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公式サイト推奨だから、と信じていたのに……ネット取引でチケット代をだまし取られた世帯年収700万・48歳女性が明かす顛末

  • 2026.7.27

行きたかった公演のチケットを公式推奨のリセールサイトで見つけた愛知県の48歳女性。ところが、それは巧妙な詐欺でした。チケット代をだまし取られ、警察に相談しても門前払いに……。友人まで巻き込んでしまったというトラブルの顛末を、女性に詳しく教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年6月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である48歳女性のプロフィールは以下の通り。

  • 回答者本人:女性(48歳)
  • 居住地:愛知県
  • 家族構成:自分(48歳)、夫(50歳)、長男(22歳)、次男(20歳)
  • 回答者の職業:派遣・契約社員(営業)
  • 配偶者の職業:会社員(正社員)
  • 現在の世帯年収:700万円
  • 個人の年収:200万円
  • 住居形態:戸建て(賃貸)
  • 現在の金融資産状況:iDeCo、生命保険の個人年金

公式サイト推奨だから、と信じていたのに……巧妙な詐欺の顛末

愛知県内の賃貸戸建て住宅で、会社員の夫と20代の息子2人と4人で暮らす48歳の女性。自身も派遣・契約社員の営業職として働いています。そんな彼女が見舞われたのはネットを通じたある金銭トラブルでした。

ある公演のチケット購入を検討していたという女性。そのとき、タイミングよく「ファンクラブの購入が重複したため売りたい、という書き込みをみつけた」と言います。

その書き込みがあったのは、公式サイトが使用を推奨しているチケット救済サイト。このため、女性はすっかり信用していました。

ところが「金額を振り込んでも、チケットが届かなかった」のだとか。「振込まではやりとりできていたが、チケット発券が公演2週間前にならないとできないシステムだったため、振込からかなり日数が空いてしまった」と振り返る女性。

「連絡が取れなくなり、何度か督促もしたが無視された」ため、不審に思って運営に問い合わせました。

すると、同一人物による同様の被害が複数確認されている、との説明が。女性は詐欺だと気づきすぐに警察に行ったものの「(公演の)当日を過ぎるまでは詐欺確定とならないとされた」と、その場で被害届を受理してもらうことは叶いませんでした。

友人の有給も無駄になり「申し訳ない気持ちでいっぱいだった」

自分自身がチケット代をだまし取られただけでなく、その影響は女性の友人にも及んでしまいます。

実は「チケットが確保できたものと安心していて、当日に友人を誘っていた」と明かす女性。「友人も有給を取得して楽しみにしていた」と言います。

当時の心境について「もっと早く気づけていれば、他の席のチケットを買うこともできたかもしれない。友人にも申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と振り返る女性。

チケット代をだまし取られた悔しさに加え、友人の期待を裏切ってしまったことへの強い罪悪感を抱いていました。

さらに、周囲の対応の冷たさも女性を苦しめたと言います。トラブルで特に困ったこととして「警察があてにならないこと。公式がリセールを勧めているサイトでこのような被害にあったこと」の2点を挙げた女性。

被害届が受理され、詐欺が確定するまではリセールサイトも動いてくれないため、「二次被害を防ぐ気があまり感じられなかった」と、被害者寄りではないシステムの構造に強い憤りを感じていました。

ようやく被害届を提出し、情報提供にも協力。それでも進展は「全くなし」

このまま泣き寝入りするのは悔しい……そう感じた女性は、その後もあきらめずに行動を続けました。

AIを使っての被害届の手順の確認、時系列リストの作成などを自らの手で進め、公演の当日を過ぎてからは警察への被害届提出も済ませたと言います。

その結果「リセールサイト側で出品者の利用停止」が行われたのだとか。さらに、「後日、別の方が提出した被害届について、情報提供の協力を依頼された」と、女性は他の被害者を助けるための連携にも協力しました。

しかし、肝心の自身のお金について進展を聞くと「全くなし」と女性。3カ月が経過した今も、だまし取られたチケット代は戻ってきていません。

身をもって学んだ個人間取引の落とし穴

もし、トラブル発生前に戻れるなら、女性は「リセールサイトでは購入しない」と答えます。

「どうしてもリセールサイトを利用する場合は、補償のあるサービスを利用する」と女性。補償付きのサービスは、金銭授受の間に運営が入ることで、手数料が発生しますが、それでも詐欺被害に遭ったときに「全額盗まれることはない」という安心感があるとのこと。

公式サイトが推奨しているサイトだからと、安易に取り引きした結果、楽しみにしていた公演は台無しになり、チケット代をだましとられた——。そんな事態を経て、女性はネット上での個人間取引のリスクを身をもって学んだようです。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年6月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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