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佐藤二朗事務所が報道に反論、時系列で見る騒動の経緯とフジ・橋本愛事務所のコメント

  • 2026.7.2
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【7月2日12時58分・23時20分更新、7月4日8時更新、7月7日18時25分更新、7月8日9時55分・17時39分更新】俳優の佐藤二朗さん(57)がドラマで共演した橋本愛さん(30)へハラスメント行為をしたと報じた文春オンラインの記事について、佐藤さんが所属する芸能事務所「フロム・ファーストプロダクション」が1日、声明を発表。声明では「事実とは異なる内容や、一方当事者からの主張のみを前提として構成されている部分が含まれており、弊社としては、その内容を到底受け入れることはできません」と反論し、騒動の引き金となったドラマ『夫婦別姓刑事』(フジテレビ)の撮影現場での詳細な経緯を公表しました。

「すべての『事実』が明らかになることだけを望んでいます」

佐藤さん本人も「フジテレビのスタッフと共演者と共に誠実に芝居を行った事がこのような報道になってしまって大変残念です。僕は、すべての『事実』が明らかになることだけを望んでいます」とコメントを寄せています。

佐藤二朗所属事務所による時系列での経緯

時期 出来事 クランクイン前 ・橋本さんの事務所からフジテレビへ、過去の被害によるトラウマ(身体接触の制限等)を伝達。
・フジテレビのプロデューサー(P)から佐藤のマネージャーに伝達されるが、「芝居に制限をかけない方が良い」と判断し、佐藤さん本人には伝えないことで合意。 3月22日
(1話撮影中) 夫婦のコントシーンの芝居中、佐藤さんの指が橋本さんの顎に触れてしまう。(※この時点では佐藤さんは身体接触の制限を知らされていない) 3月23日
(翌日) フジテレビPから佐藤さんへトラウマの件が初めて知らされる。話し合いの末、「肩と腕以外を触るときは事前確認が必要」というルール(レギュレーション)が決定。 1話撮影後 佐藤さんがスタッフ同席のもと橋本さんの楽屋を訪問。演技を称賛すると共に、「トラウマがあるなら事前に相手に共有すべき」「その状況が続くなら俳優を続けるべきではないと個人的には思う」と伝える。(※専門家よりハラスメント非該当と確認済) その後〜 佐藤さんは決定したルールを一貫して守り、クランクアップを迎える。

何がすれ違いを生んだのか?(今回の問題点)

情報共有における判断と問題点 橋本さん 事務所 トラウマを申告したものの、「日常動作の芝居は問題ない」と伝え、共演者(佐藤さん)へ情報を共有するかどうかは「番組側にお任せする」と一任した。 フジテレビ
(番組制作側) 接触制限の可能性を聞いていたが、性的なシーンがないため専門家(インティマシーコーディネーター)を入れる必要はないと判断した。 佐藤さん 事務所 マネージャーは情報を把握したが、「日常動作は問題ないなら、芝居に制限をかけない方が良い」と考え、プロデューサー了承のもと佐藤さん本人に情報を伏せて現場に立たせた。

SNSは情報共有のあり方を問う声多数

SNSでは、 共演者のスタンスに対する賛否の声も一部で見られるものの、「マネージャーを含め、現場のコミュニケーション不足が一番の原因」といった指摘が相次いでいます。さらに、第一報を報じた週刊文春の報道姿勢に対しても、疑問や不信感を投げかける声が上がっています。

フジ「厳重注意したことは事実」

フジテレビは2日、佐藤さんが同局系『夫婦別姓刑事』で共演した橋本さんへハラスメント行為をしたと報じた文春オンラインの記事についてコメントを発表しました。

同局は「まず、当社としては、今回の記事の掲載について、関係者のプライバシー侵害や二次被害に繋がるおそれが高いものと考え、掲載中止を強く申し入れましたが、それにもかかわらず記事の掲載に至ったことは大変遺憾です。現に、今回の記事を契機として、関係者の方々に対する誹謗中傷が行われている状況について当社は深く憂慮しており、こうした誹謗中傷は厳に控えていただくようお願い申し上げます」としました。

また、「本件は、プライバシーに関わる事項であり、関係者の二次被害を防止する観点から、当社から詳細を申し上げることはできませんが、当社から男性俳優の言動について、厳重注意を行うとともに、再発防止を求めたことは事実です。なお、当社としては、男性俳優が撮影中に女性俳優の顔に触れた点を問題として捉えているものではありません。男性俳優が、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した言葉等が、外部弁護士による調査において問題視されたことを受けて、当社は、『フジ・メディア・ホールディングス グループ人権方針』に則って、これまで適切な環境調整や関係者への配慮・保護に努めてまいりました」と明かしました。

そのうえで、「当社は、過去に辛い経験をされた方に対して、それによる不自由や制限を当然に受け入れるべきだという意見には与しません。そのような言葉を投げかけることこそが、二次加害や誹謗中傷に他ならず、人権尊重を掲げる当社としては、そのような行為を許容することはできません。当社は、引き続き、心理的安全性の保たれた制作現場づくりをはじめ、人権の尊重も含むサステナビリティ課題全般についての取り組みを推進してまいります」としています。

佐藤二朗所属事務所はあらためてコメント

佐藤さんの所属事務所は2日、「専門家からも佐藤の言動がハラスメントにあたるものでないと、確認を得ています」と公式サイトで強調しました。

橋本愛事務所が声明発表「フジテレビ社による報道が事実」

橋本さんの所属事務所「EDEN」は3日夜、『夫婦別姓刑事』の撮影で橋本さんが佐藤さんからハラスメントを受けたとする週刊文春報道について公式サイトでコメントを発表しました。

