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意外と読めない大人が多いかも…。「茗荷」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2026.7.24

夏になると気温が上がり、自然と食欲も落ちてしまうものですよね。そんな時には薬味を使ってみるのがおすすめです。その独特の香りが食欲をそそりますし、疲労回復や胃腸の調子を整える効果も期待できます。

さて、今回はそんな薬味の中から「茗荷」という漢字をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「茗荷」はなんと読む?
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独特の香りをもつ薬味

「茗荷」の正しい読み方は「みょうが」です。

古くは「蘘荷」と表記されることもありました。

ショウガ科の多年草で、夏から秋にかけて地下茎から花穂(かすい)を生じ、苞(ほう)の間から淡い黄色の花を咲かせます。私たちが普段食用にしているのは、主に開花前の苞や若い茎の部分です。

茗荷は独特の香りを持ちますが、そこから「香る芽」を意味する「芽香(めか・めが)」と呼ばれたのが始まりだとされています。また、茗荷が生姜とともに日本へ伝来した際、香りの強い方を「兄香(せのか)」、香りの弱い方を「妹香(めのか)」と呼んだそうです。それがやがて「しょうが」と「みょうが」に転じたとする説もあります。

「茗荷を食べると物忘れする」は本当?

「茗荷を食べると物忘れがひどくなる」という噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし、これには学術的な根拠はなく、とある逸話から生まれた俗説とされています。

お釈迦様の弟子に、周利槃特(しゅりはんどく)という人物がいました。彼は大変物覚えが悪く、自分の名前すら忘れてしまうほどだったと言われています。そのため、自分の名前を書いた札を首から提げて生活していましたが、とうとう生涯覚えることはできませんでした。

彼が亡くなった後、その墓から見慣れない草が生えてきました。人々は「自分の『名』を『荷(にな)う』」という彼の生前の姿にちなんでその草を「名荷(茗荷)」と名付け、それが「みょうが」と呼ばれるようになったと伝えられています。


参考文献:『大辞林』『明鏡国語辞典』


文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

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