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【ヤンゴン】レトロモダンな街並みに恋する、夏の大人の隠れ家旅

  • 2026.8.7

東南アジアの旅先といえばタイやベトナムが定番ですが、実は今、感度の高い大人の間で密かに注目を集めているのがミャンマーの最大都市・ヤンゴンです。かつての英国統治時代の面影を残すレトロモダンな洋館や、緑豊かなレイクサイドには、驚くほど洗練されたお洒落なカフェや5つ星ホテルが点在しています。時間がゆったりと流れる異国情緒あふれる街で、ミャンマー料理を味わったり、マッサージで自分を甘やかしたり――。今回は、そんな『知られざるアジアのオアシス』で過ごす、大人のヤンゴン滞在プランをご紹介。日常の忙しさを忘れさせてくれる、とっておきの旅へご案内します。

大人のヤンゴン旅をスマートに楽しむ「旅のベース」

「実際のところ、ミャンマーってどこにあるの?」と思う方も多いはず。私も初めての渡韓……ならぬ渡ミャンマーが決まり、地図を見てやっと位置関係に納得しました。ミャンマーは東南アジアのインドシナ半島西部に位置し、インド洋に面しながら、中国、ラオス、タイ、インド、バングラデシュと国境を接する国です。日本からの直行便はないため、今回はバンコク経由でトランジット。バンコクからは約1時間のフライトであっという間に到着します。旅前に一番気になるお財布事情もまとめました。

現地通貨と両替:通貨は「チャット(Kyat)」。10,000チャットが約700円のイメージです(※レートの変動が激しいため事前の確認が必須)。
◆現金の準備:両替用の現金は、シワのない「新札のUSドル」で用意していくのが鉄則。現地での換金が圧倒的にスムーズになります。
◆カード事情:お寺の入場料や街の食堂は現金のみですが、お洒落なカフェやショッピングモールなどの大型店舗ではクレジットカードも問題なく使えました。

空港からダウンタウンまではタクシーで約30〜40分。市内の移動は、事前の金額確定で言葉の心配もない配車アプリGrab(グラブを利用するのが安全で確実、一番のおすすめです。

アジアで最も美しいレトロ。英国調の洋館が並ぶヤンゴン街歩き

かつてイギリスの統治下にあったミャンマー。ヤンゴンの街には、レトロながらも重厚感のある洋風の建物と、東南アジア特有の熱気が入り混じった不思議な空気感が漂っています。街の中心部にある歩道橋に上ると、ヤンゴンのランドマークであるスーレー・パゴダが一望できます。黄金に輝く歴史的な寺院が、近代的なビルと背中合わせに並ぶ景観は、まさに事前に下調べをして憧れていた景色そのもの!「ついにヤンゴンに来たんだ」という実感を、肌で一番強く感じたお気に入りの場所になりました。

イギリスと内時代の名残と独特な建物のミックス感。若い人はそれなりに今っぽい!

こんなクラシカルな建物もチラホラ。こちらはセント・メアリー大聖堂。ネオゴシック建築のミャンマー最大のカトリック教会です。

こいういう小さな道はやはりアジアの空気感!

圧倒的な黄金の輝き。「シュエダゴン・パゴダ」で心が洗われる時間を

今回の旅では、心強い現地のアテンドの方にお願いをして、ミャンマー最大の聖地である「シュエダゴン・パゴダ」へ。高さ約100メートルの大仏塔を中心に、釈迦の遺髪などが納められていると伝えられています。伝説では約2500年前に始まったとされ、地元の人々はもちろん、世界中の仏教徒にとって最も大切な祈りの場所です。塔の表面はすべて本物の金箔で覆われており、なんとその頂部には、数千個ものダイヤモンドやルビーなどの宝石が飾られているのだそう。実際に訪れてみると、圧倒されるほど華やかなのに、どこか厳かで静寂が似合う不思議な空気に満ちていました。

圧巻の金の塔。青空に映えてとても美しかった

豊かな緑とのコントラストも素敵

仏像もさることながら綺麗な細工に見入ってしまいました

ゴールドにミントカラーとラベンダーが綺麗!と思わず写真を撮ってしまった

出る前の大きな回廊にはお土産屋さんも

自分の運命を占う?ミャンマー独自の「八曜日(はちようび)」参拝法

ここでは、ミャンマーの伝統的な習慣に合わせ、「自分の生まれた曜日の場所」でお参りをする独特のしきたりがあります。
◆水曜日だけ午前と午後に分かれるため、全部で「8つの曜日」が存在。
◆各曜日ごとに守護動物が定められている。
自分ももちろん、自分の生まれた曜日と時間の場所を探して参拝しました。私の守護動物は「象」!メインの塔の周りにぐるりと各曜日の祭壇が配置されているので、自分の曜日を探しながら歩くだけでもワクワクします。お祈りに来ている熱心な現地の方々に混ざって、心がスーッと洗われていくような、とても気持ちのいい時間を堪能できました。

