1. トップ
  2. マンガ
  3. 「明日食べるものにも困る」世帯年収200万・年金生活の75歳女性が全財産を失い絶望!「正気の沙汰ではなかった」と振り返る暗号資産詐欺の罠

「明日食べるものにも困る」世帯年収200万・年金生活の75歳女性が全財産を失い絶望!「正気の沙汰ではなかった」と振り返る暗号資産詐欺の罠

  • 2026.8.2

SNSで知り合った外国人からの勧誘を信じ、暗号資産投資に手を出してしまった大阪府の75歳女性。利益が出ていると錯覚し、生活費や老後資金のすべてをつぎ込んでしまいました。夫には内緒にしていたため誰にも相談できず、全財産を失い一人で絶望を抱え込むことに。当時の行動を「正気の沙汰ではなかった」と振り返り、明日食べるものにも困るほど困窮しているという女性に、過酷な状況や痛切な教訓について教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年7月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である75歳女性のプロフィールは以下の通り。

  • 回答者本人:女性(75歳)
  • 居住地:大阪府
  • 家族構成:私(75歳)、夫(78歳)
  • 回答者の職業:年金生活
  • 現在の世帯年収:約200万円
  • 回答者個人の年収:約100万円
  • 住居形態:戸建て(分譲・建売住宅)
  • 現在の金融資産状況:50万円

SNSで知り合った外国人に、巧みな手口で老後資金を奪われ……

大阪府の戸建て住宅で夫と2人で年金生活を送る75歳の女性。世帯年収は約200万円と限られた中で、長年コツコツと老後資金を蓄えてきましたが、ある出来事を境に貯金はわずか50万円まで激減してしまいます。

きっかけは、SNSを通じて親しくなった「外国人と称する人物」からの勧誘でした。

将来性のある暗号資産があると勧められ、最初は少額から始めたという女性。「利益が出ているように見せかけられ、信用してしまいました」と振り返ります。

その後、さらに高額な投資を求められ、生活費や貯金をすべてつぎ込んでしまったのだとか。しかし、結果としてそれは偽のサイトによる詐欺であり、運営元は突然アクセス不能に。女性の全額が持ち逃げされてしまったのです。

夫にも言えない……全財産喪失で明日食べるものにも困る日々

生活費をすべて失った女性は、食費や光熱費の支払いにも事欠く状態に陥ってしまいます。

長年蓄えてきた老後資金が一瞬にして消え、「明日食べるものにも困るという恐怖を感じるようになりました」と明かす女性。年齢的に労働で収入を得ることも難しく、周囲に頼れる知人もいないため、現在は孤独の中で日々の生活を何とかつないでいるそうです。

そんな女性を何より苦しめたのは、自分の愚かさが情けなく、誰にも相談できない孤独でした。「画面の中で増えていく数字を信じて疑わなかった自分が許せず、怒りと悲しみの渦の中にいました」と心境を吐露します。

夫には内緒で投資していたため、苦しい状況を誰にも話すことができず、すべてを一人で胸に秘めて耐え続けているとのこと。「限界を感じて心が壊れそうです」と悲痛な思いを明かしてくれました。

弁護士費用も出せず泣き寝入り……終わりの見えない苦しみ

トラブル解決のため、女性は警察のサイバー犯罪相談窓口へ報告を行いました。また、インターネット上の詐欺被害対策サイトを活用し、同じような被害者の体験談を読むことで精神的な支えを求めていたそうです。

弁護士への相談も考えましたが、被害額が大きく着手金すら出せない状況。実質的には泣き寝入りせざるを得ませんでした。

詐欺グループは海外に拠点を置いている可能性も高いため、犯人を特定することはできず、お金が戻ってくる見込みは皆無。女性はそんな現実に強い無力感を感じていると言います。

甘い誘惑には絶対に乗らない!ネットの闇から得た痛切な教訓

今は、トラブルの解決というよりも、自分の負った被害をいかに受け入れて、残りの人生をどう生き抜くかを模索する段階にようやく入ったという女性。

もし当時の自分に戻れるなら、SNSで知り合った相手がどれほど親切で魅力的に見えても、投資の話が出た瞬間に遮断すると女性は悔やみます。

「顔も知らない人物を信用して大切なお金を預けるなど、正気の沙汰ではなかったと深く反省しています」と強い後悔をにじませた女性。もし勧誘を受けても即座にブロックし、信頼できる地域の専門家に相談すると決めているそうです。

今回の詐欺被害で、女性は「インターネットの闇がこれほどまでに深くて恐ろしいものであることを思い知らされました」と言います。

どんなに言葉巧みであっても、見ず知らずの人間を信用してはならないという教訓が、骨の髄までしみた、とのこと。

「この失った代償は取り戻すことができませんが、今後はどんなに厳しい生活になろうとも、自分の身の丈をわきまえ、決して二度と不審な儲け話には耳を貸さないことを誓います」と重い言葉を残してくれました。


(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年7月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