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ベルギーのガブリエル王子が軍事大学を卒業!ロイヤルたちも祝福

  • 2026.8.28
Photonews / Getty Images

ベルギーの唯一の軍事大学、首都ブリュッセルにある王立陸軍士官学校で卒業式が行われ、社会・軍事科学の修士課程を修了した国王夫妻の長男、ガブリエル王子が将校の宣誓を行いました。

この日の式典には国王夫妻に加え、2023年に同じ士官学校を卒業した姉で皇太子のエリザベート王女も出席しました。王女はその後に進学したアメリカのハーバード大学ケネディ・スクール(公共政策大学院)を、5月に修了しています。

ガブリエル王子は今後、空挺(パラシュート降下)技術とコマンド(突撃・特殊作戦)の両方の訓練を受けた兵士で組織される軍の精鋭部隊、パラコマンドの一員となることを目指し、訓練を受けるといいます。そして、ベルギーのロイヤルとしては初の職業軍人として、キャリアを積んでいく考えだといいます。ベルギーでは法改正が行われ、歳費の支給対象ではないロイヤルが職業軍人となり、国防省から給与を受け取ることが認められるようになったばかりです。

ガブリエル王子は、8月20日に23歳の誕生を迎えました。ベルギー王室はこのとき、従来にない形でロイヤルの記念すべき日を祝福しました。これまでは公式ポートレートを公開してきましたが、この日はインスタグラムで、フランス、イタリア、スイスの3カ国にまたがるモンブラン山塊の山頂や氷河で撮影された王子の写真をシェアしています。

王子はこのとき、登山家としても有名だった第3代国王アルベール1世にちなんで名づけられた「アルベール1世の小屋」も訪れたといいます。

アルベール1世は1934年、ナミュール州のマルシュ=レ=ダムで登山中に事故に遭い、亡くなっていますが、そのマルシュ=レ=ダムにはベルギー陸軍の精鋭部隊、空挺・コマンド部隊の訓練拠点があり、ガブリエル王子はそこで訓練を受けることになります。そして、まずはそれに先駆け、陸軍歩兵学校に入り、歩兵部隊の小隊を指揮する指揮官、歩兵小隊長になるための訓練を受けることになっています。

陸軍士官学校でガブリエル王子が受けた訓練は、これまでに王室のメンバーが修了したなかで、最も過酷なものだったといわれます。王子は在学中、欧州連合(EU)の国際交流プログラムを通じて、軍事教育機関の最高峰とされるフランスのサン・シール陸軍士官学校に留学。空挺兵の養成訓練プログラムを修了しました。

さらにその後、空挺部隊学校での3週間の訓練も受けています。ベルギーのオランダ語紙『ヘット・ニュースブラット』によると、ロイヤルファミリーのなかで陸軍士官学校の社会・軍事科学の全課程を修了したのは、王子が初めてだといいます。

陸軍士官学校の卒業式に臨んだガブリエル王子 Photonews / Getty Images
卒業式に出席した国王夫妻とエリザベート王女 Photonews / Getty Images
Photonews / Getty Images

なお、ヨーロッパの王室では、若いロイヤルが相次いで兵役に就いています。男女問わず11カ月間の義務兵役が課されるようになったデンマークでは、兄のクリスチャン皇太子と入れ替わるようにして、妹のイザベラ王女が6月から兵役に就いています。

そのほかスペインでは皇太子のレオノール王女が、陸海空軍でそれぞれ1年間、合わせて3年間の軍事訓練を終えたばかりです。

From TOWN&COUNTRY

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