水曜午前生まれの神様にお水をかけます

旅の記念に購入した緑の仏様と像のチャーム

大人を虜にするミャンマー料理の魅力

あまり馴染みのないミャンマー料理ですが、渡航前は「立地的にタイ料理に近いのかな?」くらいのイメージでした。しかし実際に食べてみると、中華料理、タイ、ベトナム、さらにはインド料理のエッセンスが絶妙に混ざり合った、どこか懐かしくも新しい不思議な味わい!代表的な料理には、魚の出汁が効いた麺料理「モヒンガー」や、お茶の葉を使ったサラダ「ラペットゥ」などがあります。その中で、今回の旅で私がすっかり虜になってしまったのがシャンヌードルという麺料理。汁なし・汁ありから好みに合わせて選べ汁なしがお気に入り!さっぱりとした、旨味あふれる「アジア風まぜそば」のイメージ。汁ありはクリアな鶏がらスープでした。タイ料理のように、テーブルの上の調味料で自分好みの味にアレンジしていくのが現地流。一緒に出てくるラー油のような特製調味料を加えると、コクが引き立ちます。他にも餃子やチャーハンなど、日本人に親しみのあるメニューが多く、食事のストレスは一切ありませんでした。万が一、日本の味が恋しくなっても、ダウンタウンには日本の居酒屋もいくつかあるので安心。

ヤンゴンに着いて真っ先にランチへ。活気のある食堂はお客さんがいっぱい!

ヤンゴンに着いて初めての食事はシャンヌードル。汁なしタイプ。付け合わせは野沢菜のようなお漬物でした

やっぱりビールで乾杯!

2色目のシャンヌードルは名店【999】へ

こちらのシャンヌードルは少し優しい味

これをオンして味変できます。ただ、入れすぎると完全にラー油の味になっちゃうから少しずつ入れて!

ラペットゥ。ミャンマーの伝統的な発酵茶葉のサラダです。これとご飯でいけそうなしっかりした味!

ローカル食堂で食べたゴーヤのカレー炒めもとっても美味だった!

若者の街「19番通り」で、ヤンゴンの今をちょっとのぞき見

夜遅くなると静かになるヤンゴンの街。いわゆる派手な夜遊びスポットは少なめです。安全面を考慮しても、大人の旅なら早めに夕食を済ませてホテルでゆっくり過ごすのがベター。とはいえ「現地の熱いカルチャーも少しだけ体感したい!」と思い、気になっていた19番通り(19th Street)へ足を延ばしてみました!ここは現地の若者たちが集まる、オープンエアの串焼き屋さんがずらりと並んだ活気あふれるストリート。システムもとってもユニークで楽しいんです。

カゴを受け取る:店先に並ぶ、竹串に刺さった新鮮な野菜や肉、海鮮類をチェック。
好きな具材を選ぶ:自分で好きなものをカゴへ。銀杏やレンコンもあり、まるで日本の焼き鳥屋さんのよう!
スタッフに渡す:カゴを渡すと、その場で香ばしく炭火焼きにしてテーブルまで運んでくれます。
 

炭火の香りが香る熱々の串焼きは、どれも絶品!少し辛みと酸味のある特製タレにつけて食べると、もうお箸が止まりません!サイドメニューからオーダーした「空心菜炒め」と「シーフード炒飯」も間違いのない美味しさ。冷えたミャンマービールを片手に、最高のローカルディナーを堪能できました。

19th Street。若者がいっぱい!ビールを片手に食事を楽しむのは世界共通!

野菜、シーフード、肉が串に刺さって並んでいます。この中から自分の好きなものを選んで店員さんへ

美味しかった!そして意外なことに銀杏まで!

シーフード炒飯。見た目より優しい味で癒されました

やはり外せない空心菜炒め。最高!

自分を甘やかすフットマッサージ

初めて訪れる街の旅は、やっぱりアクティブな街歩きがメインになりますよね。歩き疲れた身体を労わるために、今回のヤンゴン滞在ではホテルのスパだけでなく、街のカジュアルな「街スパ」をフル活用して毎日自分を甘やかしました。驚くべきはそのコストパフォーマンス。なんと1回約1,000円ほどで本格的なフットマッサージが受けられるため、毎日違うお店を開拓するという、日本では到底できない贅沢なデイリーケアを堪能できます。基本的にはどのお店のセラピストも技術が高く、気づけば夢心地の時間を過ごしていました。私の海外旅での定番ルールは、「ボディマッサージは安心のホテルスパ、フットマッサージは手軽な街スパ」と使い分けること。これなら衛生面や技術の当たり外れといった気になる部分も賢くクリアできるので、大人女性の旅スタイルとしてとってもオススメです。

めちゃくちゃ上手で延長したかったマッサージ。疲れがとれて癒されます。

スタッフもフレンドリーで清潔感もある新しいお店でした

【旅を終えて】日常を忘れさせてくれる、とっておきのアジアの隠れ家

なかなか不安定な情勢ということもあり、まだまだ観光地として整いきっていない部分もたくさんあるヤンゴン。しかし、一歩街の中を歩けば、どこか懐かしい日本の車やバスがそのまま走っている姿に何度も遭遇し、不思議な親近感を覚えます。時々、街中で日本語で気さくに話しかけてくれる現地の方に出会うこともありました。話を詳しく聞いてみると、将来日本へ行きたくて一生懸命に日本語を勉強している若者がたくさんいるのだそう。そんな彼らの純粋さに心がじんわりと解きほぐされていきました。まだあまり知られていない場所を旅するのは好奇心を最高に高揚させてくれます。もちろん海外なので、安全面にはしっかりと気を配りつつ、次の旅の目的地として、アジアの隠れ家「ヤンゴン」を選んでみませんか?

ショッピングモール『ジャンクション・シティ』涼しくて何度も行ってしまった(笑)ここには資生堂やカネボウも入っていてビックリ!

市場の野菜が新鮮で美味しそうだった

飛行機の中で次回の旅先を考えるのも醍醐味。次はどこに行こう!

TEXT:TAKURO SAITO

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