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「異性と二人で会うな」と束縛していた彼。だが、サークルの友人が明かした事実に我慢出来なかった

  • 2026.7.1

束縛するサークルの先輩

大学のサークルで知り合った一つ上の先輩と、付き合って一年が過ぎていた。公認の交際で、周りからもお似合いだと言われていた。

ただ、先輩には一つだけ強いこだわりがあった。会うたびに、念を押すように同じことを言うのだ。

「異性と二人で会うな」

同じゼミの男友達と図書館で資料を広げただけでも、後から長々と問い詰められた。

スマートフォンの通知が鳴るたび、誰からかと覗き込んでくる。

「俺のこと好きなら、それくらい当然だろ」

窮屈だったけれど、好きだったから受け入れていた。私だけが我慢すれば丸く収まる、そう思い込んでいた。

友だちが聞いた噂

その日、サークルの友だちが妙に言いにくそうな顔で近づいてきた。

「ねえ、言うか迷ったんだけど…彼、後輩の子の家に通ってるって」

耳を疑った。

異性と二人きりを私に禁じていた当の本人が、新入生の女の子の部屋に、何度も上がり込んでいるというのだ。

その夜、先輩を呼び出して、聞いたままをぶつけた。すると先輩は、悪びれもせずに笑った。

「後輩とパズルしただけ」

「家で二人で、組み立ててただけだって。やましいことなんて何もない」

言葉が出なかった。私には男友達と図書館にいることすら許さなかった人が、よその女の子の部屋でパズルを並べて、それを「何もない」と言い切っている。

「私が同じことをしたら、あなた、許してくれた?」

先輩は、一瞬だけ言葉に詰まった。それが答えだった。

噂が回りきった末

「もう別れる。あなたの言うルール、あなた自身が一番守れてないから」

そう告げた瞬間、先輩の顔から余裕が消えた。

「待てよ、本当にただパズルしてただけで」

同じ言い訳を繰り返す声が、だんだん小さくなっていく。私はもう振り返らずに、その場を後にした。

話はそれで終わらなかった。先輩が後輩の部屋に通っていたという噂は、私が何も広めなくても、サークルの中で一気に回りきった。

「束縛しといて自分はそれかよ」と、男子の先輩たちが呆れ、後輩の女の子たちも距離を取りはじめた。集まりに顔を出すたび、誰かがすっと目を逸らす。

「あの二人、最近来なくなったよね」

結局、先輩も相手の後輩も、いつの間にかサークルに来なくなった。あれだけ私を縛りつけていた人が、自分のした事の方で居場所をなくしていったのだ。

束縛から解放された私は、男友達とも気兼ねなく勉強会に行けるようになった。誰かに連絡先を覗かれることも、帰り道を問い詰められることもない。我慢していた一年が、嘘みたいに軽かった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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