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【特別対談】餅田コシヒカリ×安藤うぃ「サイズも思い込みも越えて<らしさ>を手に入れていく生き方」

  • 2026.6.26
@la farfa

この春、プラスサイズ業界に新たな風を吹き込む新ブランド「Moturé(モチュレ)」がローンチ。そのクリエイティブディレクターは、愛らしくてギャップのあるビジュアルと、ぽっちゃり女子の等身大な日常の発信で大人気な餅田コシヒカリさん!今回はla farfa編集長の安藤うぃが緊急インタビュー! 餅田さんのぽっちゃり女子として感じてきたことや服作りへの思いを聞きました。

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生まれながらのポジティブぽっちゃり。それでもつまづいたオシャレと恋問題。

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うぃ(以下:う):じゃあまず、餅田さんの昔のことから聞いていきたくって! いつ頃からぽっちゃりだったんですか?

餅田コシヒカリ:(以下:餅):小2ぐらいからかな~? 餅田家って全員ぽっちゃりしてるんですよ! 兄2人もサッカーとか色々やってましたけど、全体的に体が大きくて、その地域では「餅田家はやっぱりこうでなくっちゃね☆彡」みたいな!

う:もうぽっちゃりがアイデンティティーみたいな感じだったんですね♡

餅:そうそう!「もっちーといえば、ぽっちゃり♡」みたいなキャラがすでにありましたね! 生まれながらの、遺伝子からぽっちゃりです!

う:la farfa読者の子って体型について悩んでる子が多いんですけど、餅田さんは悩んだことはありますか?

餅:体型の理由で「人間関係が~」とか大きく悩んだとかはなくて。小学生ぐらいの時から、もう自らぽっちゃりをネタにしてて例えばニックネームを呼んでもらう時に、自分から「軽トラって呼んでください!」とか言ってて(笑)

う:だいぶ仕上がりが早い!!!

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餅:でもやっぱり、10代は服について悩みましたね。流行りの服をみんなと同じように着たいのに自分のサイズがない。当時は、「メゾピアノ」とか「ココルル」とか着たかったのに着れなくて。しまむらさんとかで「可愛い服着たいよ~」って探してましたね!

う:友達と同じように着たいものが着れないっていうのはみんな通ってきた悩みですよね(涙)

餅:あとやっぱり、好きな人にアプローチがしづらかったとかはありましたね。

う:ぽっちゃりをポジティブに捉えつつも、乙女心的な悩みは、あったんですね!

餅:ネタに走って、仲良くはなるし全然友達ではあるけど。いざ<恋愛>ってなった時に、「やっぱ自分は太ってるし…これで告白断られたらどうしよう」って思って、告白はできなかったですね。そういう悩みは多かったかな。

う:自らいじられキャラになることで、体型をポジティブに昇華してたと思うんですけど、それが嫌だなと思うことはなかったですか?。

餅:私は、多分思わなかったんですよ。家族もみんなそういうタイプだし、お父さんも身体が大きくて、オーケストラで働いてたんですけど。そういう存在っていうかアイコンとして人気だったし。もう周りの親族とか、友達からも食べ物をたくさん分け与えられたりとかして(笑)。私はそれを「なんか嫌だな」と思うよりかは、みんなが笑顔になったり、周りがすごい喜んでくれるっていうのが嬉しかったタイプなので、そこでの苦しさはなかったですね。

う:愛情っていうか、周りのみんなが餅田家のみんなを<好き>の気持ちで触れてくれてるのがわかるから、嫌な思いをした記憶がないんですね。

餅:なんか恵まれてたなとは思います。周りの人にすごく。

マネから始めて、良いとこどりをしてく! <なりたい自分になりたいから>メイクは存在する。

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@la farfa

う:恋愛に対して少しネガティブに思った時もあったってことなんですけど、でも今、ご結婚もされてるじゃないですか♡ ポジティブになれたきっかけとかあったりしますか?

餅:メイクの勉強はキッカケの一つかも! ぽっちゃりしてるけど、自分の好きなパーツとか、顔をいかに可愛く見せるか!っていう研究したら、その結果、男性の方とかにも「可愛いね」とか徐々に言ってもらえるようになって「あ、いけるかも!」って思えたというか。

う:自分で自信をつける工夫をしたんですね!

