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「出禁にしては?」銭湯が注意喚起、利用客の“悪質行為”に物議「いい大人が恥ずかしい…」「信じられない」

  • 2026.7.5
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

近年のサウナブームを背景に、施設を訪れる人は増え続けています。その一方で、一部の利用者によるマナー違反やルール違反も目立つようになり、施設側が対応に追われるケースが増えてきました。

中でも最近、SNS上で注目を集めているのが「1人分の料金しか支払わず、複数人でサウナを使う」という不正利用です。

銭湯の注意喚起「不正利用の報告があった」

東京都大田区にある老舗銭湯「蒲田温泉」が、2026年7月4日、公式X(旧Twitter)に注意喚起を投稿しました。同施設は、「2人で来店して1人分の料金しかサウナ利用料を支払わない客がいる」との報告が寄せられたことを明らかにしています。

ルールを守って利用している大多数の客に不快な思いをさせる行為だとしたうえで、こうした不正利用は「警察への通報対象となる重大な規約違反」であり、罰金の対象にもなりうると警告。不審な利用を見かけた際は、フロントやスタッフに知らせてほしいと呼びかけています。

このような不正利用に悩まされる銭湯は少なくないようです。

奈良県にある銭湯「ほてい湯」でも、4名で入場した客が、1人だけサウナ利用と偽って4人で利用していた事案があり、警察への通報をおこなったと、2021年8月、Instagramに投稿。同店は、今後も無銭利用があった場合はすみやかに警察に通報すると警告しています。

温浴施設だけではない、無人フィットネスジムでも広がる「共連れ」

サウナや銭湯に限らず、24時間営業の無人フィットネスジムでも、似たような不正利用が課題になっています。このような、会員が非会員を不正に施設内へ招き入れる行為を「共連れ」と呼ぶこともあります。

具体的には、会員証や入館用のQRコードを友人に貸し借りしたり、入り口のドアを開けたまま非会員を一緒に招き入れたりする行為が該当します。スタッフが常駐しない無人ジムだからこそ発覚しにくく、業界全体で対応が求められている問題です。

こうした状況を受け、施設側も利用者のモラルに訴えるだけでなく、システムによる対策も進んでいます。

セキュリティ機器を手がけるオプテックス株式会社は、無人フィットネスジム向けに、スタッフ不在の時間帯に会員が非会員を招き入れる行為を検出するシステムを提供しています。不正な入室を確認した場合には、警報灯での警告や、館内の利用者への注意喚起が可能だといいます。

株式会社バルテックITソリューションズも、無人ジム向けの対策を展開する企業のひとつです。1人ずつしか通過できない「フラッパーゲート」を導入することで共連れを防ぐほか、AIカメラが非会員を検知して管理者へ通知する仕組みも用意されています。

ルールを守って、みんなが気持ちよく使えるサウナ・ジムへ

SNSでは、「そんなことをする人間がいるのか…」「いい大人が恥ずかしい」「信じられない」といった、あきれの声が続出。「対策をするにしてもお金がかかるし負担になるだろうな」「出禁にしては?」といった施設の負担に思いを寄せる意見も見られました。

サウナやジムは、決められた料金を払い、ルールを守る利用者がいてこそ、気持ちよく使える場所です。1人分の料金での複数人利用のような不正は、施設に迷惑をかけるだけでなく、即座に警察に通報される可能性のある犯罪行為です。

もし他の利用者の不正利用に気づいたときは、当人に直接声をかけるよりも、フロントやスタッフにそっと伝えるのが良いでしょう。

ちょっとした心がけと声かけが、みんなが安心して汗を流せる空間を守ることにつながります。


参考:
蒲田温泉(@kamataonsen12)公式Xアカウント2026年7月4日投稿
奈良の銭湯ほてい湯(@hoteiyu_3_1010)公式Instagram2021年8月21日投稿
24時間型フィットネスジムの不正利用を抑止(オプテックス株式会社)
24時間型無人ジムの不正利用を抑止(株式会社バルテックITソリューションズ)

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