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【4000円の価値アリか?】エレコム「トラベル用圧縮袋」を旅行上級者ライターが徹底レビュー!100均とは違う圧倒的な“実力”とは

  • 2026.7.11

旅行用圧縮袋なんて、100均やプチプラで十分だと思っていた

エレコム「トラベル用圧縮袋」レビュー
エレコム「トラベル用圧縮袋」レビュー

旅行や出張先で荷物がかさばると、それだけで楽しさは半減します。そのため筆者はパッキングにはかなり慎重です。そんな筆者が実勢価格4000円前後とちょっとお高いファスナータイプのトラベル用圧縮袋を試してみました。その効果に驚いたので、皆さんにお伝えします。

旅行前の荷物のパッキング。面倒くさいのですが、やり始めると、筆者の場合、できるだけ効率的に、使いやすく、パッキングしたいとこだわってしまうのです。そこで、登場するのがトラベル用圧縮袋。さまざまな大きさ、材質、やり方のものが存在しますが、大きく分けると、ビニール製でしっかりと閉じた後、中の空気を抜くタイプ、さらに中に衣類を入れた後、二重になったファスナーで圧縮するタイプなどがメジャーです。

どちらも100均やプチプラで、100円とはいいませんが、数百円で購入できるため愛用している方も多いと思います。実際筆者も、いくつか試してみて、100均やプチプラのファスナータイプを長年使っています。

特に大きな不満もなく、圧縮率や使い勝手についても「こんなもんだろう……」と思っていたわけです。ところが。先日見つけたエレコムの「トラベル用圧縮袋」は、MサイズのBMA-TRCS02MBKとSサイズのBMA-TRCS02SBKがラインアップされており、価格はどちらも4000円前後と、トラベル用圧縮袋としては少し高め。

しかも、この圧縮袋前面に大きく開くファスナーが配置されており、これでほんとに密閉して空気を抜いて圧縮できるのかと不安になるほど。逆にいうなら、これでしっかり圧縮できるなら、使いやすさも抜群ではないかと思ったわけです。

親子4人分のダウンジャケットを赤道直下で持ち歩くのはイヤ

家族4人分のダウンジャケットは想像以上にかさばるのです。
家族4人分のダウンジャケットは想像以上にかさばるのです。

仕事柄もあるのですが、筆者はこれまでにかなりの数のトラベル用圧縮袋を試しています。その総額はちょっと想像もしたくない金額です。そして、この冬、家族で赤道直下の国へ旅行に出かける機会を得ました。

真冬の日本から赤道直下付近の南国へ。当然、ダウンジャケットを着て出かけ、現地ではTシャツと短パンというスタイルになります。この時、家族4人分のダウンジャケットをどう持ち歩くのか? は非常に大きな問題です。

そして筆者は、この問題を解決するために、エレコムの「トラベル用圧縮袋」の導入に踏み切ったのです。筆者1人であれば、多少使いづらくても、コストパフォーマンスの高い100均やプチプラのトラベル用圧縮袋で我慢したと思います。ですが、家族連れではそのこと自体がさまざまなストレスやトラブルを生むでしょう。それを未然に防ぎたいと考えたのです。

約3日分の衣類が入るという「トラベル用圧縮袋」Mサイズ

「トラベル用圧縮袋」に押し込んだところ。これだけで結構コンパクトになります
「トラベル用圧縮袋」に押し込んだところ。これだけで結構コンパクトになります

到着した「トラベル用圧縮袋」Mサイズは、大きさが約315×150×420mm。厚手のツルツルしたナイロン製で、重さは約185g。素材感はさすがに100均やプチプラのトラベル用圧縮袋とは異なり、かなり堅牢な印象です。

最大の特徴は、圧縮袋の前面に長さ約40cmのファスナーを備えており、圧縮袋とは思えないほど、開口部が広く、物の出し入れがしやすいことです。空気が漏れないように設計されたファスナーは、スライダーの開閉がやや硬いためか、引き手は大きなプラスチック製となっています。

ファスナーの横には、直径約3cmほどの逆止弁付きの空気を抜くための穴が配置されています。衣類を収納した後にしっかりとファスナーを閉じ、この穴から空気を抜いて衣類を圧縮するわけです。この穴は別売の市販のエアーポンプにも対応し、さらに薄く圧縮することも可能になっています。

最大容量は約19Lとのことですが、圧縮袋といいながら、普通のバッグ、いやそれ以上の精度と強度で製造されていそうな印象を受けます。さすが実勢価格4000円といったところでしょうか。

実際に使ってみたら?「気持ちいい」くらい圧縮できる

押しつぶして空気を抜くと半分以下の厚さに。体感だと3分の1近くになったように感じま
押しつぶして空気を抜くと半分以下の厚さに。体感だと3分の1近くになったように感じま

そして、実際に「トラベル用圧縮袋」Mサイズを使ってみました。開口部が大きくファスナーで開くので、物の出し入れが非常に楽。この点は予想通りでした。ただし、注意したいのは、空気が漏れないように密閉されたファスナーの開閉は、意外と重く、ファスナーをきっちりと締め切らないと空気が漏れてしまうことです。

T字型の引き手をしっかりと引いて、ファスナーを密閉したら、空気を抜くための穴のフタを開け、中の空気を抜きます。最初は単純に薄くなるように上から押していました。しかし。逆止弁付きの穴に向かって、圧縮袋を丸めるように空気を抜くほうが簡単です。

丸めるように、空気を抜いた後、キャリーケースなどに入れやすい形を整えてやるほうが筆者には使いやすかったです。実は驚いたのはここです。これまで使ってきた圧縮袋よりも密閉度が高いのか、気持ちいいくらい、衣類が圧縮されていきます。

実際のところ、家族4人分のダウンジャケットなどは、そもそもよくこれが入ったレベルなのですが、それを圧縮すると気持ちよさを通り越して「爽快」です。ぜひ、一度味わっていただきたい。ただし、圧縮し過ぎると、中の衣服とファスナーのスライダーが密着し過ぎるのか、開封時にスライダーが衣服を巻き込まないように注意して開ける必要があります。

コスパアップのために普段の使い道もないかと模索中

開口部が広いので、物の出し入れが非常に楽なのが大きなメリットです
開口部が広いので、物の出し入れが非常に楽なのが大きなメリットです

Mサイズを選んでも、Sサイズにしても約4000円の「トラベル用圧縮袋」。正直ちょっとお高い。ですが、実際に使ってみて分かったことは、さすがに値段の分以上に使いやすいという事実です。

圧縮した家族4人分のダウンジャケットはキャリーケースの帰りのお土産用のスペースに収納できました。おかげで旅は非常に快適。おかげでパートナーとのトラブルも少なかったと信じています。思い切って「トラベル用圧縮袋」を導入した甲斐(かい)はありました。

ですが、貧乏性の筆者は、1回で元を取ったとは思えません。普段の生活でも「トラベル用圧縮袋」を活用できるシーンはないかと模索中。例えば、温泉。家族でよく行くのですが、このときの着替えやバスタオルを圧縮してみたり、お出かけの際の上着を車の中で圧縮してみたりして楽しんでいます。

今回試したエレコムの「トラベル用圧縮袋」はとてもいい。ただし、価格を考えると繰り返し使うことのできる人向け。逆にめったに使わないという方にとっては、残念ながら100均やプチプラの圧縮袋のほうがコストパフォーマンスがよいというのが正直な感想です。

(千秋)

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