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「先生、次はこっちも見て」学校のイベントで担任のそばを離れない親子。周りの子どもたちが困った瞬間

  • 2026.8.17
「先生、次はこっちも見て」学校のイベントで担任のそばを離れない親子。周りの子どもたちが困った瞬間

夏祭りのゲームコーナーで、その親子だけが先生を離さなかった

娘が小学生だったころ、学校の校庭で夏祭りが開かれたことがありました。地域の方や保護者が手伝い、輪投げやくじ引きなどの小さなコーナーが並ぶ、毎年恒例の行事です。

娘も友達と一緒に会場を回り、楽しそうにしていました。私も少し離れたところから、その様子を見守っていました。

そのとき、ひとつのゲームコーナーで少し気になる光景が目に入りました。

同じクラスの親子が、担任の先生のすぐそばからなかなか離れなかったのです。

先生はそのコーナーの手伝いをしていて、順番に子どもたちへ声をかけていました。ところが、その親子は一度ゲームを終えても、そのまま先生の横に残っていました。

「先生、次はこっちも見て」

母親がそう言うと、娘さんも先生の腕の近くまで寄り、もう一度ゲームを始めます。

「先生、見ててね」

終わればまた話しかけ、写真を撮ってほしいと頼み、今度は別の話題を持ち出す。先生も笑顔で応じていましたが、後ろには少しずつ子どもたちの列ができていました。

それでも親子は、その場を離れようとしませんでした。

後ろで待つ子どもたちに、先生が声をかけた

「まだかな」

近くにいた子が、小さな声でつぶやきました。娘も友達と並びながら、何度か前をのぞき込んでいました。

隣にいた保護者も、困ったように私へ言いました。

「ずっと先生と話してるね」

同じ学校の保護者同士ということもあり、周囲もなかなか声をかけられません。本人たちは楽しそうなので、なおさら言いづらい雰囲気でした。

しばらくすると、先生が後ろの列に気づきました。

「ごめんね。みんなも待っているから、順番にやろうか」

穏やかな言い方でした。

先生はその親子だけに向けて注意するのではなく、並んでいる子どもたち全員に声をかけるようにして、次の子を前へ呼びました。

母親は少し驚いたような顔をしましたが、「そうですね」と言って娘さんの肩を押し、その場を離れていきました。

列はすぐに動き始め、娘の番も回ってきました。

帰り道、娘が笑いながら言いました。

「先生とちょっと話せたよ」

誰かと仲良くしたい気持ちは分かります。ただ、みんなが楽しみにしている学校行事では、少し周りを見ることも必要なのだと感じた出来事でした。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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