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「冷凍食品で楽をして、夫が可哀想じゃない」働きながら料理をする妻を責める義母。だが、夫が正論をぶつけた結果

  • 2026.8.4

夕食の話から始まった小言

義母と夫の三人で、昼食を食べに出かけたときのことです。

席に着いて注文を済ませると、料理が運ばれてくるまでの間、最近の生活について話していました。

夫が何気なく、「昨日は冷凍の餃子にした」と口にした瞬間、義母の表情が変わりました。

「また冷凍食品なの?」

夫ではなく、義母の視線は私に向けられていました。

私はフルタイムで働きながら、夫と家事を分担しています。帰宅が遅くなった日には、冷凍食品や総菜に頼ることも珍しくありません。

夫婦で相談して決めていることでしたが、義母は以前から、それを快く思っていないようでした。

「冷凍食品で楽をして、夫が可哀想じゃない」

周囲には聞こえない程度の声でしたが、その言葉は胸に引っかかりました。

「総菜やレトルトばかりでは、身体にもよくないでしょう」

「私が若い頃は、仕事をしていても毎日きちんと作っていたわよ」

毎日が冷凍食品というわけではありません。それでも、事情を説明すれば言い訳だと思われそうで、私は黙っていました。

義母はさらに続けます。

「もう少し、家のことを頑張れないの?」

私は膝の上で手を握りました。

ここで言い返せば、せっかくの食事が気まずくなってしまう。そう思うと、言葉が出てきませんでした。

夫が母親に伝えたこと

すると、隣に座っていた夫が、テーブルの上に置いていたメニューを静かに閉じました。

「母さん、その言い方はやめてよ」

いつもは穏やかな夫が、はっきりとした口調で言いました。

義母は驚いたように、息子の顔を見ます。

「でも、あなたがちゃんとしたものを食べられないでしょう」

「ちゃんと食べてるよ。冷凍食品の日もあれば、俺が作る日もあるし、総菜を買う日もある」

夫は私の代わりに説明するのではなく、自分たち夫婦のこととして話してくれました。

「家事は二人で相談して分担してる。昨日だって、帰りが遅かったから俺が冷凍の餃子を焼こうって言ったんだ」

「妻だけが楽をしているみたいに言うのは違うよ」

義母は何か言いかけましたが、夫は落ち着いたまま続けました。

「俺は可哀想だと思っていないし、困ってもいない」

「二人で納得してやっていることを、母さんに責められる筋合いはないよ」

義母はしばらく黙り込みました。

ちょうどそのとき料理が運ばれてきて、店員が去ったあと、義母は小さな声で言いました。

「……そこまで言うつもりはなかったのよ」

素直に謝る言葉ではありませんでした。それでも、それ以上私を責めることはありませんでした。

帰り道、夫は私に「今まで黙っていてごめん」と言いました。

その後も義母の考え方が完全に変わったわけではありません。食事の話になると、何か言いたそうな表情をすることはあります。

ただ、以前のように私だけを責めることは、ほとんどなくなりました。

夫が自分の言葉で、これは私たち夫婦の問題だと伝えてくれたことが、何より心強く感じられた出来事です。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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