1. トップ
  2. スポーツ
  3. 「メキシコ戦前夜、ホテル前で地元ファンが大騒ぎ」W杯敗退のエクアドルがFIFAに抗議か

「メキシコ戦前夜、ホテル前で地元ファンが大騒ぎ」W杯敗退のエクアドルがFIFAに抗議か

  • 2026.7.2

ワールドカップのベスト32で敗退したエクアドル代表が、メキシコ戦前に受けた扱いについてFIFAに正式な抗議を行ったようだ。

『Daily Star』などによれば、エクアドルサッカー連盟はラウンド32のメキシコ戦を前に発生した複数の出来事について、大会主催者側へ正式な申し立てを行ったという。

問題となっているのは、試合前日の深夜に起きたメキシコサポーターによる「妨害行為」であるという。

報道によれば、エクアドル代表が宿泊していたメキシコシティのホテル周辺で、深夜に花火が打ち上げられたという。選手たちはホテルのカーテン越しに外の騒動を確認していたとも伝えられており、混乱は未明まで続いたようだ。

また、その花火がホテルの建物に向けられて発射されていた、あるいはホテルの屋上付近からも打ち上げられていたとも。これによってエクアドルは万全とは言いがたい環境での準備を強いられたという。

さらに、エクアドル代表のセバスティアン・ベカセッセ監督は、チームの移動にも大きな遅れがあったことを明かしていた。

エクアドルはオハイオ州コロンバスのトレーニング拠点からメキシコシティへ移動したが、その際にフライトや交通手段に原因不明の遅れが発生。ホテルへの到着は予定より3時間20分遅れ、チームは月曜朝に出発してからおよそ9時間の移動を強いられたようだ。

エクアドルサッカー連盟は声明を発表し、試合前に発生したピッチ外の行為についてFIFAに正式な抗議を提出したことを認めている。

「ワールドカップが示すべきフェアプレー、平等、団結の原則から大きく外れている。選手、スタッフ、サポーターの安全と大会の公正性を守るため、必要な措置を取るべきだ。

兄弟国である両国を結びつけるサッカーの祭典が、こうした非スポーツ的な行為によって損なわれないことを願う」

ベカセッセ監督は「我々は行き、競い、プレーする。文句や言い訳はない」と語り、表向きには結果への言い訳にする姿勢は見せていなかったが、協会は環境面について正式な抗議を行うことを決めたようだ。

ワールドカップやチャンピオンズリーグなど大きなコンペティションでは、開催国や地元サポーターが相手チームの宿泊先周辺で深夜に騒動を起こすことはしばしば見られるものだ。

今回エクアドルがFIFAに抗議したことで、今後メキシコ戦を控えるチームに対してどのような安全対策や環境整備を行うのかも注目されている。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

元記事で読む
の記事をもっとみる