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【スーパーフォーミュラ2026】シーズンは後半戦へ……ランキングトップを独走する太田格之進の勢いは続くのか

  • 2026.8.6
太田格之進(C) SUPER FORMULA
SPREAD : 太田格之進(C) SUPER FORMULA

スーパーフォーミュラ2026年シーズンはここまで7戦を消化し、宮城県のスポーツランドSUGOで行われる今週末の第8戦(予選:8/8、決勝:8/9)から後半戦へ。
チャンピオンシップの方は現在、7戦中4勝と圧倒的な強さを見せている太田格之進(ダンディライアン)が95ポイントを獲得しランキングトップに立っている。2位にはディフェンディングチャンピオンの岩佐歩夢(チーム無限)がつけているが、その差は実に50.5ポイント差。2023年のデビューから着実に強さを増している太田がこの位置にいること自体は予想できたことだが、それは岩佐やチームメートの牧野任祐、元チャンピオンの坪井翔(チーム・トムス)、野尻智紀(チーム無限)らとクロスゲームを演じた上のことであって、ここまでのワンサイドゲームになるとは、正直予想できていなかった。

■前半戦4勝、太田格之進の強さを象徴する2つの勝利

だが前半戦を振り返ってみると、今年の太田のゲインがかなり大きいことは確か。それを象徴する2つの戦いがある。ひとつ目が、モビリティリゾートもてぎで行われた開幕戦。大雨に見舞われセーフティカー(SC)ランで始まったレースはすぐに赤旗になり、約1時間後に再開されたものの、SCリスタート後、視界が悪い中でのバトルが接触を招き1台がストップしたため3度目のSC導入となった。残り約6分時点でのリスタートも、その周回に再びアクシデントが発生し、4度目のSC導入でレースはそのまま終了。つまり、実質のレース周回は約2周しかなかった。そのリスクだらけの状況でのわずかなチャンスを逃さず、2番手スタートの太田はオーバーテイクを成功させ優勝した。
もうひとつは、富士スピードウェイで行われた第6戦。太田は雨がらみの予選でまさかのQ1敗退を喫し、レースへは13番手から挑むことになったのだが、オーバーテイクが比較的やりやすい富士とはいえ優勝はさすがに難しいのではと思っていた中、見事に優勝を果たした。このレース、波乱があったわけでもなく、特別太田にラッキーな展開だったわけでもない。スタートから着実にオーバーテイクを重ね14周目に4番手まで浮上し、ピットインで3台のアンダーカットを成功させるという“王道”でしかなかった。

■■ライバル勢を上回り、富士でさらにリード拡大

前述の4人のライバルに、昨年のデビューから2勝しているイゴール・オオムラ・フラガ(ナカジマレーシング)や新チームで5年ぶりの復活優勝を果たした福住仁嶺(ルーキーレーシング)といった新勢力も加わり、さらなる接戦となるべき状況の中でのこの2つの勝ち方を見るとやはり、一枚上手だとしか言いようがない。太田は同じ富士SWで行われた翌日の第7戦も予選3位からオーソドックスな戦略で逆転優勝し、チャンピオンシップでさらにリードを広げた。
今回のSUGO戦はライバルたちにしてみれば、ここで絶対に太田の独走を止めなければならない戦い。第7戦終了後に太田は「次のSUGOは少し苦手」だと語っていた。SUGOでの過去の戦績を見ると確かに、上位フィニッシュはない。だが決して自信がないような感じではなく“ひょっとすると”と思わせる表情だった。2026年シーズンの天王山となるのかも知れない今週末のSUGO大会にぜひ、注目してほしい。

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