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橋本愛さん

「当社俳優に関する報道について」と題した文書で「報道された件に関し、当社及び当社俳優は、フジテレビ社より、弁護士による当事者・関係者ヒアリングを経て、経緯および認定された事実等の報告を受けており、フジテレビ社による報道が事実との認識です」としました。

続けて「既に複数の、当社俳優に対する過剰な誹謗中傷が確認されており、警察に相談の上対応をしております」と明かした上で「今後も、違法行為に対しては、刑事および民事上の厳正な措置を講じます」としています。

橋本愛さん所属事務所EDEN:公式コメント

フジテレビが再度見解、撮影時の問題を謝罪&事案の詳細も説明

フジテレビは7日、公式サイトを更新。6月末に最終回を迎えた『夫婦別姓刑事』の問題について謝罪し、「関係者のプライバシーや名誉に関わる事項を含むことから、当社として公の場で詳細な経緯を説明することを控えてまいりましたが、当社としては、これ以上の二次被害を防止するにあたっては、本件に関する事実関係や当社の対応について正確にお伝えすることが必要であると判断いたしました」とし、詳細な説明を公表しました。

フジテレビの説明に基づく時系列まとめ

事案の時系列まとめ(※フジテレビ発表に基づき作成)

オファー時 橋本さん側の条件提示と情報共有の見送り
橋本さん側が「キスシーン等の場合は事前に相談の上、専門家を関与させること」を条件と提示。しかし、佐藤さんのマネージャーの意向(「演技に影響が生じかねない」)により、佐藤さん本人にはこの事情が共有されなかった。 3月22日 撮影中に身体接触
台本にない状況で佐藤さんが橋本さんの顔に触れる事案が発生。橋本さん側からの確認が入り、ここで初めて佐藤さん本人に橋本さんの事情が伝えられる。 3月22日以降 佐藤さんによる楽屋訪問①
公式な協議の前に、佐藤さんが橋本さんの楽屋を訪問(現場マネージャー同席)。佐藤さんから「演技に制限があるなら事前に言うべき」との発言があった。その後、関係者を交えた話し合いで身体的接触の範囲について合意。 4月8日 佐藤さんによる楽屋訪問②
佐藤さんが一人で橋本さんの楽屋を訪問。「制約を設けるなら俳優を続けるべきではない、夫婦役を受けるべきではない」等と言及し、橋本さんは激しく動揺、涙が止まらない状態に陥る。 4月8日以降 外部弁護士の調査と環境調整
フジテレビが外部弁護士に調査を依頼。佐藤さんの言動は「受忍限度を超える精神的負荷を与えるものであり、ハラスメントと評価される」と認定。連絡や接触を制限する環境調整のもと、撮影は継続された。 5月25日 佐藤さんの所属事務所への申し入れ
フジテレビから佐藤側に対し、プライバシー情報の開示や誹謗中傷を行わないよう文書で申し入れ。並行して両者間の協議の仲介を継続する。 7月1日 文春オンラインが報道
「文春オンライン」で報じられる。佐藤さん側は「ハラスメントではないと専門家から確認を受けている」と主張。 7月2日 フジテレビ側が発表
フジテレビが佐藤さんに対して厳重注意を行った事実と、弁護士調査により佐藤さんの言葉が問題視されたことを認める。 7月4日 橋本さん側が見解
橋本さん側が「フジテレビ社による報道が事実との認識」と発表。SNSでの誹謗中傷に対し、警察に相談していることを明かす。 7月7日 フジテレビが詳細説明と謝罪
フジテレビが公式サイトで詳細な経緯を説明。「関係者の負担を十分に軽減できなかった」と謝罪し、今後の協議継続を表明。

フジ見解を踏まえ佐藤二朗が自身のXを更新

フジテレビが7日公表した見解を踏まえて、佐藤さんは7日夜、自身のXを更新。投稿では「フジテレビは、なぜ、そこまで片方だけに寄り添うんでしょうか。残念です」とした上で、「ごめん本広(克行)さん。『踊る』関係者の皆様、本当にすみません。映画本編も、僕のところは全てカットしてほしい。フジの局員にも関わらず、僕に激励のメールくれたみんな、ごめん。僕は心から、もうフジとは関わりたくないです」とつづりました。

佐藤さんはさらに8日朝、自身のXを更新。投稿では「本当にすみません。どなたかのお叱りの指摘が至極正しいと思い。撮り終えたシーンを『カットして』は本広さんは勿論、多くに迷惑をかけます。その部分は心より謝罪し、取り消します。使われてもカットでも、僕に異論はございません。そしてこれもご指摘が正しいと思い(※原文ママ)。投稿、これを最後にします」とし、以後、Xの投稿を行わない方針を明かしました。

佐藤二朗「これを最後」と投稿した6時間後にX更新

「これを最後にします」とつづった投稿から約6時間後の8日15時28分に佐藤さんは自身のXを更新。「最後の投稿と言っておきながら、ホント我ながら格好悪く、不様ですが、ご批判覚悟で」と書き込んだ上で、「いま本広(克行)監督から嗚咽止まらぬメールが来た。なんとこの期に及んで『まだスピンオフを諦めてない』と。なんて往生際が悪い人なんだ。 映画『踊るNEW』、9/18公開。マジで最高のエンタメです。皆さま是非」とつづり、映画『踊る大捜査線』の完全新作となる最新作『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(本広克行監督)を宣伝するポストを行い、多くのユーザーから反響を呼んでいます。

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