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初めての「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」完全ガイド

  • 2026.8.31

全国のスターバックスとは一線を画す体験ができる場所、東京・中目黒のスターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)。存在は知っていても、「オーダー方法が不安」「混雑しているのでは?」と、気になっているのに一歩踏み出せない人もいるのでは?

そこで今回は、初めてでもスムーズに過ごせるよう、ロースタリー 東京のパートナー(従業員)にオーダー方法から店内の歩き方までを案内してもらった。

◆オーダー方法

まずは、ロースタリー 東京の全体像から紹介しよう。ロースタリー 東京は、目黒川に面した4階建ての建物だ。

◆1階

・メイン バー…焙煎したての香りとライブ感を楽しむコーヒー体験。

・プリンチ(R)…ペストリーやドルチェを味わうイタリアンベーカリー。

・リテイル&スクープ バー…コーヒー豆やグッズを販売。

◆2階

・ティバーナ(TM) バー…多彩な茶葉やティービバレッジと出合える、ティーに特化したフロア。

◆3階

アリビアーモ(TM) バー…コーヒーやティーを使ったオリジナルカクテルなどを味わえる大人のバー。

◆4階

AMU インスピレーションラウンジ…セミナーやイベントが行われるイベントスペース。

【写真】目黒川沿いに立つ、ロースタリー 東京
【写真】目黒川沿いに立つ、ロースタリー 東京

注文と会計は、各フロアのエリアごとになるが、どのフロアで過ごすのかは自由。バリスタと相談しながら好みのドリンクを注文し、呼び出しランプが鳴ったら、各バーで商品を受け取り。受け取った商品は持ち寄って、ひとつの席でゆっくり過ごせる。だからこそ、どこに座るかで、ロースタリー 東京での体験はぐっと変わる。「目的別に席を選んでいただくのがいいと思います」と語るのは、パートナーの石塚さんだ。

案内してくれた石塚さん
案内してくれた石塚さん

「まずはすべてのフロアを回遊して、心が動いた席を選ぶのがおすすめです。初めてなら、おすすめはカウンター席。カウンター席はすべてのフロアにあり、コーヒーやティーを抽出する様子、カクテルの美しい所作、焙煎機の音と香り…と、どの席もライブ感が楽しめます。気に入った席が見つかったら、食器の返却台にある『ただいま離席中です』の席札を置けば、ゆっくり注文していただけます」

気に入った席にこの札を置いてキープ
気に入った席にこの札を置いてキープ

それでは、フロアごとに見ていこう。

◆1階/メイン バー

エントランス左手にあるメイン バーは、コーヒーの奥深い世界が堪能できる。カウンターの中ではバリスタが豆を挽き、さまざまな抽出器具を使って来店客のコーヒージャーニーをつくりだしている。プリンチのパンやドルチェ数種類もショーケースにあり、一緒に注文が可能だ。

ブリュードコーヒー(SHORT700円~)は、コーヒー豆の種類と抽出方法を選んでオーダー。メニュー表には、この日提供しているスターバックス リザーブのコーヒー豆がラインナップ。酸味とコクを表わしたフレーバーマップがあるのもうれしいポイントだ。味の好みやその日の気分などをバリスタと相談して決められる。

抽出方法は、クローバー、モッドバー プアオーバー、ケメックス、サイフォン、コーヒープレスの5種類。抽出方法によって同じコーヒー豆でも味わいが異なるのがおもしろい。

メニュー表のフレーバーマップ。東京 ロースタリー マイクロブレンド(TM)、ディカフェ コスタリカ ハシエンダ アルサシアの2種類が定番で、そのほかは不定期で変わる
メニュー表のフレーバーマップ。東京 ロースタリー マイクロブレンド(TM)、ディカフェ コスタリカ ハシエンダ アルサシアの2種類が定番で、そのほかは不定期で変わる

「いろいろなコーヒー豆を味わいたい方には、3種類のコーヒー豆を飲み比べできる『ロースタリー フライト』(2400円~)もおすすめですよ」と石塚さん。

異なる3種類のコーヒー豆と、1種類の抽出方法が選べる「ロースタリー フライト」
異なる3種類のコーヒー豆と、1種類の抽出方法が選べる「ロースタリー フライト」

メイン バーを囲むカウンター席に座ると、コーヒー豆の個性豊かな香りを体験したり、コーヒーのストーリーや抽出器具についてバリスタの話に耳を傾けたりと、ライブ感のある体験が味わえる。新しく届いたコーヒー豆のカッピングをしているバリスタの姿もあり、コーヒー豆に対する情熱が感じられる。

「カウンターが満席の場合でも、抽出の様子を見たいと注文時に伝えていただければ、抽出する際に呼び出しランプが光り、抽出の瞬間を近くでお楽しみいただけるようご案内しています」と石塚さんが教えてくれた。

