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客席全員で「あなたのはレヴィオサァー!」。『ハリポタ』初の応援上映

  • 2026.8.29

25周年記念上映にあわせてシリーズ初の「声を出していい上映」がおこなわれると決まったのは、7月末のことだった。あれから約1カ月。その応援上映が8月28日にTOHOシネマズ新宿で実現し、満席の客席は最後に全員で同じ呪文を唱えることになった。(フロントロウ編集部)

寮長はハリー杉山、ファン代表は作品と“同い年”のゆうちゃみ

2001年11月16日に英米で公開された『ハリー・ポッターと賢者の石』は、全世界興行収入9億7,400万ドルを記録し、その年の世界興収ナンバーワン映画となった。日本公開は同年12月1日で、興行収入は203億円。第74回米アカデミー賞では作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞などにノミネートされている。

そのメモリアルイヤーを記念した期間限定上映が、全国の劇場でスタート。8月28日には、25周年記念『ハリー・ポッターと賢者の石』〜ホグワーツ入学!応援上映イベントが開催された。MCとして“本日の寮長”を務めたのはハリー杉山、スペシャルゲストは作品と同じ2001年生まれのファン代表・ゆうちゃみ。ふたりとも、グリフィンドール寮のユニフォーム姿でステージに立った。

会場はコスチュームやグッズを手にしたファンで埋め尽くされ、満席。ハリー杉山が応援上映に向けた心構えと、呪文で歓声をあげるポイントを伝授してからゆうちゃみを呼び込むと、場内は一気に沸いた。

グリフィンドール寮のユニフォーム姿で登壇したハリー杉山とゆうちゃみ
画像提供:東和ピクチャーズ・東宝

作品との関係を尋ねられたゆうちゃみは、「(ハリー・ポッターとは)幼馴染みたいな関係。同じ年なので、一緒に生まれて一緒に生きてきたぐらいの感じで思っています」と語り、好きなキャラクターについては「好きなキャラは悩むけれど、やっぱりポッターが一番好き。ちょっとポンコツなところがあったり可愛いところもあるけれど、いざとなったらすごく勇敢で友達思い。チャレンジ精神もあって見習うところがたくさんある。あと顔が良い、イケメンです」と、屈託なく愛を告白した。

一方のハリー杉山が挙げたのは、いつも話題にするというドビーではなくネビル・ロングボトムだった。「『賢者の石』ではやっぱりネビルですね。最初の『大丈夫なの?』っていうところから…最近のネビルってマッチョすぎないですか?ゴリゴリだし。ベンチプレス120〜30キロくらい上げてるみたいな」と、ネビルを演じたマシュー・ルイスの“現在”にまで踏み込む。さらに「ルーナ結婚したよね、おめでとう!」と他のキャストの近況にも触れ、マニアックなトークを展開した。

客席まで巻き込んだ「あなたのはレヴィオサァー!」

イベント中盤では、劇中でも屈指の名場面を再現する企画が実施された。題材は、魔法学校の授業で物体を浮遊させる呪文「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」を習う場面。ハリー杉山がロン役、ゆうちゃみがハーマイオニー役を担当した。

ハリー杉山が「ウィンガーディアム・レヴィオーサー」と大げさに杖を振り回すと、ゆうちゃみがすかさず「ちょっと待って!そんなに振り回したら危ないでしょ!それに発音も違ってる!いい?レヴィオーサ!」とハーマイオニーの台詞を披露。最後は満席の客席も巻き込み、全員で「あなたのはレヴィオサァー!」と声を合わせて唱えると、場内は一体感あふれる拍手と笑顔に包まれた。

声を出せる上映だからこそ成立する光景だ。トークセッションでは、大勢のファンと同じ空間で映画を見る醍醐味や、IMAXなどのラージフォーマットでの没入感にも話題が及び、ゆうちゃみは「こんなに大きな画面でハリー・ポッターを観られるのは幸せ。もっと世界観に入り込めて没頭できるのが再上映の良いところ。4Dで観たらより臨場感がありそう」と語った。

限定の「ホグワーツ特急 ポップコーンボックス」を手にするゆうちゃみ
画像提供:東和ピクチャーズ・東宝

ステージ上には限定の「ホグワーツ特急 ポップコーンボックス」も登場。ふたりとも「ポップコーンを食べた後に家でしっかり飾りたいですね」と興奮したリアクションを見せた。

本編のあとに、初公開の約12分がある

今回の25周年上映には、もうひとつの目玉がある。本編終了後に、初公開となる約12分のメイキング映像が上映されるのだ。子役だった当時のダニエル・ラドクリフとルパート・グリントが撮影現場でどう過ごしていたかを知っているファンほど、この12分は見逃せない。そして「映画館での応援上映」は、シリーズ全8作を通しても初の試みとなる。

25年経ってなお本作が世界中で愛されている理由について、ハリー杉山は「物語の中心に『愛』というテーマが入っていることや、『もしかしたらこの世界に私も入れるかも』という期待感があるからこそ、みんなずっとハリー・ポッターを追っていくのだと思う」と語った。ゆうちゃみも「私もハリー・ポッターと同い年として、これからも追いかけていきたいと思います」とメッセージを送り、ハリー杉山は「呪文の振りや、ハーマイオニーが微妙に小指を上げているところなど、細かく再現しながら作品を楽しんでいただければ嬉しいです」と締めくくった。

25周年記念『ハリー・ポッターと賢者の石』は、2026年9月3日(木)まで1週間限定で上映中。配給は東和ピクチャーズ・東宝。

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