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実写『ルックバック』藤野と京本の漫画に捧げた時間を切り取る本編映像解禁

  • 2026.9.4
実写映画『ルックバック』ポスタービジュアル (C)藤本タツキ/集英社 (C)2026 K2 Pictures・集英社 width=
実写映画『ルックバック』ポスタービジュアル (C)藤本タツキ/集英社 (C)2026 K2 Pictures・集英社

映画『ルックバック』より、主人公・藤野(出口夏希)と京本(蒔田彩珠)がひたむきに漫画に捧げた時間を切り取った、ペンの走る音が印象的な本編映像が解禁された。

【動画】ペンの走る音が印象的な実写『ルックバック』本編映像

藤本タツキによる同名漫画を是枝裕和の監督・脚本・編集により実写化する本作は、漫画を描くことに情熱を注ぎ、二度と戻らないかけがえのない時間を共に過ごした二人の少女たちの成長と喪失を描く。

漫画の腕に絶対の自信を持つ藤野(出口)と、彼女に憧れを抱きながらも圧倒的な画力を秘めた京本(蒔田)。漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりを、ある日思いもよらない出来事が襲う。原作と同様に、小学生時代から始まるふたりの13年間の軌跡を、繊細かつみずみずしく描き出す。

今回解禁されたのは、藤野の部屋でともに机に向かい漫画を描く藤野と京本の日常を切り取ったシーン。

キャラクターを描く藤野と背景を描く京本がそれぞれペンを走らせる音や、原稿の紙が擦れる音が印象的に響く中、藤野が描き上げた原稿を覗き込みながら「そこもう少しシンプルな方がキャラクターが立つかな」と語りかけ、京本が「そっか、つい描きすぎちゃった」と応じるなど、二人の自然体な会話が聞こえてくる。

「主人公の男の子の名前決めてなかった…」と、独りごとを言いながらペンを走らせる藤野の声に、楽しそうな微笑みで聞き耳を立てて、「しゅー、しゃー、しゅー、しゃー」と、自身が描く線の音を口ずさみながら背景を埋めていく京本。ひたむきに漫画に情熱を捧げた二人の、かけがえのない時間を覗き見るような映像となっている。

クランクインの約4ヵ月前から漫画を描く練習に打ち込み、撮影期間中も時間を見つけてはペンを握っていたという出口と蒔田。本編中でも実際に二人が描いている手元が使われており、「手元の寄りは緊張して震えちゃって。でも完成した映像を見たら、ちゃんと上達していく感じが出ていたので練習して良かったと思いました」(蒔田)、「ちゃんと練習をやってきたし、自信がないと線に出ちゃうと思って自信満々に描いていました」(出口)と、それぞれ練習を繰り返した成果に自信をのぞかせた。

是枝監督は、本作の実写化に先立ち会話をした原作・藤本タツキの「ベテランアシスタントの方がペンで迷いなく線を引く『シャッ』という音がかっこいいんです」という話から、実写で本作を描いてゆくうえでの着想を得たと明かす。

そんな藤本の言葉をまさに具現化した、漫画を描くシーンの“音”へのこだわりについて、「やっぱり音がだんだん変わらないといけないと思っていた。そこは実写ならではの部分だったから。最初は、子供だった2人が恐る恐る描いていた線が、成長した時に『シャッ、シャッ』という音になってないとダメ。それは伝えられたと思います」と語る。漫画制作ならではの“音”にも注目して、劇場のスクリーンに映し出される藤野と京本の姿を見届けていきたい。

実写映画『ルックバック』は、9月11日より公開。

映画『ルックバック』本編映像<漫画制作シーン>

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