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北海道の2つの愛され遊園地 日本最古の観覧車&40年現役のアトラクションが紡ぐ物語

  • 2026.7.12

開業40周年を迎えた岩見沢市の「北海道グリーンランド」と、70周年を迎えた函館市の「函館公園こどものくに」。

バブル崩壊やコロナ禍など、時代の荒波を乗り越え、今なお世代を超えて多くの家族に愛され続けるのはなぜか。
お祝いムードに沸く両園の最新の取り組みから、長年親しまれる秘密に迫ります。

道民に愛され続け40年

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道内最長1500メートルのジェットコースター「轟音 GO-ON」

北海道岩見沢市の「北海道グリーンランド」は、2026年で開園40周年。

急降下へのカウントダウン…期待と恐怖が交差します。
全長1500メートル!道内最長のジェットコースター「轟音」です。
約3分間、スリルと爽快感が楽しめる人気のアトラクションです。

札幌から車で約1時間。高さ85メートルの大観覧車が出迎えてくれる、北海道グリーンランド。 40年にわたり、道民から愛され続けています。

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札幌からの来園者は「2人ともジェットコースターを乗るのが好きで」と話します。
また別の札幌からの来園者は、「子どものころスーパーカーがあって、リオのカーニバルの人たちが来ていた。そのころに遊びに来ている」と教えてくれました。

バブル崩壊やコロナ禍を乗り越え

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いわみざわ公園 1986年

北海道グリーンランドは1986年、「北海道21世紀博覧会」として開園したのがはじまりです。

大観覧車や3回転コースターなど30種類のアトラクションを備えたアミューズメント施設として人気を集めました。 ジェットコースターやメリーゴーランド、空中ブランコは、いまも現役で稼働しています。

1980年代後半のバブル景気を追い風に、道内でも多くの遊園地やテーマパークが開業。
しかし、バブル崩壊後の長引く不況で集客は低迷し、その多くが姿を消していきました。

グリーンランドは毎週末、キャラクターショーを開くなどイベントに力を入れることで集客の落ち込みを食い止めました。

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またコロナ禍にはソーシャルディスタンスを保つため、ジェットコースターの座席にポリタンクを固定、乗車人数を半分に減らすなどして営業を続けました。

「ゴール、やったね!お姉ちゃん!」と声をかけるのは、18年間働くベテランスタッフの村井美由喜さん。長く続く遊園地ならではのエピソードを教えてくれました。

「高校生のときに来ていた方が、『おばさん』って来てくれて『俺、結婚したから』って言って奥さん連れてきてくださって。この仕事をしてて楽しいところです」と語ります。

世代を超えて愛される遊園地は、家族の物語が生まれる場所でもあります。

北海道グリーンランドの山本飛鳥副支配人は、「お子様向けの印象をお持ちの方が多いですが、どんな方が来ても満足いくまで楽しめるような遊園地を作り上げていければいいかな」と話してくれました。

家族経営で70周年

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函館公園こどものくに

ところ変わって、こちらは日本最古の観覧車がある「函館公園こどものくに」。
2026年でなんと70周年。
開園当初から家族経営で「子どもたちの笑顔」を守ってきました。

5代目園長の加藤大地さん(27)は「お兄ちゃん、こっち見て!はい、チーズ」と写真を撮ります。
加藤さんの妻、京加さん(28)の特技は、地面に水だけで絵を描く「ミストアート」。

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京加さんが描きはじめると、「すごーい」と声があがります。
あっという間に描かれる動物に、子どもたちも大喜び。

さらに70周年を記念してかき氷を100円で販売しています。

加藤大地さんは「昭和50年とかに駄菓子屋さんで売っていたかき氷が100円くらいだった。それよりは量も多いし練乳もかかっているので豪華なんじゃないかなと」と話します。

来園者も、「すごくありがたい。モリモリに入っているので」と語ります。
練乳の追加は無料で、7月17日まで100円で提供しています。

次世代へつなぐ遊園地の未来

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2025年、長男・吏太(りた)くんが誕生した加藤家。早くも、遊園地の未来を思い描いています。

加藤大地さんは、「一日一日の営業を大切にしていった結果、次の100年が見えてくるんじゃないかと」と語ります。
妻の京加さんも、「息子もここを残すということを幸せに感じてくれたらうれしい」と話します。

2つの遊園地が、長く愛されるワケ

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地元の人から長年愛され続けている、2つの遊園地。
その理由について、レジャーコンダクターの杉崎聡紀さんは「地方の遊園地は都会の遊園地ほど混雑しておらず、サイズ感的にも子どもの遊具デビューに向いている」と解説します。

「成長するにつれ乗れるものが増え、親も子どもも成長が感じられる。『これは今まで乗れなかったけれど、ことしは乗れたね』というように。40年、70年とアトラクションを安全に動かし続けることができるという技術が伝承されていることも理由のひとつ」

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また、70周年を記念して「函館公園こどものくに」ではかき氷を100円で販売するサービスを行っていますが、北海道グリーンランドでも40周年の目玉企画として新しいアトラクションが導入されます。その名も「ドロップツイストタワー(仮称)」。

全長10メートル、定員8人乗りの回転と落下を融合したタワー型の遊具で、夏頃をめどに運行開始を予定しています。
遊具の名前はSNSで募集していて、その中から決まるということです。

地元の人から長年愛されてきた2つの遊園地。
これからも地域のシンボルとして、家族の思い出をつないでいってほしいですね。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あま

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年6月19日)の情報に基づきます。

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