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「はいはい、また感情的になってる」話し合いのたびに馬鹿にする夫。だが、私が通帳の数字を見せた結果

  • 2026.7.6

「感情的」で終わる話し合い

夫と何かを話し合おうとするたび、決まって同じ壁にぶつかってきた。

家計のこと、家事の分担のこと。

私が少しでも不満を口にすると、夫はうんざりした顔で遮る。

私だって、本当は冷静に話したい。

でも遮られて見下されると、抑えていた気持ちが一気に噴き出してしまう。

「はいはい、また感情的になってる」

そう言われると、私は決まって頭に血がのぼり、声を荒げてしまう。

気づけば、話し合いはいつも私が泣くか怒鳴るかで終わっていた。

夫はそれを見て、勝ち誇ったように席を立つ。

感情的になった時点で、私の言い分はすべて「ただの愚痴」に片付けられてしまうのだ。

悔しくても、うまく言葉が出てこない。

自分の感情を抑えられない自分が、いちばん嫌いだった。

このままではいけない。

次にぶつかったときは、感情ではなく事実だけをそろえて話そう。

私はこっそり、家計簿のアプリをつけ始めた。

通帳を開いて、数字だけを

ある月、クレジットの明細を見て血の気が引いた。生活費が足りない。

調べると、夫が趣味の機材を立て続けに買い込んでいた。

いつものように切り出すと、夫はスマホから目も上げずに言い放った。

「また感情論でしゃべってんの?」

以前の私なら、ここで爆発していた。

けれどその日は、深呼吸をひとつして、黙って通帳と家計簿のアプリを開き、夫の前に並べた。

「先月あなたの浪費、8万円ね」

声を荒げず、ただ数字を読み上げた。

日付、店の名前、金額。ひとつずつ、事実だけを淡々と。

「これは先月。これは今月」

夫の指がぴたりと止まった。

「いや、それは…」と言いかけて、口をつぐむ。

「感情の話はしてないよ。数字の話をしてるの」

反論を探すように目が泳ぐ。

いつもの「感情的だ」という一言が、今日はまるで通じない。

夫は何か言い返そうと口を開いた。

けれど、明細に並んだ数字を前に、言葉が続かない。

「私が泣いたり怒ったりすると、話をすり替えられたよね。だから今日は、事実だけ置いておくね」

夫はスマホを置き、しばらく明細を見つめていた。やがて、絞り出すように言った。

「……悪かった」

その一言に、私は静かにうなずいた。感情ではなく事実で話せば、あんなに偉そうだった夫がこんなにも簡単に黙る。

それ以来、夫は「感情的」という言葉を口にしなくなった。私の話を遮ろうとして、ふと目を逸らす。その横顔を見るたび、少しだけ胸がすいた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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