餅:そうですね! とにかくモテたくて(笑)!! モテたいと思って可愛くしてました! あと、「今のこの生涯は1回しかない。もうやり直せないから、後悔しない生き方をしたい」って思ってるんです。今まで、私も「これは着られないから諦めよう」とか、「この彼にはちょっと自分は見合わないから諦めよう」っていっぱい諦めてしまった瞬間はあったんですけど、「人生一度きり」って思ってからマインドが変わって。男性との関係も「私はすごい太ってるから嫌われるかもしれないな」とも思うんですけど、「でも、その人はその限りの出会いだし、だったら、もう一歩進んでみようかな!」みたいに変わりました!

う:<モテたい・可愛くなりたい>と思っても、「私なんかが」って諦めちゃう子も多いと思うんですけど、頑張れる方法とか、始める方法って何かありますか?

餅:自分がなりたい人、ロールモデルを見つけて、<とにかくマネしてみる>かな。私は、モノマネメイクが凄く好きなんですけど。一回、憧れの人に寄せてメイクしてみて、それで自分に似合う・似合わないが出てきたら、自分っぽく「ここは似合わないから消そう」って、アレンジしていきました。

う:ちなみに最初は誰のマネから始めたんですか?

餅:えっと当時は、やっぱりカトパンさんですね。

う:あ! そうなんですか!? カトパンさんってもう、私たちの中での餅田さんの完成系のイメージなんですが、あの時期はまだメイク研究始めたてだったんですか?? 驚き!!!

餅:そうですね、当時が20代になりたてで、10代の女子高生の時は部活の合唱部が強豪校で忙しかったし、そもそも着たい服のサイズも地元じゃ無いしって、オシャレとかメイクとかも全然出来てなくて! ちゃんと楽しめるようになったのって20代の序盤とか、上京してからなんですよ!

う:場所とか環境が変わるって大きいターニングポイントですよね!にしても、モノマネメイク始めたてで、カトパンさんに出会うっていうある意味、自分のロールモデルにすべき人の発見がめっちゃ早かったってことですよね!!

餅:自分に似てる人っていうのは、やっぱり一番近道かもですね! 例えば、ラファーファモデルさんの中で、自分に近いロールモデルを探すとかで、似合わせメイクとかヘアをやってくっていうのは、やっぱいいと思います!

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@la farfa

う:可愛くなろうと研究しようとすると、今って逆にネットの中で知りたくない情報にも出会っちゃうじゃないですか。パーソナルカラーとか骨格が~とか。餅田さんはどう感じてますか?

餅:パーソナルカラーなんてのは、ぶっちゃけメイクでどうにでもなるじゃないですか。何のためにメイクがあるって、<なりたい自分になりたいから>メイクってあると思うんですよ。今これだけ沢山のコスメがあって、ブルベになれるようなベースコスメもあるし、逆にイエベ寄りにもなれる。最初から狭める必要はないかなと思います。私も自分がイエベっていう知識は知ってるけど、気にせず、ブルべ服めっちゃ好きで着ますし、リップは全然ブルベのも買いますね。骨格診断とかも同じで私は多分ウェーブなんですけど。「ウェーブだからこれを着ない」とかはなくて、骨格診断基準では選ばない。自分が鏡を見た時に好きと思えるかどうかで選びますね。

う:一旦着てみてからってことですね!

餅:着てみた結果、似合わないなって思うものもあるけど、でもそれが骨格だけのせいなのかもどうかもわからないじゃないですか!

新ブランド「Moturé」について

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Moturé公式キービジュアル

う:「Moturé」はいつ頃からブランド作りたいなっていう考え方があったんですか?

餅:形にしたいと思ったのは、コロナ禍ぐらいですかね。今ってプラスサイズのブランドが昔より断然増えて、選択肢も多くなったけど、それでもまだまだもっと増えてもいいんじゃない?って思ったんですよ。自分もぽっちゃり女子の当事者として、着たい服を着て、それをみんなに提示したいと思ったんです。YouTubeを始めたのもキッカケとして大きいですね。 お洋服紹介とかをしていく中で、ファンの人から「もちちゃんのお洋服可愛いね」とか「こんなお洋服欲しいよね」っていう会話をするようになって。こうゆうお仕事をしているからこそ、みんなの思いを叶えれる存在でもあるから、実現しようと!

