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黒柳徹子のライフワーク公演『ハロルドとモード』、今年はKEY TO LIT岩崎大昇が系譜継ぐ

  • 2026.7.28
舞台『ハロルドとモード』キャスト陣 width=
舞台『ハロルドとモード』キャスト陣

2020年より黒柳徹子のライフワークとして上演されてきた『ハロルドとモード』が、9月~10月にEX THEATER ROPPONGIおよび大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演されることが決定。共演には、KEY TO LITの岩崎大昇(「崎」は「たつさき」が正式表記)が発表された。

【写真】今年は岩崎大昇が出演! 7度目の『ハロルドとモード』フライヤー

本作は、1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』が原作。物語の軸は、“生”を全身で肯定する79歳の女性・モードと、“死”に執着する19歳の青年・ハロルドという真逆のふたり。孤独と皮肉に満ちた青年が、破天荒で自由奔放な女性と出会い、やがて心の奥に眠る希望を見つけていきます。“命はやがて終わる。だからこそ、生きることはこんなにも愛おしい”。そんなメッセージを、ユーモアと詩情を交えて繊細に描き出す珠玉のヒューマンドラマだ。

7度目のモード役を務めるのは、もちろん黒柳徹子。1977年に来日公演で本作と出会って以来、40年以上にわたり出演を夢見てきた黒柳にとって、モードという役はまさに人生を体現する存在に。そして、2026年版のハロルド役に決まったのはKEY TO LITの岩崎大昇。初演(2020)の生田斗真をはじめ、藤井流星(2021/WEST.)、佐藤勝利(2022/timelesz)、向井康二(2023/Snow Man)、松島聡(2024/timelesz)、七五三掛龍也(2025/Travis Japan)といった錚々たる先輩たちが演じてきた“ハロルドの系譜”を継ぐ、新たな担い手として登場する。

共演には、武田玲奈、笠原秀幸、田中要次、井川遥といった実力派俳優が集結。それぞれが異なる“死生観”をにじませながら、物語に深みと余白をもたらす。演出は、2020年の初演から本作に携わるG2が担当する。

黒柳は「朗読劇は7年目を迎えました。装置がなく、動きもありませんが、お客さまは、たくさんのことを感じ取ってくださいます。その間、たくさんの感想をお聞かせいただきましたが、皆さまの想像の豊かさに、毎年毎年感動しています」とコメント。岩崎は「これまでデビューされた先輩方が演じてきた作品なので、まさかジュニアの自分が演じさせていただくことになるとは全く思っておらず、とにかく驚きました。そして、黒柳徹子さんをはじめとする錚々たるキャストの皆様にも背筋が伸びます。僕自身、朗読劇に挑戦させていただくのは初めてなのでとてもワクワクしております!」と意気込みを寄せた。

舞台『ハロルドとモード』は、9月~10月に東京・EX THEATER ROPPONGIおよび大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。

※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■上演台本・演出:G2

7年前、この作品で初めてご一緒させていただいて痛感したのは、徹子さんが紛うことなき「女優」であるということ。物語上の架空の存在であるはずの役が、徹子さんの心と体を通すと不思議なことに、確かにそこに存在し、可笑しくも切なくも、ひとつの人間の魂にじかに触れたような気持ちにさせてくれる。だからこそ徹子さん演じるモードがさりげなく説く人生を生きるコツの数々も、しっとりと心に染み渡る。そんな魅力が多くの観客の胸を打ってきたのだと思います。
そしてその『ハロルドとモード』も今回で7回目。毎年、徹子さん以外は新しいキャストをお迎えしてお贈りしておりますが、今回もハロルド役の岩﨑さん始め、新鮮なキャストが集まってくださいました。
毎年、お客様に「これはもはや朗読劇ではない!」と言って頂けるのが嬉しいこの作品。キュートな装置、グラマラスな衣装、ハートフルな音楽、そして何よりも出演者の息の合ったやりとり、ちょっぴりブラックなジョークに笑っていただき、そして最後は……人間や人生についてピュアに感じることができる舞台です。生きている素晴らしさを実感できる時間をお過ごし頂けるはず。 G2

■モード役:黒柳徹子

喜劇がお好きな皆さまへ

皆さま、こんにちは。今年も朗読劇『ハロルドとモード』をやらせていただきます。今年のハロルドは
KEY TO LIT(キテレツ)の若々しい俳優、岩﨑大昇さんです。今年も魅力的な顔ぶれがご出演くださいます。ハロルドの母親は井川遥さん。フィネガン神父は田中要次さん。若い女性は武田玲奈さん。ハーレイ医師は笠原秀幸さん。とても楽しみです。

朗読劇は7年目を迎えました。装置がなく、動きもありませんが、お客さまは、たくさんのことを感じ取ってくださいます。その間、たくさんの感想をお聞かせいただきましたが、皆さまの想像の豊かさに、毎年毎年感動しています。

この作品は、おもしろい変わったお婆さんのモードと、青年ハロルドとのラブストーリーです。ハロルドはお金持ちの息子ではありますが、孤独で「人生、死んだほうがまし」と考えているような手のかかる青年です。でも、変わってるモードに対しては、心を許していきます。人間の生きていく難しさを、的確に現した感動的な作品です。
私が『ハロルドとモード』の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、いつか、私もモードの役を、と思っていました。私は、いまでも涙が止まらなかった若い頃を、なつかしく思い出します。

■ハロルド役:岩崎大昇

これまでデビューされた先輩方が演じてきた作品なので、まさかジュニアの自分が演じさせていただくことになるとは全く思っておらず、とにかく驚きました。そして、黒柳徹子さんをはじめとする錚々たるキャストの皆様にも背筋が伸びます。僕自身、朗読劇に挑戦させていただくのは初めてなのでとてもワクワクしております!
あの伝説の黒柳さんとまさかラブストーリーで共演させていただくというのは、黒柳さんを子供の頃から知っている身としてなんとも恐れ多い気持ちです。とてつもなく貴重な経験であることを心に刻みながら、全力で挑ませていただきます。
狂言自殺を繰り返す愛に飢えた19歳の青年ハロルドと、文字面で見るとものすごいインパクトとかパワーがありますが、その実はものすごく心が綺麗で優しい少年だと思います。ピュアに繊細に複雑にそして大胆にハロルドの心を宿せたらと思っております。
歴代、先輩方が紡がれてきた作品。
僕が演じるハロルドも皆様に素敵な役そして作品だったと心に残るよう、大切に演じさせていただきます。今年の気候を見ていると、公演の頃はまだ暑いかと思いますが、少し遅めの夏の終わりを感じながら、このハロルドとモードを皆様に全身で味わっていただけたらいいなと思います。

劇場でお会いできるのを楽しみにしております!

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