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14歳の長男が学校で孤立……世帯年収850万・45歳女性がショックを受けた同級生との金銭トラブル

  • 2026.7.26

中学生にもなると、どんどん広がっていく子ども同士の付き合い。その関係が子どもたちを成長させてくれる一方、時には親の想像を超えるような金銭トラブルに発展してしまうことがあります。千葉県に住む世帯年収850万・45歳の女性は1年ほど前、当時14歳だった長男と同級生との間に、あるお金をめぐるトラブルが起き、長男は学校で孤立してしまったと言います。母親として、大きなショックを受けたという女性のエピソードを詳しく教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年6月、インターネット上で「子どもにまつわるお金トラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。女性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:女性(45歳)
  • 居住地:千葉県
  • 同居家族の構成:夫(48歳)、長男(15歳)、長女(12歳)
  • 回答者の職業:会社員(正社員・事務)
  • 配偶者の職業:会社員(正社員)
  • 現在の世帯年収:約850万円
  • 個人の年収:約400万円
  • 住居形態:戸建て(分譲・建売住宅)
  • 現在の金融資産状況:1200万円程度
  • トラブル当時の子どもの年齢:14歳

レアカードのためにお金を渡したのに……14歳長男が巻き込まれた売買トラブルとは?

千葉県の戸建て住宅で、48歳の会社員の夫、15歳の長男、12歳の長女と4人で暮らす会社員の女性(45歳)。現在の世帯年収は約850万円で、1200万円ほどの金融資産を保有しています。

そんな女性が明かしてくれたのは、長男が14歳の中学2年生だったころに同級生との間で起きた金銭トラブルでした。

ある日、同級生から「レアカードを格安で譲る」と直接持ちかけられた長男。そのころ、ネットオークションやフリマアプリの仕組みに興味を持ち始めていた長男はその話に乗り、小遣いで貯めたお金を同級生に渡したと言います。

ところが、いつまでたっても、その同級生はカードを持ってくることはありませんでした。そればかりか、カードの引き渡しか返金のどちらかの対応を求める長男に対して「別の友達に売ってしまった」「お金はもう使ってしまった」などと言い逃れを繰り返したと言います。

この事態を自分一人で解決しようと思い悩んでいたという長男。母親である女性に、ついに打ち明けたときには、すでに数週間が経過していました。

「嘘を広められ学校で孤立」した長男、失われた人間関係と相手からの非難に覚えた大きなショック

「なぜ親に相談せずに高額な取引をしたのか」。

長男から事実を打ち明けられた当初、女性は強い怒りを覚えました。しかし、泣きながら経緯を話す長男の姿を見て「彼もまた騙された被害者であることに気づき、深い反省と情けなさを覚えました」と振り返ります。

子ども同士で解決できる時期はとっくに過ぎている——。そう感じた女性はまずは学校の担任にトラブルを相談し、相手の保護者との話し合いの場を設けてもらうことにします。

ところが、事態は思わぬ方向へと進んでいきました。

学校が設定してくれた相手の保護者との話し合いが難航。相手側は過失を認めず、逆に非難されるような場面もあったのだとか。

さらに、相手の子はお金を返してくれないばかりか、事実とは異なる嘘を周囲に広めたと言います。その結果「息子が学校で孤立してしまいました」と女性。長男の学校での人間関係は瞬く間に悪化し、長男自身は精神的なケアが必要となるほどに傷ついてしまいました。

中学生の子ども同士の金銭トラブルが、まさかここまでこじれるとは考えてもいなかった女性。「非常にショックを受けました」と当時の心境を明かします。

「どうすれば息子を守れるのかという不安で夜も眠れず、精神的に非常に不安定な状態が続きました」。平行線をたどる事態に、女性は心身ともに疲弊していきました。

第三者機関の「法テラス」を頼ることを決断!トラブルを経て痛感した重要なこととは?

学校にトラブルを相談した後も、解決の糸口さえ見つからないばかりか、事態がどんどん悪化していく——。そんな日々に終止符を打つため、女性はあることを決断します。

学校ではなく外部機関の「法テラス」に相談することにしたのです。そこで、弁護士に法的観点からの助言を仰いだという女性。

助言に従った結果、相手側が過失の一部を認め、事態は「返金」という形で一応の決着を見ました。その後、学校側の介入もあり長男への誹謗中傷も収まったと言います。

ただ、一度崩れた人間関係が元通りになることはありませんでした。

このトラブルをきっかけに、長男とは金銭のやり取りに関する約束事や、ネット上の取引の危険性について何度も話し合う時間を持ったという女性。

もっと早い段階で子どもの変化に気づいていれば……女性の中には今もそんな思いがあるようです。

さらに女性は、もしトラブル当時に戻れるなら「すぐに学校や第三者を交えることで、親同士の直接的な対立を避けるように動きます。感情的にならず、子どもが抱えている不安を最優先で受け止めてあげたい」と続けます。

子ども同士の何気ない約束でも、金銭が絡むと親の責任が問われる重大な問題になり得る、ということを痛感したという女性。最後に、トラブルを経て気づいた何より重要なことを教えてくれました。

「親が教えるべきは、お金の管理だけでなく、人間関係の距離感や、何かあった時に親を頼る信頼関係の構築であると学びました」。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年6月、「子どもにまつわるお金トラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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