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【アライ】新作フルフェイス「X-SNC」が9月上旬発売!RX-7X直系の安全性と“風量5倍”の圧倒的通気性能をサーキットで体感インプレ

  • 2026.7.30

アライヘルメットから、完全ニューモデルとなるフルフェイスヘルメット「X-SNC(エックス・エスエヌシー)」が発表されました。単色(ソリッド)モデルの発売は2026年9月上旬を予定(税込69,300円)。那須モータースポーツランドで開催されたメディア体験走行会にて、注目の新構造や実走でのパフォーマンスをいち早く体感してきました。

アライが追求した「低重心による本当の軽さ」

これまでアライのオンロード・フルフェイスといえば、レース&サーキット最高峰の「RX-7X」と、ツーリング特化型の「ASTRO-GX」が二大巨頭として君臨していました。今回の「X-SNC」はその中間、特にヨーロッパでトレンドとなっているストリートファイターやアグレッシブなネイキッドバイクに向けた“ストリートのフラッグシップ”というポジションを担います。

ネーミングの由来も、アライの最先端血統を示す「X」シリーズに、最上級防体構造である「SNC(Structural Net Construction)」を組み合わせたもの。RX-7Xの廉価版などではなく、純粋にストリートでの最高峰を目指して作られた逸品です。

手に取って頭を通した瞬間に「軽い!」と実感できるX-SNCですが、アライの考え方はどこまでも一貫しています。

世の中にはグラム単位で軽量化されたヘルメットが存在しますが、アライは「安全性能やシェル強度を犠牲にしてまでグラム数を軽くすることはメーカーとしてナンセンス」と断言します。世界的に厳しいスネル規格を当たり前にクリアし、アライ最高峰の「PB-SNC²」シェルを採用。創業からの信念である「命は地球より重い」の精神のもと、衝撃を滑らかに逃がす「かわす性能(卵型フォルム)」を一切崩していません。

その上で、シェル全体の「低重心バランス」を徹底的に設計し直すことで、被って走った時に首へ負担がかからない「圧倒的な体感上の軽さ」を実現。アライのホルダー装着フルフェイスの中でも最軽量(RX-7X比で-約100g)に仕上がっています。

驚異の流入量5倍!暑い夏でも息苦しくない「ACダクト」

開発陣が近年の日本の酷暑に対応すべく徹底的に磨き上げたのが、新設計のベンチレーションシステムです。余計な出っ張りを減らして軽量・コンパクト化を図る「引き算の発想」で作られています。

・フロント「AC(エアーキャッチ)ダクト」:流体解析から最適な位置を導き出し、従来モデル比で約5倍の空気流入量を確保。スライド式スイッチにより、グローブをしたままでも開閉状態がひと目で分かります。

・リア「SD(ショートディフューザー)ダクト」:あえて開閉スイッチを排除することで軽量化と排気効率を両立。負圧によって頭部の熱気を一気に引き抜きます。

・ストリートファイター向け空力:時速80kmでのストリートファイター姿勢(アップライトな乗車姿勢)において、条件によってはフラッグシップのRX-7Xをも上回る通気性能を発揮。

実際にサーキットを走行すると、走り出した瞬間に頭部へ一気に風が吹き抜け、夏特有の蒸し暑さや息苦しさが軽減されるのを体感できました。

調整式内装&最新インカム規格(ECE 22.06 S45)に対応

内装には抗菌・消臭性に優れた高機能生地「エコピュアー」を採用。完全新設計のフルシステム内装となり、今回新たに後頭部のアジャストモルトが追加されたことで、おでこ周りや後頭部のフィッティング微調整がユーザー自身で可能になりました。

また、インカム装着を見越した専用スピーカーポケットを完備。インカム等のアクセサリーを装着した状態での安全性を規定した欧州最新規格「ECE 22.06(S45)」にもしっかり準拠しており、主要メーカーのスピーカーがすっきり収まる現代的な使い勝手も魅力です。

発売時期・価格・カラーバリエーションまとめ

ストリートをアグレッシブかつ快適に駆け抜けるための要素が凝縮されたX-SNC。単色モデルのスペックは以下の通りです。

モデル名:X-SNC(エックス・エスエヌシー)
発売時期:2026年9月上旬予定
価格:63,000円(税込 69,300円)
安全規格:スネル、JIS、ECE 22.06(S45)
カラー展開(全4色):グラスホワイト、フラットブラック、プリズムブラック(新色)、フロストライトグレー(新色)

安全という絶対命題を守り抜き、低重心による軽さと風量5倍の快適性を手に入れたX-SNC。ストリートを愛するすべてのライダーにとって、まさに待ち望んでいた一頭と言えそうです。

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