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庭の花を切ったら「毎晩私の上に何体も、、」→「ここは」霊能者に聞いた『真相』が「今でも恐ろしい」

  • 2026.6.26

今回は、親戚の千佳さん(仮名)から聞いた不思議な体験をご紹介します。子どもの頃から人には見えない気配を感じることがあったという千佳さん。ある日、実家の庭の植物を切ったことをきっかけに、恐ろしい出来事が……

始まった異変

私は子どもの頃から、少しだけ人と違う感覚がありました。誰もいない場所で視線を感じたり、不思議な気配に気付いたりすることがよくあったのです。

子どもの頃、実家の庭には四季折々の花が咲いていて、私にとっては当たり前の風景でした。ところがある年、母が「庭の手入れが大変だから」と言って、一角に生えていた植物を切ってしまいました。

その数日後からです。夜、布団に入って目を閉じると、何かが私の顔の上を横切るようになりました。最初は夢だと思いました。ですが、その異様な感覚は毎晩続いたのです。

不気味な影に怯える日々

現れるものは人の姿ではありませんでした。動物とも違う、説明しづらい奇妙な影です。黒くて輪郭が曖昧なのに、確かにそこにいる気配だけは感じました。

目を閉じると頭上を横切り、時には目を開けていても近くにいるような感覚があります。私は怖くて眠れなくなりました。布団の中で身を縮めながら朝を待つ夜が続きます。

家族に話しても「考えすぎじゃない?」と言われるばかりでした。理解してもらえないこともつらく、いつしか自分の部屋に入ることさえ怖くなっていったのです。

庭の秘密

見かねた祖母が、近所に住む霊能者の女性を紹介してくれました。その人は庭をひと通り見たあと、静かにこう言いました。「ここは昔から霊道になっている場所かもしれないね」さらに、「切られた植物が結界のような役目をしていた可能性もあるよ」とも……

正直、その時の私は半信半疑でした。けれど説明のつかない現象が続いていたこともあり、その言葉が妙に心に残ったのです。その後もしばらくの間、夜になると妖怪のような影は現れ続けました。

春に訪れた静けさ

転機が訪れたのは翌年の春。庭の藤が見事な花を咲かせたのです。すると不思議なことに、あれほど毎晩現れていた影がぴたりと姿を見せなくなりました。結局その後、二度と見ることはなかったのです。

後日、霊能者の女性から「藤の花は昔から邪気を遠ざける植物として語られることがある」と聞かされました。本当に藤の花のおかげだったのかは分かりません。偶然だったのかもしれませんし、別の理由があったのかもしれません。ただ、あの恐ろしい影が、藤の花が咲いた年を境に消えたことだけは事実です。

大人になった今でも、藤の花を見るとあの夜の記憶がよみがえります。そして私は時々考えるのです。庭に咲く花々には、人には分からない役目があるのかもしれない……と。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

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