1. トップ
  2. 初心者は「5ポット」が作りやすい! 赤・黄・オレンジの【夏の寄せ植え】植えつけプロセスつき

初心者は「5ポット」が作りやすい! 赤・黄・オレンジの【夏の寄せ植え】植えつけプロセスつき

  • 2026.7.19

初心者は「5ポット」が作りやすい! 赤・黄・オレンジの【夏の寄せ植え】植えつけプロセスつき

YouTubeで配信している寄せ植え動画が人気の富田英明さん。初心者でも寄せ植えを上手に作るには、「フォルムをきれいに出すこと」を意識するのが大事だと話します。今回はレッド、イエロー、オレンジの花をメインにした夏の寄せ植えの作り方をご紹介します。

寄せ植え制作
富田英明さん

とみた・ひであき⚫️1974年東京生まれ。
高校入学後、園芸店でアルバイトを始め、大学卒業後、園芸店に勤務。
園芸店を退職後、2013年から「jungle berry」として活動を開始。庭や店舗の植栽、寄せ植え制作・販売を手がけ、全国の園芸店にて寄せ植えイベントの講師を務める。
東京・東村山の「T-Garden」にて、寄せ植え教室を開催中(不定期)。
YouTube「寄せ植え専門チャンネル morinomi」@morinomi783
Instagram @hideamai

ホットカラーの花々から元気をもらえる夏の寄せ植え

アンティークカラーが魅力的なルドベキア‘キャラメルミックス’をメインに、葉色が個性的なヘリオプシス、真っ赤な実で存在感のある観賞用トウガラシ、秋までよく咲く人気品種ジニア‘プロフュージョン ホワイト’の組み合わせ。

直径20〜30cmの鉢の場合は、花苗4つ、葉もの苗1つの計5ポットが初心者でも植えやすいバランスですが、ここでは葉もの苗のかわりにケイトウを使用。このケイトウのように、1ポットの中にいくつもの茎が土の中から垂直に出ているような場合(多粒まきの苗など)には、苗を分割して使うことが可能なため、今回は4つに分割。他の花苗の間に植えることで、苗と苗との境目をあいまいにする効果があり、寄せ植えに一体感が生まれます。

夏に作った寄せ植えの観賞期間は約2カ月。咲き終わった花は適宜、カットし、植えつけから2カ月程度たったら寄せ植えを分解して、それぞれの苗を地植えにしたり、鉢に単植(1つの鉢に1苗植えること)したりします。

苗の配置図

A:ルドベキア ‘キャラメルミックス’
B:ヘリオプシス
C:観賞用トウガラシ
D:ジニア ‘プロフュージョン ホワイト’
E:ケイトウ

★A→B→C→D→E の順に植えつけます。

用意するもの

苗、バスケット、鉢底石、草花用の培養土、緩効性肥料(使用しているのは「マグァンプK 中粒」)

寄せ植えの作り方

「フォルムのきれいな寄せ植えを作るポイント」はで紹介しています。初心者でも一体感が出せる【夏の寄せ植え】ブルー・パープルで涼しげに仕上げる3つのコツ

作り方の説明の中で、「フォルムのきれいな寄せ植えを作るポイント」と対応している内容については「ポイント②」「ポイント③」と表記しています。

❶バスケットの内側に敷かれたビニールをつまみ上げて、先端をはさみで切り、水抜き穴を作る。

❷鉢底石を入れる。量はバスケットの高さの1/4が目安。

❸土を入れていく。植える苗の一番下についている葉が、バスケットの縁より少し上にくる程度の高さまで入れるのが目安。

❹土を入れ終わったら、土の上に緩効性肥料をまき、土の表面のみに混ぜる。

❺ルドベキアをポットから出す。根鉢の上部の土を取る。他の苗も同様に行う。

❻ルドベキアは根が回って白くなっているので、根鉢の底の部分を少しくずす。他の苗はこの作業を行わない。

❼根鉢の底をくずし終わったところ。

❽傷んだ葉があれば取る。他の苗も同様に行う。

❾ルドベキアとヘリオプシスの丈の高いほうを鉢の内側に向けて植える(ポイント②)。他の苗を植える際も同様に「丈の高いほうが内側」で。ルドベキアにヘリオプシスを寄せて、重なり合った茎、枝を、茎と枝が元々向いている方向に広げるようにする(ポイント③)。他の苗を植える際も同様に「苗を寄せて、重なり合った茎、枝を広げる」を行う。

❿トウガラシを外側に少し傾けるようにして植える。ルドベキアに比べて、トウガラシの丈が低いため、トウガラシを植える場所の下に土を入れて、トウガラシの高さを出すようにしてから植えつける。ルドベキアとトウガラシの、一番上についている葉同士の高さが揃うくらいが目安。

⓫中心部分に土を足してから、ジニアを外側に少し傾けるようにして植える。

⓬ケイトウを手で割り、4つに分ける。

⓭ケイトウを4カ所に植える。他の花苗と同様に、丈の高いほうを内側に向けて植え、隣の苗の茎の中に混ぜ込むように広げていく。

⓮手の甲で葉をそっとめくり上げるようにしながら、土を足す。量は1カ所につき、土入れ3杯分が目安。1杯目を入れたら、土を指で強めに押す。2杯目は1杯目よりも弱めに押し、3杯目は土の表面をなでる程度で。

⓯葉が込み合っているところは、葉を切る。夏から秋に向かって葉の枚数が増えていくので、多少多めに切っても問題ない。

⓰株元に水を与える。水の量は鉢の容積の2倍が目安。

完成

撮影協力
T-Garden
季節の草花や観葉植物、ガーデニング雑貨が揃うおしゃれなガーデンショップ。富田さんの寄せ植え教室も不定期で開催中。ランチ、デザート、ドリンクが楽しめる「café T-Garden House」を併設。
東京都東村山市久米川町2−1−2
☎︎042-395-1956
営業時間9:30〜17:00(カフェは11:00〜) 水曜定休
https://www.t-garden-hana.com/

撮影/柴田和宣

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