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長友佑都の決断は…FC東京、町田とのホーム開幕戦は「昨季、一瞬だけうっすら見えた」優勝を目指す一年に

  • 2026.8.8

100年構想リーグをEAST2位、総合4位で終えたJ1リーグのFC東京は、悲願のリーグ優勝に向けて、手応えを感じながらの新シーズンを迎える。

開幕戦の試合前にサポーターに向けて挨拶をすることが発表された日本代表・長友佑都選手の発言にも注目が集まるところだが、改めて今季の見どころやこれまでの歩みを振り返ってみたい。

世界に誇れるビッグクラブに

画像1: (C)JUN.S
(C)JUN.S

開幕に先立って行われた新体制発表会では、7月1日に就任が発表された白井英介代表取締役社長や期待の新戦力が登壇。「今年こそは……」の期待を掻き立てるものであった。

今年6月末まで、バスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズで代表取締役・GMを務めていた白井氏は、「これまで5年に渡りBリーグでクラブ経営に携わって参りましたが、競技者として携わってきたフットボールに、ビジネスサイドの立場で携わることができ、喜びと期待を感じています。まだまだ学ぶべきこともありますが、皆さんからご意見をいただきながら、FC東京を世界に誇れる日本有数のビッグクラブへと成長させられるよう、責任を持って取り組んでいきたい。リーグタイトルを目指し、リーグを代表するクラブへと成長できるよう、全力を尽くしたい。それが最も大きな使命であると考えています」 と力強く思いを語った。

浦和から石原広教、本間至恩が加入、さらなる高みを目指すシーズンに

画像: (C)JUN.S 会見に臨む石原広教選手(DF)、本間至恩選手(MF)、松橋力蔵監督、永野修都選手(DF)、小湊絆選手(FW)
(C)JUN.S 会見に臨む石原広教選手(DF)、本間至恩選手(MF)、松橋力蔵監督、永野修都選手(DF)、小湊絆選手(FW)

冒頭で触れた長友佑都選手の名前は、この日配布された名簿になかったが、それでも浦和レッズから石原広教(いしはら・ひろかず)選手と本間至恩(ほんま・しおん)選手が、セルティックにレンタル移籍していた稲村隼翔(いなむら・はやと)選手が完全移籍でチームに加わった。

石原選手、本間選手は、U-23日本代表で、レンタル移籍していた藤枝MYFCから復帰を果たした永野修都(ながの・しゅうと)選手、法政大学から特別指定選手としてチームに加わった小湊絆(こみなと・つな)選手らと会見に臨み、抱負を語った。

ーーまずは新たに背負う背番号への思いや、こだわりがあればお聞かせください。

石原広教選手:先日(FC東京でプレーし、今季から柏レイソルに移籍する)遠藤渓太選手と一緒にサッカーをする機会があり、その時に移籍することを伝えたら「(遠藤選手が背負っていた)22番にしなよ」と言われて、(遠藤)渓太君の思いも背負ってやっていけたらなと思い、22番を選びました。

本間至恩選手:これまで浦和レッズやC大阪でも19番をつけさせてもらって。「19番と言えば誰?」という話題になった際に、真っ先に自分の名前が挙がるような選手になれるようにと、今回も一緒の背番号を選びました。

永野修都選手:藤枝MYFCから復帰しました。J1優勝の力になれるように頑張ります。20番を選んだことに特に深い理由はありませんが、あえて言うのなら空いている番号一覧を見て、一番カッコよく見えたからです。

小湊絆選手:これまでは本名の「つな」にちなんで27番をつけていましたが、チームでは既に常盤亨太選手がつけていたので、この25番を選びました。

画像2: (C)JUN.S
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ーー続けて、チームに対する印象をそれぞれお聞かせください。

石原:リキ(松橋力蔵)さんが監督になってからは、カウンターの脅威がありつつ、ポゼッションサッカーをしているなという印象です。他のタイトルももちろんですが、何とかJ1リーグの優勝を成し遂げていきたいです。

本間:広教君も話していたように、カウンターとポゼッションの双方に柔軟に対応できるチームだなと思っていました。今年はリーグ優勝を始め、できるだけ多くのタイトルを取りたいと思います。

永野:アカデミーの頃から、ずっとこのFC東京にお世話になってきて、本当にトップ選手を間近に見ながら育ってきたので、J1の優勝メンバーに名を連ねていたいという気持ちを強く持っているので、目標はJ1優勝かなと思います。

小湊:松橋監督が就任されてからは、すごく丁寧にボールを保持しながらカウンターを志向するチームなのかなと感じていました。明治安田J1百年構想リーグでは、優勝に迫る近シーズンを送りましたが、今季こそは優勝と言う結果をしっかりつかみ取れるように、「その力になれれば……」と思いますし、点を取ってチームの勝利に貢献できるように頑張ります。

ドルトムントに見せ場を作るも惜敗。「勝ち点3を取らなければ優勝はできない」

画像1: (C)Tomo Sodeyama
(C)Tomo Sodeyama

開幕を1週間後に控えた8月1日には、ドイツ・ブンデスリーガの強豪ボルシア・ドルトムントと対戦。雷雨による中断などもあり、難しい展開となった試合は、後半9分にドルトムントのFW、ファビオ・シルバ選手のゴールが決まり、1対0で試合は終了。

画像2: (C)Tomo Sodeyama
(C)Tomo Sodeyama

松橋監督が試合後に「譲り合ってしまった。非常に悔しい」と振り返った54分の失点シーン。

「相手がドルトムントでなくとも、絶対に失点になりますし、このようなう軽い失点があるうちは、チャンピオンには到底なることができない」と声を強めた。

画像3: (C)Tomo Sodeyama
(C)Tomo Sodeyama

リードを許したFC東京は、65分に差し掛かった頃から徐々に試合のペースを掴み、山田楓喜選手がゴールネットを揺らすシーンもあったが、残念ながらオフサイドに。残念ながら無得点で試合を終えた。

画像: (C)Tomo Sodeyama 試合の見せ場を作った山田楓喜選手
(C)Tomo Sodeyama 試合の見せ場を作った山田楓喜選手
画像3: (C)JUN.S
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新体制発表会では「昨季は一瞬だけ、優勝の景色がうっすら見えた瞬間もあったが、結果を見ればそこに立てなかった。その多くの原因を日々向上、発展させ、さらに良いものに昇華させて、必ず今シーズンは東京にシャーレを掲げる。そこを目指して精いっぱい頑張っていきたい」と決意を語った松橋監督。

開幕を1週間後に控える中での惜敗に「どんなに決定機が多くても、点を決めなければ試合に勝てない。点を決めて勝点3に繋げないと優勝はできませんから、そこはチーム全員に求めていかなければいけませんし、そこをもっともっと高めていくために日々を過ごさないといけないと思います」と悔しさを滲ませた。

画像4: (C)Tomo Sodeyama
(C)Tomo Sodeyama

ドルトムント戦に途中出場したFWの俵積田晃太選手は、81分に得意のドリブルで相手選手3人を抜き去り、決定機を演出し、そのポテンシャルの高さを示した。

長友選手の決断はいかに?

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

町田ゼルビアとの開幕戦(8日・味の素スタジアム)の試合前には、日本代表の一員としてW杯を戦うも、去就が未定の長友佑都氏の来場も決定。

新体制発表で「W杯を終えた後はしっかり休息を摂ることを重視しているが、クラブとのコミュニケーションは取り続けている」とアナウンスされたレジェンドは、新シーズンの船出にどのような言葉を添えるのか。その行方にも注目だ。

取材:JUN.S

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