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子どもたちの「どうして」が辛い……義母の金銭トラブルに巻き込まれ生活がひっ迫した世帯年収600万・50歳女性、落ち込む義母に抱いた複雑な思い

  • 2026.7.26

高齢の親を狙った悪質な電話勧誘や訪問販売。気をつけているつもりでも、親族がターゲットになってしまうことは少なくありません。兵庫県で夫や子どもたちと暮らす50歳の女性は、義母が巻き込まれた金銭トラブルによって家計がひっ迫し、子どもの習い事を減らさざるを得なくなったと言います。女性一家の身に起きたトラブルの顛末とそこから得た教訓について、詳しく教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年6月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である50歳女性のプロフィールは以下の通り。

  • 回答者本人:女性(50歳)
  • 居住地:兵庫県
  • 家族構成:自分(50歳)、夫(52歳)、息子(17歳)、息子(14歳)
  • 回答者の職業:パート・アルバイト(小売店でのレジと品出し)
  • 配偶者の職業:会社員(正社員)
  • 現在の世帯年収:大体600万円前後
  • 個人の年収:年間100万円位
  • 住居形態:戸建て(分譲・建売住宅)
  • 現在の金融資産状況:貯蓄は約400万円、学資保険・生命保険に加入

すすめられるままに高額な健康食品を定期購入した義母、初回は割引があったのに……

兵庫県の戸建て住宅で夫と高校生、中学生の2人の息子と暮らす50歳の女性。自身も小売店のパートで働きながら、夫と協力して家計を支えていますが、ある日、義母の金銭トラブルによって生活に大きな影響が出てしまったと言います。

きっかけは、義母が通信販売業者にすすめられるままに高額な健康食品を購入してしまったことでした。

「健康に良い」と電話で勧誘を受けた義母。定期購入の商品でしたが「最初は初回割引があると説明されて、安心して契約した」そうです。

しかし、初回のみで契約を終了しようとしたところ、思わぬ事実が発覚します。実は、割引での購入には定期購入の半年間継続が条件になっていたのだとか。

女性は「実際には自動的に定期購入契約となっていて、毎月数万円が引き落とされる状態になってしまいました」と明かします。

慌てて解約を申し出たものの、業者からは「最低半年は続けないと解約できないから」と突っぱねられてしまいました。

義母が解約不可能な月数万円の契約を半年間にわたって継続せざるを得ない——。それは、義母の生活費の一部を負担していた女性一家の家計にも、大きな負担がのしかかることを意味していました。

子どもの「どうして」が辛い……。その一方で、落ち込む義母に抱いた複雑な思い

女性一家の家計を直撃した義母の金銭トラブル。女性は「毎月の出費が増えたことで、子ども2人の習い事を一時的に減らさざるを得ませんでした」と、実害の大きさを明かします。

子どもたちには「どうして辞めなきゃいけないの?」と聞かれたという女性。義母のトラブルが原因だとは言えず「説明するのがすごく辛かったです」と当時の胸の内を吐露しました。

義母に対しての思いも複雑でした。義母を責める気持ちと、だまされた義母に対する怒りを抱いていた一方、「義母の落ち込みを見て『守ってあげたい』という気持ちもあって、怒りと心配が入り混じった複雑な心境でした」と女性。

「家族の生活に影響が出ていることを考えると不安が大きくて、どうにか解決しなければという焦りもありました」という中で、女性の精神的な疲れはたまっていきました。

消費生活センターへの相談で解約へ。高齢の家族を守るためにできることとは?

このまま半年間泣き寝入りするわけにはいかない……女性一家は家族で話し合った結果、公的な機関を頼ることにしました。

「消費生活センターに相談して、契約内容を確認してもらいました」と女性。さらに、友人にも似た経験がないかを聞いてアドバイスをもらったり、インターネットで同じような被害事例を調べたりと、解決に向けて奔走したと言います。

その結果、「解約には成功しました」と明かす女性。支払った分のお金は戻りませんでしたが、解約できたことで被害の拡大を防ぐことができました。

今は、トラブルについて「今後同じようなトラブルを避けるための知識を得ることができて、家族でのルール作りにもつながりました」と、プラスになった面に目を向けている女性。

「義母も『次からは必ず相談する』と言ってくれるようになったので、家族の意識が変わったことは大きな進展でした」と明かします。

今回のトラブルを経て、女性は「親切そうな言葉でも契約は慎重に!」すべきだと痛感。さらに、今回のような悪質な勧誘や契約から、高齢の家族をどう守るべきか、考えさせられたと言います。

女性は最後に「家族で情報を共有して、トラブルを未然に防ぐ大切さを学びました。特に高齢の家族がいる場合は、周囲が見守って、契約前に確認する仕組みを作ることが重要だと痛感した感じです」と教えてくれました。


(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年6月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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