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大坂なおみが純白の着物スタイルで降臨! 超絶モードなウィンブルドン・スタイルを解説

  • 2026.6.30
Mike Egerton - PA Images / Getty Images

概要まとめ:

  • 大坂なおみは、2026年ウィンブルドンの第1回戦でエルザ・ジャクモを破り、初戦突破を果たした。
  • このテニス界のスターは、八木華(Hana Yagi)が手がけたカスタムメイドの着物風スタイルに身を包み、コートへと姿を現した。
  • 大坂のこのルックは、ルーツである日本文化へのオマージュであると同時に、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』へのリスペクトも込められている。

“オールホワイト”という厳格なドレスコードがあるウィンブルドンでは、コート上で個性を表現する余地はほとんどない。しかし大坂なおみ選手にとって、そんなルールは制約にならなかった。彼女は本日の初戦で、自身のアイデンティティをこれまで以上に表現した、圧巻のスタイルでコートに現れた。

フランスのエルザ・ジャクモ選手と対戦した第1回戦。聖地オール・イングランド・クラブの第3コートに降り立った大坂が身にまとっていたのは、ルーツである日本文化へのオマージュが込められた、純白のカスタムルック。東京を拠点に活動するデザイナー・八木華(Hana Yagi)の手によるその着物風のウェアには、幸運や再生、長寿の象徴とされる桜と鶴の繊細な刺しゅうが施されていた。さらに、蝶結びでニュアンスをつけた帯のディテールや、軽やかに重ねられた透け感のあるスカートが、伝統的な意匠をモードへと鮮やかに昇華させていた。

Mike Egerton - PA Images / Getty Images

全豪や全仏オープンでの装いがそうであったように、この着物風ルックもまた、彼女が用意していたファッション・ストーリーのほんの序章に過ぎなかった。その下に着込んでいたのは、ナイキの白いテニスドレス。プリーツスカートに施された立体的なフラワーモチーフのアップリケが、着物の柄と美しくリンク。さらに、髪にはかんざしを飾り、「ミキモト」のパールジュエリーで華やぎを添えていた。

試合後、大坂選手はこのコーディネートに込めたインスピレーションについて、熱を込めて語った。

「大好きな映画のことを考えていたんです。私は『キル・ビル』が大好きで、ルーシー・リューが演じたキャラクターにすっかり一目惚れしたことを思い出しました。彼女は、真っ白な着物を着ているんですよね。それが本当に格好よくて、素晴らしいなと思った記憶がずっと残っていたんです」

Mike Egerton - PA Images / Getty Images

今回披露されたウィンブルドンの着こなしは、今年の彼女が繰り広げている「ファッション界のグランドスラム」の、ほんの最新章に過ぎない。大坂選手は今年の幕開けとなった全豪オープンで、「ロバート・ワン」による鮮やかなクラゲをイメージしたアンサンブルを着用。続く5月の全仏オープンでは、「ジェルマニエ」が手がけた圧倒的な存在感を放つコート・チュールの衣装で世界を魅了した。

全仏オープンの3回戦前夜、大坂のクリエイティブ・コラボレーターであるマーティ・ハーパーはUS版「ELLE」インタビューでこう語っている。「ウィンブルドンと全米オープンの衣装は、またそれぞれ全く異なる独自の世界観を持っています。私たちが目指しているのは、立体的なストーリーを生み出すことです。入場時の劇的なルック、コート上でのプレイ中の瞬間、そしてその後に続く記者会見まで、すべてがひとつのつながった表現になっているのです」

Matthias Hangst / Getty Images

ウィンブルドンの初戦を突破した今、世界中の視線は大坂選手のプレイそのものだけでなく、彼女が次に何を身にまとって現れるかという、その一挙手一投足に注がれている。

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