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人気のシャネル新作ファンデ「エクラ プルミエ コンパクト」をレビュー!カバー力・仕上がり・相性の良い下地は?

  • 2026.7.6
Hearst Owned

シャネルのベースメイクには、これまでも「ル ブラン」や「レ ベージュ」など、それぞれ異なる美意識を体現する名品が存在してきた。そのなかで2026年春に登場した「エクラ プルミエ コンパクト」は、“カバーするためのファンデーション”というより、“肌そのものの透明感を引き上げるためのファンデーション”という印象が強い。

実際に使ってみてまず感じたのは、近年増えている高機能パウダリーのなかでも、非常にシャネルらしい光の使い方をしているということ。毛穴や色ムラを隠すことはもちろんできるが、仕上がりの主役はカバー力ではなく、肌の均一感と明るさにある。

軽やかなつけ心地でありながら、肌ノイズを自然に整え、上質な透明感ときちんと感を演出。さらに、スキンケア発想の処方による心地よさや外的環境への配慮まで備えた一品は、忙しい朝もメイク直しの時間もスマートにしてくれる。気づけば毎日、手が伸びる存在になっていた、その実力をレポートする。

「エクラ プルミエ コンパクト」のスペックは?

「エクラ プルミエ コンパクト」は、同シリーズのブライトニング スキンケアと共通する思想を持つパウダリー ファンデーション。プルミエ フラワー エキスやピュア ナイアシンアミドなどの保湿・整肌成分を配合し、うるおいと透明感をサポートしながらメイクアップ効果によって均一で明るい印象の肌へ導く。

また、大気汚染やブルーライトなど外的環境に着目したシールド処方を採用。SPF30・PA+++と日常使いには十分なUV防御力も備えている。

最近のパウダーファンデーションは「リキッド級のツヤ」を目指すものが多いが、こちらはやや方向性が異なる。ツヤを前面に押し出すというより、光を柔らかく反射させることで肌そのものが明るく見える仕上がりを狙っているように感じた。

カバー力とテクスチャーについて

粉質は非常にきめ細かく、指先で触れた瞬間にしっとり感が伝わるシルキーなタイプ。

パウダーファンデーションというと、どうしても“粉っぽい”、“毛穴落ちする”というイメージを持つ人もいるかもしれないが、「エクラ プルミエ コンパクト」の仕上がりは、肌にひと膜、薄いヴェールを重ねるような感覚に近い。

カバー力は中程度。赤みや軽い色ムラ、毛穴は自然にぼかしてくれるが、シミやニキビ跡を完全に覆い隠すタイプではないので、ハイカバー派の人にとっては物足りなく感じるかも。

けれど、むしろこの控えめなカバー力こそが魅力。肌の凹凸や色ムラを均一化しながらも、素肌感はしっかり残る。近距離で見ても「ファンデーションを塗った感」が出にくく、もともと肌がきれいな人のような印象を演出できる。

特に頬の高い位置や額に現れる光の反射が美しく、時間が経っても厚塗り感が出にくい点は秀逸だった。

付属パフとの相性

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付属のパフは比較的密度が高く、均一に粉を含みやすい。

最も簡単で失敗しにくいのは、パフで顔全体に薄く広げた後、小鼻や頬の中心など気になる部分だけ重ねる方法。重ねても厚く見えにくいため、朝のメイク時にはこの使い方が最も実用的だと感じた。

ただし、ブランドが提案する透明感を最大限に引き出したいなら、付属パフだけに頼らない選択肢もおすすめしたい。

ブラシでふわっと纏うのもおすすめ

個人的に最も好みだったのは、大きめのフェイスブラシを使う方法。ブラシに軽く含ませ、顔の中心から外側へ磨き上げるようにのせると、粉感がほぼ消え、まるでプレストパウダーのような繊細な仕上がりになる。

特に乾燥が気になる大人肌や、ツヤ感を残したい人にはブラシ使いが向いている。

また、下地やリキッドファンデーションの上からフェイスパウダー代わりに重ねる使い方も優秀だった。

「今日は写真撮影がある」「夕方まで崩したくない」という日には、薄膜のリキッドを仕込んだ上からブラシでふわりと重ねると、透明感と補整力のバランスが非常に良い。

相性の良い下地は?

同シリーズの「エクラ プルミエ ラ バーズ」と合わせるのはもちろん好相性だが、個人的にはパール感がありしっかりツヤを与える下地との組み合わせもおすすめ。

パウダー単体ではセミマット寄りの印象だが、内側から潤いを感じる下地を仕込むことで、近年らしい“生っぽいツヤ肌”に寄せることができる。

反対に、皮脂吸着系のマット下地と合わせると、ややクラシックなパウダーファンデーションの表情になるため、好みに応じて調整したい。

どんなシーンに向く?

最も活躍しそうなのは、日常使いとビジネスシーン。

リキッドのような丁寧な工程を必要とせず、コンパクト一つで仕上げられる手軽さがありながら、きちんと感は十分に得られる。

また、化粧直しの美しさも特筆すべきポイント。皮脂が出た部分を軽くティッシュオフしてから重ねるだけで、厚塗り感なく透明感が復活する。

旅行や出張先、子どもの送り迎えなど、「短時間で整った印象をつくりたい日」にも重宝しそう。

エレガンスと機能性を両立した、理想のコンパクトファンデーション

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エクラ プルミエ コンパクトは、シミや毛穴を完璧に隠すことを目的としたファンデーションではない。

むしろ、肌の明るさや均一感を整えながら、その人本来の肌の美しさを引き立てるための一品だ。

最近は高カバー・高密着を追求したベースメイクが多いなかで、ここまで軽やかで洗練されたパウダーファンデーションはむしろ新鮮。肌を作り込むのではなく、光をまとわせるように仕上げたい人にこそ試してほしい。シャネルらしいエレガンスを、もっとも日常的に楽しめるファンデーションのひとつになりそうだ。

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