1. トップ
  2. エピソード
  3. 「ずっと抱いていると甘えん坊になるわよ」育児に口を出す義母。だが、私が曖昧に笑うのをやめた理由とは

「ずっと抱いていると甘えん坊になるわよ」育児に口を出す義母。だが、私が曖昧に笑うのをやめた理由とは

  • 2026.8.29

結婚して五年、義母の言葉が少しずつ気になり始めた

結婚して五年ほど経ったころから、義母の言葉が少しずつ気になるようになりました。

悪気があるわけではないのだと思います。自分が子育てをしてきた経験から、「こうしたほうがいい」と教えてくれているつもりなのでしょう。

子どもが生まれてからは、特に育児について言われることが増えました。

「昔はそんなに抱っこしなかったのよ。ずっと抱いていると甘えん坊になるわよ」

私はそのたびに曖昧に笑っていました。考え方が違うだけなのだから、いちいち反論するほどでもないと思っていたのです。

そんなある日、子どもが熱を出しました。

翌日は義実家で一緒に食事をする予定でしたが、無理をさせたくなかったので、前日のうちに欠席すると連絡しました。

すると、義母からすぐに電話がかかってきました。

「熱くらいで大げさじゃない」

私は驚きましたが、言い返すことができませんでした。

「すみません。また元気になったら伺います」

電話を切ったあと、なぜ自分が謝ったのだろうと思いました。子どもの体調を考えて予定を断っただけなのに、悪いことをしたような気持ちになっていたのです。

夜、夫にその話をしました。

けれど夫は、「母さんも、会えるのを楽しみにしていたからじゃない?」と言いました。

義母の言葉以上に、その返事が心に残りました。私は義母と争ってほしいわけではありません。ただ、子どものことを決めるときくらいは、夫にもこちら側に立ってほしかったのです。

黙って受け流すだけでは、伝わらないと思った

それからしばらくして、義母と会ったときのことです。

子どもの外遊びの話になり、義母から「もっと外に出したほうがいいわよ。あなたは少し心配しすぎじゃない?」と言われました。

いつもの私なら笑って終わらせていたと思います。

でも、その日は違いました。

「お義母さんの経験があるのは分かっています。でも、この子のことは私たちで考えて決めたいです」

声を荒らげたわけではありません。それでも、義母に自分の考えをはっきり伝えたのは初めてでした。

義母は少し黙ったあと、「そう。そこまで考えているなら、任せるわ」と答えました。

帰宅してから、私は夫にも改めて話しました。

「お義母さんと仲が悪くなりたいわけじゃないの。でも、子どものことを言われたときは、あなたにも一緒に考えてほしい」

夫はすぐには何も言いませんでしたが、「分かった」とだけ答えました。

それから義母が何か言うたびに夫が必ず止めてくれるようになった、というわけではありません。それでも以前より、「それは僕たちで決めるよ」と夫が言ってくれることが増えました。

義母との関係も大きくは変わっていません。今でも助言されることはありますし、私も聞ける話は聞いています。

ただ、違うと思ったときまで黙って謝ることはなくなりました。

子どものことをどうするかは、夫婦で考える。その当たり前のことを言葉にしただけでしたが、私にとっては大きな一歩だったと思います。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