う:なるほど!自分だけじゃなくて、みんなの欲しいものを叶えてあげたいっていう気持ちが強かったんですね!

餅:やっぱり強かったですね。

う:「Moturé」ってどういう意味なんですか?

餅:More Trueっていう「もっとあなたらしく」っていう言葉から作った造語です。私は20代をずっと「自分らしさってなんだろう」を、悩み続けて模索して今30代になったんですけど、思い返せば、ファッションは自分の好きなものを着てきたなっていうのがあって。なかなか性格とか中身の「自分らしさ」を見つけるのは難しいけど、ファッションなら自分らしさが感じられる。「Moturéを着てる私は、私らしいな」と思える人がいてくれたらいいなと! 自分らしさを無理に見つけなくてもいいから、後押しするようなブランドになれたらという想いを込めてこの名前になりました。自分のイニシャルがMなんですけど、「Mの形が手を繋いでるように見えるね」ってスタッフさんと話していて。Moturéも応援してくれる皆さんと一緒に手を繋いでお洋服作っていきたいっていうマインドも入っています。そしてMoturéを着てくれたみなさんが、自分自身の気持ちとも手を取っていけたらいいなという想いも入っています。

う:今回ローンチしたお洋服のこの3型にした理由ってなんですか? こだわりは?

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Moturé Stripe Bow-Tie Tunic

餅:チュニックに関しては、「明るい色のストライプで、しかも大きいリボンみたいな商品を産みたい」ってもう作る前から頭にあったんです。顔周りがパッと明るくなって、 1枚で着映えもするし、パンツ・スカートを選ばないで着れるものってなったらやっぱりチュニックだなと思って! リボンが取り外せるので、「首の後ろで巻きたい」っていう子もいたりとか。バッグに巻いてリンクしてみたいとか♡ 髪の毛結んだ時のリボンにしても可愛かったです! 取り外した時も、シンプルになりすぎないように着映えするようなカラーにしてるので、色々アレンジして着ていただけます。

う:本当に着回しやすいアイテムだけど、映えて気分が上がるアイテムですね!

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Moturé Pleated Camisole Dress
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Moturé Asymmetrical Tiered Skirt

餅:ワンピースに関しては、私すごいケチな部分があるので、「1枚で1年中着れたらいいな」っていうのがベースにあって。キャミワンピースにしてインナーを変えれば、いくらでも着回せるって思って!スカートも着やすい総ゴムで、デザイン性もありつつ、甘すぎなくて大人っぽいものを作りました。ワンピースとスカートに関しては、本当に幅をしっかり大きめにとっていて、ゴムも後ろのギャザーもしっかり伸びるので最大149センチとか伸びます!公式では一応5L表記までにしてるんですけど、ラファモのチャグさんがワンピ着てくださったように、8Lの方でも着ていただけます。サイズ展開については、ノーマルサイズと大きいサイズも両方作っているのがこだわりです。「プラスサイズブランドだからこう」だけじゃなくしたくて!レギュラーサイズの友達と同じ目線で、「この服、可愛い! これお揃いにしよう~」みたいな話が出来るようにしたいんです。

う:ブランドをローンチして、 3週間ぐらい経ったと思うんですけど、反応はどうですか?

餅:ありがたいことに沢山の反応いただいてますね! 中でも嬉しいと思ったのが、DM自体も初めての50代の方からのメッセージです。「ずっとこういう今っぽいお洋服を着てみたかったけど、自信がなくて…でも今日着てバレエを観に行きました」「すごく着やすかったし、何より、私でもこういうのを選んでいいんだっていう自信につながりました。これからも楽しみにしてます。」っていうお言葉をいただいて、作ってよかったってすごく思いましたね。

う:一歩を踏み出すキッカケになれるのって嬉しいですよね! どのアイテムを選んだかわからないけど、きっとその人はもう一回、好きな色を選ぶことができるじゃないですか。

餅:そうそうそうそう!! 私の中で「諦めない」って大切にしてて。諦めることで止まっちゃう感情ってあるじゃないですか。可愛いって思う衝動だったり。抑え込んでる気持ちとか。今の時代って多いと思うんですよ。それを動かしたいっていうのがMoturéの本質なんです。それが実際に起こってたからめちゃくちゃ嬉しくて。「お出かけが楽しくなった」って言われたら何より嬉しいんです!

