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日本代表が4バック回帰なら?“間違いなく得をする”7人のサイドバック

  • 2026.8.20

近年の日本代表は3-4-2-1を基本布陣とし、両サイドにはウイングバックとしての攻撃力や推進力が求められてきた。

しかし、伝えられているようにもし4バックへ回帰することになれば、選手の選考の基準にも大きな変化が起きるはず。菅原由勢ら既存のプレーヤーに加えて、このポジションを得意とする者が再び招集を受けることになるだろう。

今回は、「日本代表が4バックに回帰したらチャンスが増えそうな選手」を7名ピックアップした。

小杉啓太

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

所属:アイントラハト・フランクフルト

湘南ベルマーレのアカデミーからスウェーデンのユールゴーデンへ渡り、10代のうちから欧州でレギュラーとして経験を積んだ小杉啓太。

2026年1月にはブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトへステップアップ。左サイドバックとしての技術、豊富な運動量、ハードワークを高く評価されての移籍だった。

加入後は監督との相性に苦しみ戦力外の扱いになっていたが、指揮官の交代によって立場は大きく変わりそうな状況。20歳とまだ若いこともあり、ブンデスリーガでの大ブレイクも期待できる。

まだA代表で中心となる段階ではないかもしれないが、彼が持つポテンシャルは間違いないものだ。2026年6月にも日本のU-21世代でプレーしており、次世代候補としても注目したい存在だ。

常本佳吾

所属:バーゼル

鹿島アントラーズで評価を高めた後、2023年にスイスのセルヴェットへ移籍した常本佳吾。その後2025年夏にはFCバーゼルへステップアップした。海外組としてはあまり注目を受けていないように見えるが、常にスイスリーグで安定した活躍を見せている。

また、ヨーロッパではUEFAのカップ戦も経験しており、継続的に異なるタイプのウイングと対峙してきている。様々な国の選手を相手に戦ってきた彼は、すぐに代表でも力を発揮できるだけの積み上げをしているといえる。

攻守にわたってバランスを取ることを考えれば、彼はある意味「選びやすい」存在でもある。27歳の年齢的にもピークを迎えており、サムライブルーのユニフォームを着るにはいいタイミングだ。

毎熊晟矢

所属:AZ

4バックであれば、毎熊晟矢は日本代表の右サイドバック争いにすぐ戻ってきても不思議ではない選手だと言えよう。特に攻撃面を重視して選ぶのであればだ。

セレッソ大阪で右SBとしてブレイクし、日本代表でも存在感を示した後、2024年夏にオランダのAZへ移籍。負傷による長期離脱も経験したが、2026年1月には公式戦へ復帰することに成功している。

日本代表ではワールドカップ予選の途中から3バックが定着したことで出番を失っている。しかし2023年アジアカップで見せたパフォーマンスは非常に素晴らしいものであったし、再び招集することに反対する者は少ないはずだ。

年齢的にもすでに若手ではないが、だからこそ即戦力として計算できる。負傷前のコンディションを完全に取り戻せれば、「右SBの第一候補」に再浮上するだけの能力は十分にある。

関根大輝

所属:ホルシュタイン・キール

大型サイドバックという意味で、関根大輝は日本代表の4バックに非常に面白い選択肢をもたらす。187センチのサイズを持つDFで、柏レイソルから2025年1月にスタッド・ランスへ移籍。2026-27シーズンは買い取りオプション付きの期限付き移籍でドイツ2部のホルシュタイン・キールへ加わった。

新天地ではプレシーズンから右SBとして起用され、リーグ開幕戦でも先発してフル出場。クラブ側も右サイドを任せられる選手として期待している。

彼のように187センチの関根を右SBに置くのであれば、3バックへの変更にも対応できる上、ディフェンスライン全体の高さを確保できる。24歳と若く、今後の伸び代も大きい。4年後に向けて継続的に起用していくメリットは大きいといえよう。

望月ヘンリー海輝

所属:町田ゼルビア

身長192センチという体格を持つ望月ヘンリー海輝は、関根以上に高さを確保できる選手だ。一般的な日本人サイドバックとは大きく異なるサイズを持ちながら、町田ゼルビアではサイドを上下できる走力も見せてきた。

国士舘大学から町田へ加入すると、プロ入り直後からその運動能力を評価され、森保監督の下で日本代表にも招集された。もちろんまだまだ荒削りな部分は目立つとはいえ、192センチの右SBというプロフィールは世界レベルでも希少なものだ。

彼を育てることを計画するならば、今から長期的な育成が必要だ。次のワールドカップまで4年あるということを考えれば、招集するのは今が一番いいタイミングかもしれない。

畑大雅

所属:シント=トロイデン

畑大雅も4バック回帰で一気に代表へ近づく可能性がある選手の一人だ。湘南ベルマーレで長く左サイドを担い、2025年夏にベルギーのシント=トロイデンへ完全移籍。ベルギーリーグで継続的にプレーし評価を高めている。

畑の最大の魅力はスピードや身体能力だ。またウイングバックとしての経験もあるため、3バックを併用する際にも使いやすい存在だといえる。

まだまだ荒削りな部分が目立つところはあるが、継続的に起用することによってブレイクも期待できる。日本と関係が深いシント=トロイデン所属であるため、アジアカップにも招集しやすいという部分もメリットになるだろう。

高橋仁胡

所属:ホルシュタイン・キール

将来性まで含めれば、高橋仁胡は4バックの日本代表で最も楽しみな左SB候補の一人だ。スペイン生まれで、FCバルセロナの育成組織「ラ・マシア」で長く育った左利きのDFだ。

2024年に日本へ渡ってセレッソ大阪へ加入し、2026年前半にはオランダのアルメレ・シティへ期限付き移籍。そして8月にはドイツ2部ホルシュタイン・キールへの期限付き移籍が決まった。

ドイツで求められるフィジカルコンタクトや攻守の切り替えで成長を見せれば、大ブレイクの可能性も感じられる。まだ20歳と若く、小杉啓太とともに「次の10年の左サイドバック」を争わせたい選手であるといえよう。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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