カッピングするバリスタ。通常店舗では見られない、ここならではの体験だ
カッピングするバリスタ。通常店舗では見られない、ここならではの体験だ

それでも何を注文するか迷ってしまうかも…。「そんな方には、バレルエイジド コールド ブリューとティラミスの組み合わせがおすすめです。バーボンウイスキーの樽の中で熟成させたコーヒー豆をコールド ブリューで抽出し、コールド ブリュー コーヒーの芳醇な香りとウイスキーの香りが一体となったこのドリンクは、きっと驚きをもたらしてくれます。ビターなティラミスとのマリアージュは抜群です」

水出しで入れたバレルエイジド コールド ブリュー(1500円)と、ティラミス(950円)
水出しで入れたバレルエイジド コールド ブリュー(1500円)と、ティラミス(950円)

◆1階/プリンチ

ミラノ発のイタリアンベーカリー、プリンチ、イタリア発の食文化を届ける
ミラノ発のイタリアンベーカリー、プリンチ、イタリア発の食文化を届ける

メインバーの奥には、職人の技と焼き立てのワクワク感が楽しめる工房併設のプリンチがあり、午前・昼・午後のシーンや季節に合わせたパンやペストリーが、ショーケースにぎっしりと並ぶ。

ペストリー、パン、サンドイッチなど多彩なメニューが並ぶ
ペストリー、パン、サンドイッチなど多彩なメニューが並ぶ

「実は、メイン バーにある商品は、プリンチにもあります。食事がメインなら、プリンチのほうが種類が多いので、こちらで好きなパンを購入してからドリンクを買う、またはドリンクを待っている間にプリンチでパンやドルチェを購入するという使い方もできますよ」

そして、5月からレギュラーメニューとなったモーニングプレート「ロースタリー ブレックファスト マッティーナ」が注文できるのも、ここプリンチだ。

「ロースタリー ブレックファスト マッティーナ」(2250円、オープン~11:00)。コルネッティやミネストローネ、サラダやホワイトフランクなどがセットに。※ドリンクは別料金、イートインのみ
「ロースタリー ブレックファスト マッティーナ」(2250円、オープン~11:00)。コルネッティやミネストローネ、サラダやホワイトフランクなどがセットに。※ドリンクは別料金、イートインのみ

◆1階/リテイル&スクープ バー

エントランス右側の「リテイル&スクープ バー」では、ロースタリー 東京ならではのグッズと、コーヒー豆の量り売りがある。「ドリンクや食事でお気に入りを見つけたら、お家で楽しむロースタリー 東京として選んでいただけるとうれしいです」と石塚さん。

リテイルエリアでは、Tシャツやタンブラーなど多彩なグッズが並ぶ。おすすめを聞くと、「たとえば、この『スターバックス リザーブ ロースタリー 2026マグ355ml』は、開業当初から継続して展開しており、年号とその年によって違ったカラーにて販売している商品です。2026年はサイレンが泳ぐ雄大で神秘的な海の色からインスパイアされたブルーグリーンです。コレクションされる方もいらっしゃいますし、来た年の記念にされる方もいらっしゃいます。『スターバックス リザーブ ステンレスタンブラーTYO473ml』は、東京を表わすキーワード『TYO』や座標がデザインされています。世界各国のロースタリーに同じシリーズがあるんですよ」と教えてくれた。

左から2番目が、スターバックス リザーブ ステンレスタンブラーTYO473ml(5900円)
左から2番目が、スターバックス リザーブ ステンレスタンブラーTYO473ml(5900円)

スクープ バーでは、焙煎したてのコーヒー豆を100グラムから10グラム単位で購入できるのが特徴だ。

「豆ごとに焙煎日と、香りのサンプルを添えています。コーヒー豆は焙煎から1週間ほど置くとガスが抜けて飲みごろになるので、この焙煎日にも注目してみてください」と石塚さん。時間帯によってはおすすめのコーヒー豆のテイスティングもあり、バリスタに相談しながら選ぶこともできる。

黒い札に焙煎日が書かれている
黒い札に焙煎日が書かれている

そして、この頭上にカタカタカタカタ…と動くのは、ロースタリー 東京の象徴のひとつ、クラッカーボードだ。

スクープ バーの上に掲げられたクラッカーボードに、ロースタリー 東京のロゴが表示された
スクープ バーの上に掲げられたクラッカーボードに、ロースタリー 東京のロゴが表示された

「コーヒーのストーリーやスターバックスのメッセージが現れます。サプライズでロースタリー 東京のロゴも表示します。まれなので見られたら、ラッキーですね。音がしたら、ちょっとワクワクした気持ちで見上げてみてください」

