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「スマホが反応しない」「不良品」→「あの」キレ客が『痛恨のミス』に真っ赤。周囲が「吹いた」ワケ

  • 2026.8.14

私の知人・優子さん(仮名)は、スマートフォン売り場で接客をしています。ある日、「買ったばかりなのに反応が悪い!」とやって来た男性客。慌てて確認する優子さんですが、そこで発覚したまさかの原因とは……!?

ある日のスマホ売り場で

私は家電量販店のスマートフォン売り場で働いています。毎日、機種変更の相談や操作方法の説明など、さまざまなお客さんの対応をしています。そんな中、ときには思いがけない相談を受けることもあるのです。

ある日、70代くらいの男性のお客さんがスマホを片手に売り場へやって来ました。

思わぬクレームに戸惑って

私と目が合うなり、男性は「買ったばかりなのに、反応が悪いときがある!」「不良品じゃないのか!?」と、強い口調で詰め寄ってきたのです。私は戸惑いながらも、一度スマホをお預かりして動作を確認することにしました。

確認を始めても、男性は「まったく、信じられん!」「買ったばかりでこんなこと……」と不満そうにつぶやいています。私は「すぐ確認しますね!」と声をかけながら、一つひとつ動作を確かめていきました。もし本当に故障だったら……と考えながら画面を見ていると、ある違和感に気づいたのです。

原因はまさかの……

よく見ると、もともと貼ってあったらしい『保護フィルム』の上から……なんとさらに、別のフィルムが貼られていたのです。どうやら二重になっていたことで、タッチセンサーがうまく反応していなかったようでした。

私は「あの……フィルムが二重になっているので、それが原因かもしれませんね」とお伝えし、上に貼られていた方をそっと剥がしました。改めて操作してみると、画面は問題なくスムーズに動きます。その様子を見た男性は、「あっ、そうなのか……」と急にトーンダウンしました。

最後のひと言に思わず

さらに男性は、「なるほど。よく気づくな」と、どこか得意げな表情でひと言。さっきまで怒鳴っていたことなどなかったかのように、そのまま帰って行きました。

怒鳴られたときは身構えてしまいましたが、まさか原因がフィルムの貼り方だったとは予想もしていませんでした。最後のあっけらかんとしたひと言にも、私は思わず苦笑い。あの日のやり取りは、長年の接客の中でも特に忘れられないエピソードです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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