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W杯の寒気が悲劇に…メキシコでサポーターが祝賀中に4人が死亡、“100万人超”が街に集結

  • 2026.7.2

歓喜の瞬間が一転して悲劇となった。

2026北中米ワールドカップでメキシコ代表がエクアドルを2-0で下し、40年ぶりの決勝トーナメント初戦突破を果たした祝賀の最中、首都メキシコシティで4人が死亡した。現地時間2日、イギリスの公共放送『BBC』が伝えている。

メキシコ市保健当局によると、19歳の女性、48歳の女性、44歳の男性の3人は、人混みによる窒息で死亡。さらに市当局は30歳の男性がてんかん発作で亡くなったことも発表した。

救急隊は市中心部の目抜き通りパセオ・デ・ラ・レフォルマ周辺で意識を失っていた3人に応急処置と心肺蘇生(CPR)を施し、病院へ搬送したが救命できなかったという。

市政府によれば、1986年大会以来となる決勝トーナメント初戦突破を祝うため、独立記念塔「エル・アンヘル(独立の天使)」周辺を中心に100万人以上が集結。試合終了後も市内各地で花火が打ち上げられ、熱狂的な祝賀が続いた。

一方で、試合前にはクララ・ブルガダ市長が、すでに現地は大混雑しているとして別の場所で観戦するよう呼びかけていた。

ブルガダ市長は遺族に対し「心からのお悔やみ」を表明するとともに、今後数日間にわたり支援を行うと約束。その後のSNSでは「責任感と配慮、そして他者への思いやりを持って祝ってほしい」とサポーターへ呼びかけた。

歓喜に包まれた歴史的勝利の夜は、多くの犠牲者を出す痛ましい出来事としても記憶されることになった。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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