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意外と読めない大人が多いかも…。「杜若」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2026.7.24

この世には様々な種類の植物があります。その花や葉の様子はそれぞれ異なりますが、時には非常に良く似た姿形をするものも存在します。

今回はそんな植物の中から「杜若」という漢字をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「杜若」はなんと読む?
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布を染めるための花

杜若」の正しい読み方は「かきつばた」です。

別名で「燕子花」と表記されることもあります。湿地や水辺に生えるアヤメ科の多年草で、初夏になると鮮やかな紫色や白色の花を咲かせます。

かつては、この花の汁を布に擦り付けて染めることをしていました。そのため「掻付花(かきつけはな)」が転じて「かきつばた」と呼ばれるようになったと言われています。

また、花の形は燕の子が羽を広げて飛んでいる姿に似ています。そこから「燕子花」という漢字があてられました。「杜若」は中国ではヤブミョウガを指す漢字として用いられます。日本へ伝来する際にどこかで意味が取り違えられたのではないかとされています。

「杜若」と似た植物

「かきつばた」と非常によく似た植物が二つあります。それは「あやめ」と「はなしょうぶ」です。

「あやめ」は「文目」や「菖蒲」と書きます。花びらの根元に白い網目模様があるのが特徴で、日当たりの良い山地や乾燥した草地に生えます。

「はなしょうぶ」は「花菖蒲」と書きます。花びらには黄色い筋が入り、葉は剣のように細長くしっかりとして、湿った環境を好みます。

「かきつばた」は花びらの中央に白い筋があるのが特徴です。「あやめ」に比べると葉の幅が広く、水辺を好みます。非常に良く似た形をしているので、これらの特徴をぜひ覚えて見間違えないようにしてくださいね。


参考文献:『大辞林』『明鏡国語辞典』


文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

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