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偶然か、それとも必然か。触れてはいけない5つ目の水を前にコワい話を続ける一同【コワい体験談】

  • 2026.8.7

特別仲が良いわけではないけれど時々集まる陽子さん、和子さん、佐藤さん、そして山田さん。年齢も趣味もバラバラな4人には、不思議な体験をするという共通点がありました。この日も夜のファミレスに集まり、最近あったコワい体験談を語り合います。最初に話したのは和子さん。なかなか泣き止まない息子誠くんを喜ばせようと、電車を見せに行った時のこと。走る電車の窓に、びっしりと赤い手形がついていました。続いては、コワい話に定評のある山田さん。深夜のコンビニで雑誌を読んでいると、自動ドアがひとりでに開き、明らかに人ではない何かが背後を這うようにトイレへ向かっていきました。その後、同じトイレに入ったトラック運転手にその何かが憑くと、何事もなかったかのようにコンビニを後にしたそうです。3番目は佐藤さんの体験談。バスの中で突然体調を崩し、降りた先で偶然見つけた病院で休むことにしました。吐き気を感じてトイレへ向かおうとすると、なぜか近くのトイレではなく、ひとつ奥にあるトイレへ体が導かれるように進んでいきます。すると、さっきまでの体調不良が嘘のように治まり、その後バスに乗ると肩に感じていた重みも消えていました。佐藤さんは、自分に憑いていた何かがバスに乗りたかったのではないかと話します。そんな不思議な話をしていると、テーブルの上に、なぜかもうひとつ水の入ったコップが置かれていたのでした。

霊たちもコワい話が気になる様子

ママ広場

和子さん、山田さん、佐藤さんと続き、次はいよいよ私の番になりました。何を話そうか考えていると、ふとテーブルの上に置かれたあるものに気がつきます。私は「とりあえず」と誰も座っていない席を指さすと「また1人分多く置かれてますね」と、テーブルにぽつんと置かれた水を指さしました。

それを見た和子さんと佐藤さんの顔が青ざめます。すると山田さんは小さくため息をつき「またかぁ・・・」とつぶやきました。そう、私たちが集まって話をすると、決まってもうひとつ水が置かれるのです。店員さんには、私たち以外にも人がいるように見えるってことですよね。

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山田さんは慣れているのか、「こういう時はありがちだよな」と笑います。佐藤さんも「俺らの話を聞きたいとか!」と前向きに受け止めます。しかし和子さんだけは怯えた様子で、「やだよぉ・・・偶然ってことにしようよ」と言います。

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私は和子さんに、「まぁ偶然ですよね、今回も」と声をかけました。すると彼女は大きく首を縦に振り「そうそう!でないとまずいって」と答えます。その言葉に、山田さんと佐藤さんも静かにうなずきました。

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気を取り直して、いよいよ私の番です。私も何かを引き寄せてしまう体質なのか、身の回りで不思議な出来事がたびたび起こるので、どの話をしようか毎回迷ってしまいます。

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考えを巡らせていると、ふとひとつのエピソードが頭に浮かびました。「そうだ、あれを話そう」そう決めた私は、3人と順番に目を合わせ「すごくコワかった話なんですが・・・」と、ゆっくり語り始めました。

コワい話をしていると、霊が集まってくるというのはよく聞く話ですよね。店員さんには、陽子さんたち以外の人が見えているのだと思うと、ゾッとしてしまいます。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:八雫 紫苑 編集:石野スズ
作画:きちやん

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