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「家の周りでも見かける」佐賀県の発表した“思わぬ注意報”に「年々増えている」「果物への影響が心配」

  • 2026.7.19
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

佐賀県は7月13日、公式ホームページで県内全域の果樹類を対象とした果樹カメムシ類の病害虫発生予察注意報を発表しました。一部の果樹園ではすでに飛来が確認されており、生産者に対して防除対策の徹底を呼びかけています。

夏の果物が気になる季節だけに、果樹への被害拡大を防ぐための注意喚起として、生産者はもちろん、広く関心を集めそうです。

県内全域に注意報 飛来確認で警戒強まる

佐賀県によると、予察灯(よさつとう)やフェロモントラップを使った調査では、果樹カメムシ類の捕獲数が5月以降、平年より多い状態で推移していました。さらに6月第6半旬(25日~30日)以降は急激に増え、一部の果樹園では飛来も確認されたといいます。

今後は多数の果樹カメムシ類が果樹園に飛来し、果実を吸汁することで落果や奇形果などの被害が出るおそれがあるとして、県は県内全域の果樹類を対象に注意報を出しました。

7月から8月にかけては気温が平年より高くなる予想もあり、カメムシの活動に好適な条件が続くとしています。

落果や奇形果などの被害につながるため、生産者に対しては、日頃の見回りを徹底し、飛来を確認した場合は速やかに防除を行うよう求めています。

落果や奇形果のおそれ 防除は夕方散布やネット点検

農林水産省によると、果樹類に被害を与えるのは、主にチャバネアオカメムシ、クサギカメムシ、ツヤアオカメムシです。これらは山林でスギやヒノキの球果を餌に繁殖し、餌が不足すると果樹園へ飛来して果実を吸汁し、落果や奇形果などの被害につながるとされています。

防除では、園地の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は初期の段階から薬剤散布を行うことが重要です。果樹カメムシ類は薄暮期から夜間を中心に活動するため、散布は夕方に行い、残効性の長い薬剤を選ぶことが基本とされています。

あわせて、防虫ネットや多目的防災網の設置と破れ・隙間の点検、なしやぶどうの早めの袋かけも対策として挙げられています。スギ林やヒノキ林に隣接した園地では、特に飛来状況への注意が必要です。

SNSでは生産者を気づかう声

X(旧Twitter)では、県による注意報の話題に触れて「果物への影響が心配」「なしやぶどうは大丈夫だろうか」と気にかける声が見られます。夏の味覚に関わる話題だけに、身近な問題として受け止める向きもあるようです。

一方で、「早めに対策が進んでほしい」「生産者の収穫に響かないでほしい」と、産地を気づかう声もあります。「年々増えている。今年は本当に多い気がする」「家の周りでも見かける」と、身近な問題として受け止める声もありました。

収穫前の早めの対策が重要

今回の注意報は、収穫期を前に果実被害を防ぐための早めの対応を促すものです。県も、園内への飛来が確認された場合には直ちに防除を実施するよう、生産者への周知を進めるとしています。

被害を小さく抑えるには、日々の見回りで異変を見逃さず、早い段階で対応することが欠かせません。食卓につながる果物を守るためにも、基本的な対策を丁寧に積み重ねることが求められています。


参考:
果樹カメムシ類について「病害虫発生予察注意報」を発表します(佐賀県)
カメムシ類の防除(農林水産省)
令和8年の果樹カメムシ類の防除について(農林水産省)
佐賀新聞ニュース(@sagashimbun)公式Xアカウント 2026年7月14日投稿

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