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義姉「うちの子の夏休みの宿題やっといて♡」そのまま旅行へ…大人の私が全力で小3の宿題をやった結果

  • 2026.8.13

私は化学メーカーで化粧品の研究開発をしている研究職です。大学時代に出会った5歳年上の夫と結婚し、2人で平穏な日々を送っています。義両親や義兄はとても常識的な人たちなのですが、義兄の妻である義姉が少し厄介で……。

甥っ子の宿題を押しつける義姉

義姉は、小学3年生の息子を甘やかしがちなところがありました。義兄も、義姉の育児への姿勢や甥っ子の将来を日ごろから心配していたようです。

そんなある日、小学校の夏休み終盤のころです。私が有給休暇をとって自宅でくつろいでいたとき、義姉と甥っ子が突然わが家にやって来ました。そして、「明日からママ友グループで旅行に行くから、この子を預かって夏休みの宿題もやっといて!」と言ってきたのです。

夫も義兄も仕事で不在。私が戸惑っていると、甥っ子まで「おばちゃん、頭いいんでしょ? だったらその頭の良さが本当かどうか、こういうときに見せてよ! 俺はゲームしとくから!」と生意気な態度で挑発してきました。

一方的に甥っ子と宿題をわが家に置いていった義姉。心底腹が立った私は、すぐに夫と義兄に連絡をしました。

事情を聞いた義兄はため息をつき、「あいつらには一度お灸をすえなきゃダメだな。本当に申し訳ないんだけど、海外出張中だからすぐには帰れないんだ。弟(夫)にも俺から話すから、息子を預かってほしい。帰ったら必ずお礼をするし、迷惑をかけるのは今回限りにするよ。本当に申し訳ない」と何度も謝罪してくれました。

夫も改めて義兄からお願いされ、義姉が旅行から帰ってくるまでの数日間、私たち夫婦は、仕事を調整し合い、甥っ子の面倒を見ることに。そして、押しつけられた宿題については……。

私は、うまく甥っ子を説得し、漢字練習や算数ドリルなどは、なんとか自力でやらせました。しかし、どうやっても自由研究と読書感想文は、やらせることができませんでした。すると、夫が「自由研究は◯◯(私)が、読書感想文は俺が、全力でやっちゃう? そしたら、困るのはお義姉さんだよね?」と提案してきたのです。

夫が義兄にその提案について相談すると「好きにしていい」と許可が下りたため、私たち夫婦は、それぞれ大人のプライドをかけ、持てる知識を総動員してその2つを完成させたのです。

義姉親子の大誤算!?

数日後、旅行から帰ってきた義姉が甥っ子を迎えに来た際、私は完成した自由研究のレポートと読書感想文を渡しました。「中身を確認してくださいね」と言って手渡したものの、夏休み明け、義姉は中身を見もせずに甥っ子のランドセルに押し込み、甥っ子もそのまま学校に提出したようでした。

案の定、2学期が始まってすぐのころ、義姉が甥っ子を連れ、ものすごい剣幕でわが家へ怒鳴り込んできました。

実は、私が作成した自由研究は「市販シャンプーの界面活性剤表示とpHの比較、および毛髪への影響に関する考察」という大学のレポートレベル。夫が書いた読書感想文も、子ども向けの図書を難解な哲学用語を多用して考察した論文調の文章。どちらもPCで作成したものでした。

小学3年生のレベルを大幅に超えていたため、甥っ子が自分でやっていないことはすぐに先生にばれてしまい、義姉も学校に呼び出され、親子そろってこってり叱られたそうです。

「あんたのせいで怒られた!」と怒る義姉に対し、私は冷静に「やれって言ったのも、中身を確認せずに提出したのもお義姉さんですよね?」と反論しました。

すると義姉は逆ギレし、なんと「自由研究と読書感想文をやり直すことになったうえに、追加の宿題まで出されたんだから、もう一度ちゃんとやり直すか、私と息子に迷惑料払いなさいよっ!」と言ってきたのです。

義姉と甥っ子のその後

そのとき、すでに海外出張から帰国していた義兄が、夫からあらかじめ連絡を受けて別室で待機していました。義姉の話をすべて聞いたところで、義兄はリビングに入ってきて「お前たちは人にどれだけ迷惑をかければ気が済むんだ?!」と激怒しました。

さらに義兄は「迷惑料を払えだって? ふざけるな! お前が遊んでる間、弟夫婦は自分たちの仕事を調整して息子の面倒を見てくれたんだぞ! 迷惑料を払うのはお前のほうだ! もう離婚だ!」と厳しい口調で言い渡し、義姉は大慌て。日ごろの鬱憤も相まって本気で怒る義兄の姿に、義姉は顔面蒼白になって謝罪しました。

その後、義兄と義姉は話し合いを重ね、離婚には至りませんでした。義姉は心を入れ替えることを約束し、甥っ子を必要以上に甘やかすこともやめました。また、その後は近所のスーパーでパートとして働き始めたそうです。

甥っ子も半泣きになりながら自由研究と読書感想文を自分の力で一からやり直し、追加の宿題にも自力で取り組みました。懸命に自力で宿題を終わらせたことで達成感を覚えたのか、それから甥っ子は勉強に目覚めたようで、自ら塾へ行きたいと言い出し、数カ月がたつころには、自主的に勉強するようになりました。

先日、甥っ子から電話があり「おばちゃん、夏休みのときはごめんなさい。僕、勉強を教えてほしいんだけど……」と言ってきたのです。私は素直になった甥っ子の申し出に喜び、休日や空いている時間に勉強を教えるようになりました。

◇ ◇ ◇

子どもの宿題を押しつけた挙げ句、学校から注意を受け、責任転嫁をするというのは、親として望ましい行動とは言えません。しかし、失敗から学び、気持ちを入れ替えて取り組めば、人はいつでもやり直せるもの。甥っ子が自分で努力する楽しさに気づけたことは、何よりの収穫だったのではないでしょうか。理不尽な要求をされることがあったら、ただ感情的に怒るのではなく、相手のためになる「気づき」を与えられるような冷静な対応を心がけたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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