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『国宝』スタッフら日本人7人が快挙 アカデミー新会員に招待、オスカー投票権へ

  • 2026.6.27
『国宝』スタッフら日本人7人が快挙 アカデミー新会員に招待、オスカー投票権へ
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会

ジェナ・オルテガ、ジェイコブ・エロルディら529人を招待

6月24日(現地時間)、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が2026年の新会員として529人の招待を発表した。全員が招待を受諾した場合、総会員数は約11,319人、うち投票権を持つアクティブ会員は約10,338人となる。オスカー投票権を得るための重要な一歩となる招待リストとして注目を集めている。

主な招待者には、今年アカデミー賞助演男優賞候補になったジェイコブ・エロルディ(『フランケンシュタイン)、同じく同賞助演女優賞候補だったテヤナ・テイラー(『ワン・バトル・アフター・アナザー』)、ジェナ・オルテガ(『ビートルジュース ビートルジュース』)、ジョシュ・オコナー、ジュリア・ガーナー、ミア・ゴス、ビル・スカルスガルド、シム・リウ、ジョン・バーンサル、フランスのマチュー・アマルリックら実力と人気を兼ね備えた若手中心の俳優が名を連ねた。

監督・クリエイター部門では、サフディ兄弟(『スマッシング・マシーン』のベニー・サフディ、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』のジョシュ・サフディ)やのザック・クレッガー(『WEAPONS/ウェポンズ』)らが選出された。

また、新たにウォルト・ディズニー社の最高経営責任者(CEO)に就任したジョシュ・ダマロや、シンガーソングライターのサラ・バレリスなど、多様な顔ぶれが招待されている。

今回は95人のアカデミー賞候補経験者(うち21人は受賞者)と、3人の科学技術賞受賞者が含まれている。

日本からは7人が招待された。今年のアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング部門の候補になった『国宝』のヘアメイクの豊川京子、同作を手がけた脚本家の奥寺佐渡子、同作の衣装デザイナーの小川久美子らが名を連ねた。

そのほか、アニメーション部門の水尻自子(『普通の生活』)『不安な体』)、衣装デザイン部門の篠塚奈美(『ビリギャル』『ヘルタースケルター』)、キャスティング部門の奈良橋陽子(『Touch/タッチ』『ウルヴァリン:SAMURAI』)、音響分野の瀬川徹夫(『マチネの終わりに』『AKIRA』)ら、日本映画を支えるクリエイターたちが選出された。

アカデミーの会員選出は完全招待制で、自薦はできない。候補者は希望する支部(俳優部門、監督部門、脚本部門、衣装デザイン部門など全19支部)の現役会員2人から推薦を受ける必要がある。ただし、アカデミー賞ノミネート経験者は推薦不要で、自動的に審査対象となる。

各支部の執行委員会が候補者を審査し、その後、理事会の最終承認を経て、毎年6月頃に招待リストが発表される。招待を受けた人物がこれを受諾すれば正式会員となり、アカデミー賞への投票権を得ることができるが、招待の受諾は任意となっている。

AMPASは2015年、2016年のアカデミー賞俳優部門の候補が2年連続で全員白人だったことから、「#OscarsSoWhite(オスカーは真っ白)」白人偏重を批判する声が高まったことを受けて以降、多様性拡大を強く推進してきた。2026年、女性や表現の機会が少ないマイノリティ・グループ、米国外出身者の割合を高めた構成になっている。

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