そして、スクープ バーのすぐ隣には、ロースタリー 東京の世界観を深めてくれる巨大な焙煎機があり、ロースター(焙煎士)の仕事を間近で見られる。

「ブルーのシャツにブラウンのエプロンを付けているのが、ロースターです。もちろん、彼らにも遠慮なく話しかけてくださいね」

巨大な焙煎機は見応えたっぷり。3階にも小さなサイズの焙煎機がある
巨大な焙煎機は見応えたっぷり。3階にも小さなサイズの焙煎機がある

◆2階/ティバーナ バー

厳選した茶葉や、ティーを使ったドリンクが楽しめるティバーナ バー。茶葉やドライフルーツ、さまざまなボタニカルな素材などをブレンドしたティーが定番12種類、季節限定が1~2種類ラインナップするほか、ティーに合うプリンチのペストリーやドルチェも並ぶ。

「ティーは種類が多く、彩りが豊か。初めてなら、その日の気分をバリスタに相談して選ぶのがおすすめです。個人的には、バリスタズ ブレンドもおすすめです。ティバーナの茶葉をバリスタがブレンドしたティーで、季節に応じてブレンドが変わるんですよ」

もちろんカウンター席があり、ティーを抽出する様子などを間近に見ることができる。

「このカウンターからは、目黒川沿いの緑の様子も眺められます。特に、一番奥の席は左側に目黒川が、振り返ると階下のメインバーを眺められる特等席です」

ガラス窓の向こうに広がる四季の移り変わりが楽しめるカウンター席
ガラス窓の向こうに広がる四季の移り変わりが楽しめるカウンター席
2階下に広がるメイン バーの様子
2階下に広がるメイン バーの様子

茶葉は、量り売りで購入可能。テイスティングが随時行われているので、実際に味わって決めることができるのもうれしい。

ティバーナでは茶葉を30グラムから10グラム単位で購入可能
ティバーナでは茶葉を30グラムから10グラム単位で購入可能
バリスタが丁寧に抽出してくれたティーを試飲できる
バリスタが丁寧に抽出してくれたティーを試飲できる

◆3階/アリビアーモ バー

コーヒーやティーを使ったカクテル、スピリットフリー(ノンアルコール)カクテルといった、ロースタリー 東京ならではの世界を堪能できるのが、アリビアーモ バーだ。

実はこのカウンター席と、1階メイン バーを囲むカウンター席だけ、席での注文・会計が可能だ。

「美しい所作でカクテルをつくるようすが見られ、バーデンダーとの会話も楽しめます。メニュー表のラインナップから、気分に合わせたアレンジをお願いすることもできるんです。友人とゆっくり会話をしたいという方は、テーブル席を選んでいただくのもいいですよね」

お酒が好きな人も苦手な人も、一緒の席でそれぞれ好きなドリンクを楽しめるのも魅力
お酒が好きな人も苦手な人も、一緒の席でそれぞれ好きなドリンクを楽しめるのも魅力

◆4階/AMUインスピレーションラウンジ

パッケージの様子を眺めながらドリンクを飲むのも一興
パッケージの様子を眺めながらドリンクを飲むのも一興

最上階に上がると、焙煎したコーヒー豆をパッケージングするマシンがあり、その前にはカウンター席が並ぶ。奥には、イベントスペース「AMUインスピレーションラウンジ」があり、ロースタリー 東京で使用している器具などを展示。イベントがないときは誰でも自由に過ごせる空間となる。

エスプレッソマシンや、プリンチのオーブンなどを展示
エスプレッソマシンや、プリンチのオーブンなどを展示

「4階まで来られるお客様は意外と少なく、週末でもこのフロアが一番静かに過ごすことができます。また、3・4階には開放的なテラス席があります。夏の鮮やかな緑、秋の葉の色づき、冬を超えて春に迎えるサクラまで、季節の移ろいを感じながらのんびり過ごしていただけます」

そして最後に、気になる混雑具合をたずねてみた。

「平日の午前中と夜は落ち着いて過ごせます。休日は混雑状況によって整理券を配布することもありますが、来店しなくても専用サイトから受付できるので、利用してみてください」

ここまで案内をした以外にも、ロースタリー 東京には、小さな仕掛けがたくさんある。

「たとえば、焙煎したコーヒー豆がシンフォニーパイプを通るカラカラという音。コーヒー豆の個性を表現したサイロ(コーヒー豆貯蔵庫)…あ、こんなのあったんだって、来るたびに新しい発見があり何度でも楽しんでいただけます。焙煎やテイスティングのスケジュールは、エントランスにいるコンシェルジュに聞くと答えてくれますよ」

時間帯、座る席、向ける視線…訪れるたびに新しい表情に出合い、毎回違うコーヒージャーニーが広がるロースタリー 東京へ、ぜひ足を運んでみよう。

※記事の内容は、2026年8月時点の情報です。

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