う:本当にまだ始まったばっかりなのに、すごいですね。いろんな人の人生を変えているというか!

餅:たくさんの方が手に取ってくださって本当にありがたいです。でもまだまだ、新参者なので、学んでいくことが多いなと思ってます!

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@la farfa

う:インスタグラムのストーリーズのアンケート機能を使ったり、みんなが何が欲しいかとかすごい聞いてるなって見てるんですけど、次回のアイテムは進んでますか?

餅:進んでます。7月・8月あたりに出せるものがあって、トップスを4、5型ぐらい作ってます。トレンド感のあるレースやドットを取り入れて。大人の方でも可愛らしくカジュアルに着れるようなイメージです。第一弾のワンピースとうぃさんが着てくれているスカートに合わせやすいトップスを全部作ってます。

う:なるほど!! ここからさらにコーデが完成していくんだ!!

餅:やっぱりこの長い夏を皆さんになるべく楽しく過ごしてほしいので、夏物をとにかく着れるように出す予定です!!

う:今後Moturéでどんなことをしていきたいですか?

餅:すごい将来的な野望ですけど、実店舗持ちたいですね! 休みの日とかに買い物行こうって思うんですけど、プラスサイズを買える場所ってまだまだ限られてるじゃないですか。レギュラーサイズだったらウィンドウショッピングをしながら、「あれも!これも可愛い」っていろんな店舗をはしごしてあの店にしようっていう楽しみがあるけど。まだそれがプラスサイズで少なかったりするので、それをいつか変えられるようにしていきたいです。

う:夢は広がりますね。

餅:広がりますね! 大きくしていきたいです。みんなのためにも!

う:餅田さんご自身の今後の目標ってなんですか?

餅:私はファンの皆さんのことを「もちだち」<餅田と友達>みたいなイメージで呼んでるんです。親しみやすさを大事にしたくて! だから結構、街でもファンの人に声をかけてもらった時に、初めましてでも「え! 久しぶりー!! 元気だった??」みたいな会話をする感じの人でいたいなって思ってます!もっと親しみやすく、みんなの近くにいれるようなタレントさんとして歩んでいきたいですね。

う:オープンな存在でいたいんですね!

餅:そうですね! 街で会ったら「餅田さん」とかじゃなくて「よ! もっちー」ぐらいで呼ばれたいです!

う:最後にla farfa読者にコメントをお願いします♡

餅:ラファーファモデルさんとか、読者のみなさんのSNAP企画とかを見てるとすごい幸せな気持ちになるんです! おしゃれを楽しんでいる皆さんの姿を見て、私自身も自信が湧いた一人というか。みんなが多種多様で、みんな自分らしさを、たぶん日頃悩みながら見つけたり試行錯誤して今探していたりする。その姿を見て、私もすごい勇気が湧いています。今回のMoturéもそんな風に、みんなの力の一つになれたらと思っているので、アイテム見ていただけたら嬉しいですし、それこそ「こんな服が欲しいとか」をMoturéはどんどん取り入れていきたいと思っているので、意見をいただけたらさらに嬉しいです!

う:もうみんなもちだちですね。

餅:そうですね! もちだちです☆彡 うぃさんも読者のみなさんも、もちだちです!

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餅田コシヒカリプロフィール
1994年4月18日生まれ、宮城県出身。愛らしいキャラクターと親しみやすい存在感で、バラエティー番組やトーク番組を中心に活躍するタレント。 YouTube「餅田コシヒカリチャンネル」では、メイクやファッションを中心とした動画を発信し、等身大でポジティブなライフスタイルや、自分らしさを大切にする姿勢が多くの支持を集めている。体型や既存の価値観にとらわれずファッションを楽しむ発信が共感を呼び、同世代女性を中心に支持を拡大。自身の感性やリアルな声を反映したスタイル提案にも定評があり、今回アパレルブランドのクリエイティブディレクターとして新たな挑戦をスタートした。


Photographs/Tatsuhiro Haraji
Hair&Make-up/mai(nord)
Edit&Text/Ui Ando

※Moturé以外の着用アイテムはモデル私物です

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