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妻に迷惑をかけ続けた夫が「ついに本物の気配りじょうずになれた!」上機嫌で帰るも、妻の反応は<俺は気配り上手パパ>

  • 2026.7.10

由美さんは、夫の聖也さんと1歳半になる娘・こころちゃんとの3人暮らし。現在、第二子を妊娠中です。夫は自分を「気配りじょうず」だと思っていて、育児には積極的に参加してくれます。しかし足りない面も多く、険悪な雰囲気になることもしばしばです。
ある日、由美さんは夫と一緒に、友人のミズキさんのホームパーティーへ。しかし失言したことで、ミズキさんからノンデリ認定されてしまった夫……。名誉挽回のため気配りじょうずなミズキさんの夫・コウさんの行動をまねし、みんなから褒められた夫は、「相手が喜んでくれるうれしさ」を思い出したのでした。
見習った気配りを続けた結果、夫は同僚からも褒められます。しかし先輩は夫と同僚が不倫関係だと勘違い。同僚が「ノンデリが過ぎる」と先輩を指摘し、先輩も言い返すように彼女をたしなめたことで、険悪な雰囲気に……。すると夫は気を利かせてちょっとした作り話をし、先輩と同僚の険悪な雰囲気を消すことに成功したのです。

先輩が上機嫌で去ったとき、同僚はいささか気まずそうな顔をしました。夫は同僚からもらったという缶コーヒーを先輩に渡し、休憩をすすめたのです。

人からもらった物をまた別の人に、しかも堂々ともらった人の前で渡すなんてまさにノンデリだと、先輩は半ば愉快そうでした。

「先輩が俺を『ダサい』って言ったとき、青山が『ダサくない』ってかばってくれたことが本当にうれしかったんだ」

夫は自分のせいで同僚が先輩と険悪になってほしくなくて、自分で買った缶コーヒーを彼女が買ったことにしたのでした。

それを知った同僚は、ますます夫を褒めました。

「さっきのコーヒーは素の気配りじょうずだったよ!」

「そうか……俺……ついに本物の『気配りじょうず』になれたんだ……!」

夫の顔から、思わず笑みがこぼれました。

気配りマスター降臨!

「『気配り』最高すぎるだろ!」

自然な気配りができて、しかもそれを相手に褒められて感謝されたことで、上機嫌になった夫。妻の由美さんにも好物を買って帰ることにしました。

そして、帰宅すると早速気配りじょうずを発揮。

「俺、こころと風呂入ってくるよ」

「えっ、助かる」

「あとこれ、お土産に由美が好きなデザート買ってきた!」

「え、お土産まで!?」

次々続く気配りに由美さんは喜んでくれているようですが、お土産のプリンを見て困惑します。それは、妊娠中の由美さんは食べることのできない、アルコール入りのプリンだったのです。

「ありがとう。でもせっかく買ってきてくれたのに悪いんだけど、私は食べられない……」

由美さんの言葉に、夫は落ち込んでしまったのでした。

◇ ◇ ◇

妻のために好物を買って帰るという気持ちはとても素敵ですが、妊娠中でアルコールを気にしているという状況を把握できていなかったことで、せっかくの気配りが空振りになってしまいましたね。

良かれと思った行動も、相手の今の状況をきちんと把握していないと、逆に相手を困らせてしまうことがあります。気配りの本質は、相手のために何かをすることだけでなく、相手が今どんな状況にあるかをよく見て、知ることにあるのかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター ミント

ベビーカレンダー編集部

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